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★こどものリュックサック★Sサイズ

このハンドメイドについて

何度か作っている子供用リュックサック。今回は1歳になったばかりの姪っ子用です。 裏地にキルティング生地を使うので、しっかりした作りです。 いつも適当に作っているので、この機会に型紙・レシピをまとめてみました。 サイズは、およそ縦24cm×横20cm×マチ10.5cm。幼児用お弁当箱が入るようにマチを大きめにとってあります。

材料

  • 表地
    適量
  • 裏地(キルティング)
    適量
  • バンド(20~25mm幅)
    80~100cm
  • ロングファスナー
    65cm以上(引き手3個)
  • 平ゴム
    30~35cm
  • 角カン
    2個
  • リュックカン
    2個
  • レースなどの装飾
    お好みで
  • バイアステープ(ワイドタイプ)
    1.5~2m
  • ドミット芯(裏地のキルティングでも可)
    適量

道具

作り方

1

2歳半の子供が着用しています。 1歳児には少し大きく感じるかも☆ お好みで調節してください。設計図にはマチを調節できるよう計算式を入れています。

2

ファスナーは100均の長くて引き手が3個以上ついているものを使っています。 前ポケット用に約25cm。 本体用は40cm。引き手を付け替えてダブルオープンファスナーにします。

3

バンドは25mm幅を使っています。 肩紐用に30cmを2本と8cmを2本。 持ち手用は、20cmを1本。(作品は共布を使っています) お好みでレース等で装飾しても。

4

裏地のキルティングには、オモテ面に印をつけておきます。 中心、ファスナー止まり・ポケット位置。 側面パーツ等も同様です。

5

肩ベルトを2本作ります。 30×12cmに裁断し、袋状に縫って中にドミット芯を入れます。(余っているキルティング生地でも可) 30cmの肩紐用バンドにつなげます。

6

方法の一つとして… ①中表に折って端を縫い、②縫い代を割り、中にバンドを入れて先を2cm程出します。③④ドミット芯を好みの厚みに折って重ね、画像のように縫います。

7

バンドを引っ張って表に返し、形を整えます。 画像のように、継ぎ目にステッチを入れます。 ベルトの中の芯がずれない様に全体にも縦にステッチを入れます。

8

両サイドポケットを作ります。 幅は側面パーツより6cm太く裁断。 下は側面幅に合わせてタックを入れて仮縫い。上はゴムを入れて側面幅まで絞ります。

9

詳しく説明すると・・・ サイドポケット上部は、レースを挟んでバイアステープを縫いつけ、裏に返してステッチ。バイアスの中にゴムが入ります。 (レースをつけずに太めの三つ折でも可)

10

下部分は端処理をして折り返します。 2ヶ所に1.5cmのタックを入れてアイロンをあて、数センチ仮縫いをしておきます。 画像では両端ですが、場所は中心でもOK。

11

画像は上部分にゴムを入れていない状態です。 平ゴムを入れて側面の幅になるまで絞り、縫いとめておきます。→手順⑧画像のようになります。

12

前ポケットを作ります。 下部分のマチを縫い、上にファスナーをつけます。 ファスナーの向きに注意して、左から右に開くようにつけます。 (マチはつけなくても可。より簡単です)

13

本体にポケットをつけます。 本体のポケットつけ位置にファスナーの片側を縫い付けます。

14

ポケット上部にマチをつけます。 ①画像のように本体を折り、②ポケットの縫い残した部分をファスナー側に倒します。 ③重なった所のファスナー部分だけを縫います。④表に返しました。

15

⑭の作業は面倒なので省略して、上のマチをつけずに作ってもOKです。 その場合、ポケット上部にかけて斜めに縫い代が大きくなるので、次の手順の縫い付け後にカットします。

16

裏地のキルティングを重ねて端から5mmくらいの場所を縫います。ポケットも揃えて一緒に。 仮縫い代わりなので、よれたりずれそうになったらすぐに針を止めて糸を切ります。

