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とっくりネックウォーマー

このハンドメイドについて

とっくりセーターの首元を切り取ったような、シンプルなデザインのネックウォーマーです。 男性でも着られるデザインなので、彼氏や旦那様へのプレゼントにいかがでしょうか。

材料

  • 並太毛糸(棒針7~8号、かぎ針5/0号)
    40g(約78m)×2.5玉

道具

  • 棒針8号×3
  • 棒針6号×4
  • 棒針4号×2
  • なわあみ針6~8号×1
  • かぎ針7~8号×1
  • 毛糸針、ハサミなど

作り方

1

編み図その1。 首のとっくり部分+身ごろ片面分になります。 編み図どおりに編むと、ちょうど袋編みと同じ状態になります。

2

編み図その2。 袋編み状態の目を取り分けた、完成形の編み図になります。

3

棒針6号で、いわゆる「ゴム編みの作り目」を100目作ります。

4

作り目を輪にして、とっくりの長さだけ1目ゴム編みを編みます。

5

詳しい手順は、「1目ゴム編みの輪編みの作り目」をご覧ください。  http://atelier.woman.excite.co.jp/creation/17424.html

6

とっくり部分で糸を継ぐ場合、表目から2本取りで編み始め、5~10目ほど編み、表目を編み終えた後1本取りに戻します。 糸端は表側(とっくりを折ったとき内側になる)に出します。

7

とっくり部分を編み終えたら、輪になっている目を交互に、棒針4号へ移します。

8

棒針6号で、奇数目を浮き目、偶数目を表2目裏1目のゴム編みで編みます。 片面50目なので、表表裏の順で編み始めます。 片面を編み終えても、まだ裏返さないでください。

9

最後の目を左増し目(裏目)し、縄編み針に取り置きます。 この目は、肩と首の継ぎ目の穴を塞ぐためのものです。

10

巻き目を1目作ります。右側(編地側)の糸が上になるように巻くのがポイントです。

11

縄編み針に取り置いた目に裏目を編み、この裏目を巻き目のようにねじります。左側(糸玉側)の糸が上になるようにねじるのがポイントです。

12

右上の巻き目と左上の巻き目を1組として10組、(最初の巻き目2目を含めて)計20目作ります。目を作り終えたら裏返します。 この巻き増し目が、(左)肩のラインになります。

13

巻き目の1番目を浮き目で、2番目を表目で編みます。 巻き目(肩の幅)を増やす場合でも、編み始めの2目は必ず、「浮き目・表目」にしてください。

14

巻き目の奇数目を浮き目、偶数目を表2目裏1目のゴム編みで編みます。 巻き目は9組+1組なので、表表裏の順で編み始めます。この順で編めば、首元の部分と模様が同じになるはずです。

15

10~16と同じ要領で、首元(背側1段目)と反対側の肩(右肩)のラインを編みします。

16

そのまま続けて、首元(胸側2段目)を10の要領で編みます。

17

肩(編み終わり側、左肩)の2段目は、奇数目は普通に浮き目、偶数目は巻き目のねじれをゆるめながら、表2目裏1目のゴム編みで編みます。

18

段の最後の目は必ず裏目で編み、裏返します。

19

今度の段は、身ごろ胸側を裏から編む段になります。 (糸を向こう側に置いた)すべり目で、続けて2目編みます。

20

そのまま続けて、奇数目を表1目裏2目のゴム編み(表側から見ると表2目裏1目のゴム編み)で、偶数目をすべり目で編みます。

21

最後から2番目は必ず裏目で編み、最後はすべり目で編んで、裏返します。

22

今度の段は、身ごろ胸側を表から編む段になります。 1番目は浮き目で、2番目はすべり目で編みます。

23

そのまま続けて、奇数目を浮き目で、偶数目を表2目裏1目のゴム編みで編みます。

24

20~25を繰り返します。角が丸くなるよう、適宜目を減らしながら編んでください。 目が減ると袋編みしにくくなるので、目を減らす前に棒針8号に目を取り分けると良いでしょう。

25

編み終わりは伏せ止めにします。

26

身ごろの背側を編みます。 編み始め側の(右)肩の作り目を、棒針8号に取ります。 その続きから、18~27と同様に編みます。

27

糸端を始末して、完成です。

28

目数や模様は、お好みで自由に変えていただいて構いません。 また、胸側と背側の長さが違っていても特に問題ないので、お好みの長さで編んでください。

このハンドメイド作品を作るときのコツ

袋編みに慣れていないと、浮き目にする目を間違って編んでしまうと思います。 1つの目を編む前に、右側の針を手前、左側の針を奥へ引っ張り、中空になっているかどうか確認すると良いでしょう。