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余り糸で! スタークロッシェ編みのコードテープ

このハンドメイドについて

アトリエにてスタークロッシェ編みを知り、作品を編んだ後の余り糸で出来るかな、と思い編んでみたら丁度いい感じにコードテープが編めました。 余り糸の処理にも最適ですw

材料

  • 余り糸(太めの夏糸が最適)
    少量
  • 余り糸(上記より細目だと良しかと)
    少量

道具

  • 編み針
  • 閉じ針

作り方

1

本体は編み針で言うと6~8号相当の太さの余り糸だと丁度いい太さで出来上がります。 ボタンはそれよりも細い、3号相当の太さの余り糸を使用しました。

2

好きな長さでスタークロッシェを1段編んでほぼ終わりなのですが、途中変えてあるので編み方が解る方は10まで進んでください。 編み方が解らない方は次へ

3

鎖編みで作り目。 偶数になる様に、糸の残量を考慮しつつお好きな長さに編んでください。

4

そこから更に立ち上がりの鎖編みを3目編みます。

5

立ち上がりの最後の鎖目から一つ開けて、筋編みの要領で鎖5個分、糸を引き抜きます。

6

5の作業が終わった後、新たに糸を持ってきて、一気に引き抜きます。

7

鎖編みを1つ編みます。

8

写真を参考に、作り方7の鎖編みで出来た穴(写真番号1)と、作り方5で引き抜いた最後の糸(同2)と、作り方5で最後に使った部分の鎖編み(同3)、

9

更に作り目の鎖編みから2目分(写真番号4と5)引き抜き、鎖編みを一つ編みます(工程7と同じ)。 工程を文字数の関係で分けましたが、8と9の作業は続けて行います。

10

工程6から9までを繰り返して終りまで編みます。 最後は鎖編みが1つ余ります。

11

通常ならここで中長編みをするのですが、見栄え重視という事で細編みを最後の鎖編みに編みます。 ここでスタークロッシェ編みの半分が出来ました。

12

裏っかえして立ち上がりの鎖編みを1つ、続けてスターの中心(工程7で出来た鎖の穴)に中長編みを2目編みます。 通常のスタークロッシェ編みだと立ち上がりは鎖2目です。

13

工程12と同じ様に、最後までスターの中心部分に長編みを2目ずつ編んでいきます。

14

最初の立ち上がり部分の端にふせ編みをして、本体部分終了です。 ちょっと長めに糸を残して糸を切ります。 ※ 本来ならふせ編み部分は中長編みで、その後次の段に入ります。

15

かぎ針から閉じ針に変え、糸を潜らせつつスター2つ目あたりの中心から糸を出します。 スター2つ目くらいまでがテープの摘み部分になります。

16

糸を出してきたところです。 ここからボタンを留める部分を編んでいきます。 再びかぎ針用意です。

17

糸を出してきた根元付近に針を通して、糸を持ってきます。

18

そこから鎖編みを9目くらい編みます。 本体につけるボタンの大きさによって鎖編みの長さは調節しましょう。 ちょっとキツイくらいが丁度良いです。

19

工程16の、糸を出してきた部分付近にふせ編みをして、ボタンの留め具完成です。 糸を引き抜いて糸処理をしましょう。

20

糸処理をしたところです。

21

ボタンを編みます。わの作り方で細編み6目、2段目で倍に。3段目は増減無しで編み、4段目は細編み2目1度で減らして6目に。中に友糸(他糸でも可)を適量詰め込み、穴を閉じます。

22

本体の鎖編みの留め具が無い方の端にボタンを縫い付けて完成です! 縫い付ける時は本体の糸が余っていたらそれを使っても良し、同色の縫い糸で縫い付けても良し、です。

23

実際に使ってみたところです。 過去にUPした布製と違ってこちらは摘み部分があります。 テレビなどのコードをまとめた際はこの部分を摘まんでコードを持ち上げて掃除したりできます。

24

摘み部分が要らない場合は、14でふせ編みをした後に鎖編みで留める部分を編んで完成させると良いかと。

25

ボタンの中に今回は糸を入れましたが、綿でもOKです。 ボタンを編まなくても要らないボタンを使っても良いかと思いますw

このハンドメイド作品を作るときのコツ

太めの糸を使って編むと丁度いい幅のコードが出来上がると思います。 ボタンは同じ糸で編むと大きくなるので細い糸で編むと丁度いいかと。 スタークロッシェ編みで検索すると他にも出てくるので解らない方はそちらを参照で……。