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お直し*ズボンの丈上げ シングル編

このハンドメイドについて

お直し第三弾♪ズボンの丈上げ(裾上げ)です。 私は、「丈上げって、丈を折ってまつればいいんじゃないの?」と考えました。 ところが実際に丈を折ってみると、あれれ?幅が足りない(?_?)・・・そうなんです。ズボンによっては、裾に向けて幅が細くなっているんですね。こんな時、どうすればいいの・・・?疑問解決です♪  (追記・ズボンによっては裾に向けて幅が太くなっているものもありますね。その場合も大丈夫♪メモ欄をご覧下さい)

材料

  • 丈上げが必要なズボン
  • ズボンと同色のミシン糸
  • リッパー又は目打ち
  • ミシン

道具

  • ロックミシン(ミシンの縁かがりで代用可)

作り方

1

ズボンの試着をし、何センチ丈あげをするのか、測ってください。消えるチャコペンで表に仕上がり線をかきます。(ウール生地の場合は、しつけ糸で印をつけてください)

2

裏へ返します。出来上がり線で折り、アイロンをかけます。大抵のズボンは裾に向けて幅が細くなっているので、ヘム部分を普通にまげると幅が足りなくなります。(※補足:下記メモ参照)

3

縫い代をほどいてみると、これだけ足りなくなることがわかります。脇の中心線から左右2mmずつ、反対側と合わせると、計8mm足りません。折り目をつけた裾を元に戻します。

4

ズボンを脇線で揃えます。写真のズボンは、ヘム幅が3.5cmだったので、出来上がり線から3.5cm下に線をひきます。ロックミシンをお持ちでなければ、線のところで裁断します。

5

写真のように、ヘム幅の脇線にあたる部分から、工程3で足りなくなった幅の分(この場合は2mm)、外側に印をつけ、出来上がり線から斜めにチャコペンで線をつなげます。

6

出来上がり線より5cm上から縫い目にそってミシンをかけ、仕上がり線から5で書いた線通りに縫います。元の縫い目をほどき、縫い代をアイロンで割ります。

7

ロックミシンをおもちの方は、工程4で書いた線のところに、ロックミシンをかけます。裁断してある場合は、ミシンで縁かがりをします。

8

表に見えないようにまつります。出来上がり♪♪

9

「補足」ウールのように厚手の生地の場合や、縁がかりがない場合は、手縫いで”千鳥がけ”をするといいです。

このハンドメイド作品を作るときのコツ

①今回のズボンはほんの少しの丈上げでしたので、実際に丈を折って足りない分を測りましたが、最初から簡単に数値を出す方法があります。詳細はブログまで→http://sewingblog.exblog.jp/9361406/ ②フレアーパンツなど、裾に向けて広がっているものは、出来上がり線で折り曲げると端が余りますね。その場合は工程⑤で余る分を内側に印をして縫って下さい。