17

背面の裏地に内ポケットをつけます。 今回は、下部分の全面がポケットです。 生地はキルティングを避けて普通生地です。(ミシンのパワーがないため☆)

18

背面表地・裏地・内ポケットを重ねて、手順⑰と同様に端を縫い合わせます。

19

背面パーツに肩ベルトを縫い付けます。これも端から5mmくらいの位置を縫います。

20

肩ベルトの上に持ち手を重ねて縫い付けます。縫い代から出ているベルト部分はカットしておきます。 下部分には、角カンを通して輪にしたバンドを縫い付けます。

21

側面部分を作ります。 まず、ファスナーパーツから。 表地とファスナーを中表に合わせ、そこに裏地を中表に重ねて一緒に縫います。 表に返してステッチ。

22

両方にファスナーをつけたら、側面パーツと同じ幅になるようカットします。 この時、ファスナーが中心にくるようにします。

23

側面パーツのサイドポケットの位置にポケットを縫い付けます。 側面パーツを本体パーツに合わせて位置を決めます。 とりあえず、底面だけ縫っておきます。

24

ファスナーパーツの片方に持ち手をつけます。(なくても可) 共布を使っていますが、テープ等でも可愛くなります。 本体につける時に長さ調節するので、もう片方は後でつけます。

25

側面パーツ裏地・ファスナーパーツ・側面パーツ表地を画像のように重ねて縫います。 画像ではファスナーパーツに持ち手がついていませんが、持ち手付きの方を。

26

表に返し、ステッチを入れます。(画像の赤線) 次に青線部分を全体に縫いますが、側面パーツ側の端は10cmくらいを縫わずに残して。 ポケットの側面は、注意して一緒に縫います。

27

本体パーツ(前面・背面どちらからでも可)に側面部分を縫い付けます。 位置決めは、まず底の中心を合わせて。 最後は5~10cm程縫い残しておきます。

28

ファスナーつけ位置を確認したら、ファスナー部分の持ち手を適度な位置に縫い付けます。 (型紙の印は目安です。ズレが出るので、もう片方のファスナー位置を見て調節をします。)

29

①ファスナーパーツと側面の表地だけを縫い合わせます。 ②縫い代を側面側に折り、③側面パーツの裏地を折って重ねます。④表からステッチ。

30

裏はそのままでもOKですが、少しピラピラしているので、手縫いでまつっておくと仕上がりがキレイです。 その後、本体と側面の残りの部分を縫い合わせます。

31

ここで、一度表に返して縫い目を確認します。 特にサイドポケットのゴム部分・タック。裏なら持ち手・肩紐あたり☆ ③は失敗例です☆今ならすぐに直せます。

32

もう片方の本体も縫い付けたら、また表に返して縫い目を確認し、仕上げの端処理をします。 ジグザク縫いでもいいけど、バイアスでくるむとキレイです。

33

肩ベルトにリュックカン・角カンを通します。 画像左のようにしてもいいけど、右のようにひねりを入れると背負った時に体に添います。(手順①の画像、わきの下辺りに注目してみてください)

34

紐は、通すだけでも使えますが、紐の先が垂れていると汚れやすいです。子供はどこでもしゃがむので☆ 画像のように通して長さを調節し、赤線のあたりで縫っておきます。

35

Mサイズのレシピはこちら。 http://atelier.woman.excite.co.jp/creation/28732.html

このハンドメイド作品を作るときのコツ

キルティング生地の重なる部分が厚くなるので、厚手用のミシン針を使ってください。 ミシンは、雑巾が縫えるくらいであれば大丈夫だと思いますが、結構厚手でも縫えるパワーが必要です。 私のミシンは、雑巾が上手く縫えません☆なので、内ポケットの素材を普通生地にして、角カンつきバンドとサイドポケットの位置が重ならないように、そして低速で縫うように気をつけています。