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ストローアート 「シャチ(Orca)」

このハンドメイドについて

 名古屋城などで有名な鯱鉾は仲の良い夫婦で、火除けの鴟尾(しび)が変化したお城の守り神でもあります。そして、これは海外で読者統計40万に上る私の作品の中で一番人気があるものです。吸管造型工芸は、台湾でシュロ細工の素材をドリンクストローに替えて作り始めたのが最初のようですが、海豚(イルカ)が鯱鉾に似ていることに気付きアレンジしました。シュガーキャンディーのブーケのようにカラフルにたくさん作って、パーティーなどで好きな色を選んで貰ってプレゼントするのもいいですね。

材料

  • フレックスストロー(6㎜径)
    1体に1本
  • 動眼(3㎜)
    1体に1対(2個)
  • GPクリヤー(ボンド)
    1つ

道具

  • 先が利くクラフト鋏

作り方

1

蛇腹の部分を除き、ストローをフラットに押しつぶします。

2

資料にカット図がありますから、参考にしながら切って下さい。 鋏で1/5の幅で蛇腹まで切ります。

3

蛇腹の際まで切り進んで下さい。

4

同じように反対側も切って4本にします。

5

スティック部分になる折り筋のある1本は避けておき、もう一本を芯にして平らなものを写真のように結んで行きます。

6

しっかりと結びます。

7

6と対称になるように反対側も芯に結びます。

8

写真のように下に揃えます。

9

両方を結び目の際から上に折り返します。

10

芯が伸びている方向に折り紙のようにきっちりと折り倒します。

11

5と同じように結びます。

12

7と同じように向こう側も対称に結びます。

13

段が1つ出来ました。

14

9-13を繰り返すと、写真のように段が出来て行きます。4段で結べなくなります。

15

残った部分にヒレを切り取ります。

16

写真のように切り込みを入れます。

17

蛇腹の部分を曲げて上に持ち上げます。

18

尾びれを切ります。

19

写真のように切り込みを入れます。

20

口から出ている余分な芯を切り取ります。

21

ボンドを本体の方に付けて、動眼を置き貼りつけます。

22

カラフルにいっぱい作ってください。

このハンドメイド作品を作るときのコツ

縦に細長く切る時にバリが出ないように注意して切ってください。 「折り巻き止め」の繰り返しに慣れると楽に作れるようになります。