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ママのための★ミニポシェット★

このハンドメイドについて

ママバッグって結構かさばるけど、中身は全部必需品。 公園・支援センター・お買い物など、お出かけした時にママバッグはベンチやロッカーに置いたまま、貴重品だけ身につけて子供と遊べるように作りました。 動きやすい様に両手が使える小さめのポシェットです。内ポケットは使いやすいマチつき☆バッグの中に入るのは携帯電話・デジカメ・お財布程度です。 使わない時にマチ部分をスマートにたたんでママバッグにしまえるよう、工夫しました。

材料

  • 表地
    適量
  • 裏地
    適量
  • 接着芯
    適量
  • ひも
    1m程
  • 留め具
    1組
  • 装飾用レース
    お好みで

道具

作り方

1

中身はこんな感じ。 作品は、普通の携帯・古めのコンパクトカメラ・二つ折り財布(画像は空の財布です)が入ります。 サイズは約18cm×16cm×マチ6cmです。

2

生地を裁断します。 作品はネルを使用しました(中厚手くらいかな)。 お好みで本体とフラップの表布に接着芯を貼ります。

3

ひもは15mm幅のアクリルテープを約1m使用しています。 ひもにレース等の装飾をつけたり、共布を使う場合は先に作っておきます。 長さ調節機能はあえてつけません。

4

お好みで表地に装飾をします。 作品はシンプルにフラップ中央にレースを縫いつけただけです。

5

作品の留め具は、差込み金具を使用しているので、留め具付けは最後の作業です。 面ファスナーを使う場合、ここでフラップの裏地に縫い付けておきます。(つけるのは柔らかい方)

6

フラップを作ります。 中表に合わせて、画像に色をつけた部分を縫います。 カーブ部分の縫い代に切れ込みを入れて…。(もっと細かく入れた方が仕上がりがキレイです)

7

表地の縫い代をアイロンで倒した後、表に返してアイロンをかけ、ステッチ。

8

フラップの両端にひもを縫い付けておきます。

9

ポケットを作ります。 まず、入り口の縫い代2cmを三つ折にしてステッチ。 その後、他の3辺は端処理をして裏側に折り返しておきます。

10

分量外ですが、私はよく自作のバッグに小さなポケットをつけます。 これは、100円玉用。 返金式のロッカー・子供用キャラカートなどを使う方は便利ですよ♪

11

マチ付きポケットは、中身を入れた時にバッグの歪みがなくてスマートです。 図のように畳んで、アイロンをかけます。左右ポケットの大きさは変えてもOK。 6.5cmは携帯サイズです。

12

マチの折った部分のキワに、入り口から2~3cmくらいステッチを入れます。 こうすることで、ジャバラのようなマチの形が維持されます。 画像は中央部分のマチです。

13

このマチを折った状態で中心に印をつけ、裏地の中心に合わせます。 上から5cm(縫い代含む)底からは約1cmの位置につけています。 ミニポケットをつける場合は、先に縫い付けます。

14

まず、外側3辺を縫います。サイドはマチを縫いこまないように。底部分はマチをしっかり折った状態で。 最後に左右ポケットの間を底から入り口に向かって縫います。

15

サイド・中央を縫う時、ポケットのじゃばらは折った状態で縫うと位置がずれにくいです。が、じゃばらを縫いこまない様、細心の注意を! 難しい場合は、ズレに注意しながら少し開いて。

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本体にフラップをつけます。 まず、本体裏地のポケットがある側とフラップの中心を合わせ、中表に重ねます。その上に表地をさらに中表に重ねます。

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そのまま全部一緒に縫います。 この部分だけ縫い代2cmです。(他は1cm) 両端の紐の部分は返し縫い等でしっかりと縫います。

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表に返してアイロンをあてます。 こんな感じになります。

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ここからがちょっとややこしいので、マチ部分を最終的にどう折りたいのか、図で描いておきます。

20

まず、フラップに対して反対側の部分を1cmほど折り返してアイロン。 折った後は、表地の方が少~し長いかな?というくらいがいいです。

21

①表布を上にした状態で、②表布だけを半分に折ります。 ③折った表布をめくり、④裏布も半分に折ります。 ②と④はアイロンをあてて折り目をつけます。

22

ひっくりかえして裏布を中表に合わせ、マチ分(3cm)を中に折り込んだじゃばら状にして、アイロンをあてます。

23

表布はマチ分(3cm)で谷折りにしてアイロンをかけた後、裏布のじゃばらの間に入れ込みます。

24

この状態で両端を縫います。 しっかりアイロンで癖づけができていれば、途中まで普通に重ねて縫い、マチ部分に差し掛かってから、手順(22)の状態に整えるとキレイに出来ます。

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表に返すと、こんな感じ。 (表に返す時は、中表に合わさっている表布の間に手を入れてひっくり返します。)

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中はこんな感じ。底のマチ部分と内ポケットの様子が分かるでしょうか? マチはサイドに三角状で立ち上がっています。

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底から見るとこんな感じ。 底は四角というより、少し楕円形っぽくなります。

28

このマチにこだわった最大のポイント。 中身を入れないときは、簡単&キレイにマチがたたまれます。

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このまま仕上げてもいいのですが、今回もうひと手間加えています。 底部分(たたんだときに折れる部分)を折った状態で端にステッチを入れています。 (縫いやすい部分だけを縫ってます)

30

こうしておくと、底部分が少ししっかりするんです。 中身や生地にもよりますが、こうやって自立することもできます。 シルエットも少し変わってしまうのでお好みで。

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返し口を閉じながら1周ステッチをかけます。

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フラップつけ位置は、1cm程下部分にもステッチを入れます。(このために、フラップの縫い代を2cmにしてます。) ひも抜け防止とカバンの形を安定させるためです。

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上サイドをフラップつけ位置でじゃばら状に折り、上から3cmくらいまでステッチを入れます。 外側の2箇所だけでOKです。

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留め具をつけたら、完成。 面ファスナーの場合は、ここで硬い方を頑張ってつけます。

このハンドメイド作品を作るときのコツ

説明は長いですが、作業自体は簡単です♪面倒でもアイロンを使った方が作りやすく、キレイに仕上がります。 お財布はいろいろなサイズがあるので、設計図には好みの大きさで作れるように、計算式を入れました。 100円玉ポケットは、浅いと中身が落ちてしまいます。(画像は浅すぎたので、マジックテープか蓋をつけようと思っています…) 生地にもよりますが、横4cm×縦5cmくらいかな。