2wayショルダーバッグ

この巾着は、ひもで閉じると1枚目の写真のようになり、開いてバッグの外にかぶせると、2枚目の写真のようにふたになります。そんなところから“2way”と銘打ってみました。

材料

作り方は、説明とあわせて編み図でご確認くださいね。

生成りリネン糸を2本どりして、バッグの底から編みはじめます（バッグ口の巾着以外はすべて2本どりで編みました）。

ちなみに色糸の部分は、『色糸1本』＋『生成りリネン1本』の2本どりにしています。

底はくさりの作り目で、29目作ります。それ以降は、編み図のように、7段目まで増し目しながら編みます。

8～36段目までは目数の増減なく、編み図の表にあるように途中で糸の色を変えながら編みます。

★バッグ口の巾着をつけるために、33段目だけは、前段のこま編みの頭の手前側1本だけをすくって編みます。

36段目まで編み終えたら、続けて片側のひもを編みます。もう一方のひもは糸をつけて編みます。ショルダー編み図の位置参照。ひもの長さは、このときに編む段数で調節してくださいね。

ひもが2本編めたら、編み終わりどうしを巻きかがりでとめます。

ショルダー編み図のように、両側とも、巻きかがりをしたあたりから糸をつけて、ひもと本体を続けてぐるりと一周、こま編みでふちを編みます。

最後に、バッグ本体の裏側から糸をつけて、バッグ口の巾着部分を編みます。このとき、巾着部分は青グレー糸を1本どりで編みます。

33段目裏の横糸（33段目表のこま編みを編むときにすくわなかった1本）をひろって、巾着用の方眼編みをします。

巾着部分編み図を参考にしてみてください。方眼のマス目が48個できます。 14段目まで編んで終わります。

巾着ができたら、同様に青グレー糸を1本どりで、巾着のひもを編みます。くさり目140目を編んで糸処理したものを2本作り、それぞれ巾着の方眼の14段目のマス目に通して端を結びます。

今回ちょっと工夫してみたバッグ口の巾着。やってみるとなかなか便利なので、他にも応用してみたくなります。わたしのHPでいろいろな編み図をアップしていますので、よろしければのぞいてみてください。「Ronique」 http://www.ronique.net

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