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レース編み糸バッグ(大)

このハンドメイドについて

【写真右のタイプです】 編んでいる最中に糸玉が転がらないように、編み糸バッグを作りました。 巾着付きのワンハンドルトートです。 レース針ポケットと小物ポケットがついています。 持ち手真ん中がスナップで外れるので、適当な場所にぶらさげて使うこともできます。 (*2011-08-02改訂版に差替) (*2011-08-04改訂版に差替 図案の寸法抜け訂正) (*2011-08-04 作り方手順に図解を追加。手描きで、書き直しの後が見苦しいですが、参考にしてください)

材料

  • 表布
    W42×30cm
  • 内布
    W44×39cm
  • 紐(直径3mm)
    1m(50cm×2本)
  • リングスナップ
    1組

道具

作り方

1

製図の通りに裁断します。 *写真と製図は、持ち手の幅だけ異なります。

2

【外袋側面にポケットをつける】 ポケット(製図⑨、⑩)の入れ口と両脇を、三つ折りにしてアイロンで押さえます。 入れ口にステッチをかけます。

3

外袋側面(①)の適当な位置に、底の縫い代を揃えて配置し、縫いつけます。 編み針用のポケットは、針が2本入るように、真ん中に仕切りのステッチを二重に入れます。

4

【外袋を作る】 外袋側面(製図①)を中表に折って脇を縫い、縫い代を割ります。 外底(製図②)と中表に合わせ、縫い合わせます。

5

【中袋を作る】 外袋と同様に、中袋側面(製図⑦)も中底(製図⑧)と縫い合わせます。 ただし、脇を縫うとき、返し口を7cmほど縫い残します。

6

【口布の巾着を作る】 口布(製図⑤、⑥)どうしを中表に合わせ、両脇を縫います。 *上端から5.5cmが縫い止まり位置です(ここより上は縫いません)。

7

縫い代を割ってそれぞれ三つ折りにし、ステッチで押さえます。 縫い止まりのところに、補強のステッチを入れておきます。

8

入れ口の縫い代3cmを、端から1cmで一折りしてから、仕上がり線で折ります。 口まわりにミシンをかけて、紐通し口を作ります。

9

【持ち手を作る】 持ち手(製図③、④)は、先端の縫い代を折ってから、四つ折りにしてステッチをかけます。 *ごろつきが気になる場合、先端の縫い代の角をカットしてください。

10

【どんでん返しですべてを合わせる】 外袋を表に返し、持ち手をミシンで仮止めします。 その上に、さらに口布を中表にかぶせ、ミシンで4ヶ所仮止めします。

11

内袋を裏返し、外袋を中に入れます。 口まわりを縫います。 (内袋と外袋が中表に合わさって、 間に持ち手と口布が挟まった状態になります)

12

返し口から表に返します。 見返しを内側に折って、アイロンで押さえます。 内袋上端から2mmの位置に、押さえのステッチを入れます。

13

【仕上げ】 返し口をまつります。 持ち手にリングスナップをつけます。 紐通し口に紐を通して結べば、完成です。

このハンドメイド作品を作るときのコツ

丸底と側面を合わせて縫うところも、焦らずゆっくり縫えば、そう難しくはないと思います。 これはどんでん返しにしましたが、外袋と内袋を外表に重ねて縫い合わせる方法でもできます。