津軽こぎん刺しのがまぐち

こぎん刺しといったら、がまぐちでしょう･･･と言えるかは分かりませんが（＾＾）一度作ってみたかったアイテム。完成品の写真を会社で見せたら、真っ先にお嫁入りが決まった作品です。私は両面とも刺繍してますが、片面は糸と同じ色の無地生地でも良いかも。モドコ（模様）は『シマダ刺し』です。

材料

型紙の大きさより５mm程大きく生地を切る。（刺繍すると縮むので）

しつけ糸でまわりをまつる。（刺繍する時にほつれやすいので必ず）

こぎん刺しをする。仕上がり寸法より少し広めに。

型紙をもう一度当て、今度は型紙の大きさに合わせて切る。裏地も型紙の大きさに切る。

刺繍をした表地と裏地をそれぞれ中表にして、金具にはさむ部分以外を縫い合わせる。

表地は中表のまま、裏地を外表にひっくり返して表地の中へ重ねる。

片側ずつ表地と裏地を重ねて金具にはさむ部分を縫う。片方は３cm程の返し口を空けておく。

返し口からひっくり返し、ボールペンの柄などで形を整える。返し口を目立たない糸でまつる

がまぐち金具の溝にボンドを流し入れる。多すぎると後ではみ出すので気をつけて。

縫い合わせた開口部を金具の溝にはめる。ずれないよう、中心を合わせて入れてから左右を入れる。

麻紐(or紙より紐）をその上から溝に押し込むように入れる。これできつくなり、外れにくくなる。

ボンドが乾いたら、完成。お疲れ様でした（＾＾）

広い面積にこぎん刺しをすると、上手な人でも必ず寸法が縮みます。仕上がり寸法より少し大きめに生地を切って刺繍し、後に切り直して調整したり刺繍してない生地をそれに合わせて切ると失敗がないと思います。

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