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お直し*ズボンの丈上げ ダブル編

このハンドメイドについて

新しくスーツを購入した時、必ずするのが丈上げですね。別途丈上げの料金を取るお店がほとんどでは?この技術をマスターすれば、節約になりますよ!さあ、浮いた1000円で何買いましょ?(笑) シングルの丈上げも、アトリエで公開しています。http://atelier.woman.excite.co.jp/creation/2858.html ご質問はお気軽にコメント欄へどうぞ♪ http://sewingblog.exblog.jp/

材料

  • 丈上げするズボン
    1本
  • 同色のミシン糸
    適宜
  • しつけ糸
    適宜

道具

  • ものさし、チャコ、ハサミ
  • まち針、縫い針、ミシン

作り方

1

実際に履いて、丈上げする位置を決めます。ベルトをつけて測った方が正確です。 出来上がり線にまち針などで印をつけます。

2

ダブルは折り返ししているので、図の様な仕組みになります。それぞれチャコで印をし、②と③はしつけをします。 実際に出来上り線で谷折り、折り山線で山折りしてみるとわかり易いです。

3

もし、お手持ちのズボンが裾に向けて極端に細くなっている場合は、折り山線で折ると、幅が足りなくなってしまいます。その時は、脇線を少しほどく必要があります。詳細は画像を確認してね。

4

断ち切りで裁断し、ロック(または縁かがり)をします。 裁断した布は捨てないで!

5

裏へひっくり返して、折り山線で折ります。アイロンをかけ、ロックをかけたところに、大ざっぱにしつけをかけます。

6

また表にひっくり返して、しつけの所(出来上がり線)で折り曲げます。3.5cmの折り返しになります。

7

靴ずれをつけます。(下記メモ参照) 新品の場合、ポケットに靴ずれの形をした布が2枚入っている事があります。無ければ3で裁断した残布で作ります。(次の工程へ)

8

6で、靴ずれがなかった場合は、図を参考にして、新しく作ります。 縫い代部分をアイロンで折ります。

9

図の様に、後ろズボンの中心に靴ずれをまち針でとめます。

10

裏へひっくり返して、靴ずれを表から縫います。

11

まつります。しつけを取ります。

12

折り返しが浮かないように、ズボンの脇(縫い目のところ)2か所に糸かスナップボタンで、止めます。 出来上がり♪

このハンドメイド作品を作るときのコツ

◎ズボンの幅が裾にむけて細くなっている場合、少しややこしい作業が入ります。工程③で説明は入れていますが、わかりにくい場合は小さい紙などでズボンの裾の形を作り、折り返してみるとわかり易いかと思います。 ◎工程6・靴擦れをつけることにより、布の擦り切れを防ぎます。