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家庭用ミシンでファスナー付け

このハンドメイドについて

家庭用ミシンで、手際よくファスナーつけを出来ないかな?と思い、 手順を写真に撮っていきました。 ムシの部分や金具がミシンに引っ掛かりそうになったり、 裏布だけ手縫いだったり、なかなか難しいですよね。 今回は、裏布つきの、ちょっと大きめのバッグを作りました。 裏布もいっぺんに縫いつけられますので、ポーチなどでも使ってみてください。 cherin-cherin: http://chelin-chelin.shop-pro.jp/

材料

  • ファスナー
    付けたい長さよりも2cm以上長いもの
  • ファスナーの留め金具
    1個

道具

  • ファスナー用ミシン押さえ金
  • ペンチ(丈夫なもの)

作り方

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今回は、こんな感じのバッグの上部にファスナーを付けていきます。 裏布もつきます。

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ファスナーを付ける向きを、本体と照らし合わせて確認してください。このバッグは表裏があり、表向きのときに右手で開けやすいようこの様に付けていきます~

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向きが決まったら、ファスナーを一杯まで開けて、このように当ててピンでとめておきます。ムシの始まり部分を開き止まりに合わせてください。ファスナーは裏を向いてます。

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その上に、裏布を中表に当ててしつけしておきます。

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もう片方も、同じように合わせてしつけしておきます。今回、縫い代を5mmで型紙を作ってあるので、そのように縫っていきます。

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ミシンで縫う準備です。今回、ファスナー用の押さえ金を使いました。針から右に5mmのところにマスキングテープを貼って、赤い印をつけておきます。拡大して見てください。

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テープの印に重ねた布の端をピッタリ合わせて、そこを頼りに縫い合わせていきます。必ず、ファスナー付け位置から付け位置まで返し縫を入れて縫ってください。

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「端から端」ではなく、「ファスナー付け位置から付け位置まで」縫ってくださいね。 (ムシ部分の始まりから終わりまでというか・・・) 結局ほどくことになってしまいます。

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縫い終わったら、このように一度ファスナーを閉めて向きや布の表裏が間違ってないか確認してみてください。

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問題なければファスナーをカットします。ファスナーを閉じて、開き止まりの位置にファスナー止め金具をぐいっと指で入れます。金具の足を少し開くと入れやすいです。

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このように裏側にツメがでてくるので、丈夫なペンチでがっちり折って倒して止めます。

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ファスナーのカット。1.5cmくらい残して、まず両側から途中までハサミ、ちょっと固い部分をペンチでカットします。ムシの金具は避けてカットしてください。この状態でねじると切れます。

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ファスナーの開き止まりより向こう側を縫い合わせます。ファスナー開き止まりから1cmくらい開けて縫ってください。金具がごろごろするので、金具付近は手縫いがおすすめです。

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ファスナー付近をアイロンで整えます。ファスナー終わりの部分はナツメ型になるので、ここもきれいにアイロンで整えておきます。

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金具を避けて、ファスナーをステッチで止めます。端から3~4mmのステッチがおすすめ。くれぐれも金具を縫おうとしないように注意してください(特に開き止まり付近・・・)

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ファスナーがついたら、ファスナーを開いた状態で袋布を線のとおりに縫います。裏布の脇に返し口をつくってそこから表に返し、最後にまつります。

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周囲を縫って表に返し、整えるとちゃんと裏布付きのポーチの形になります。今回はファスナー付けがメインなので省略します~

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ファスナー押さえがない場合、普通の留め金をファスナームシ部分に当てながら縫ってもできますが、縫い代が4mmそれ以下になってしまうので、専用押さえ金がオススメです。

このハンドメイド作品を作るときのコツ

今回は、ちょっと長めのファスナーを用意するのがポイントになっています。 (ちょっと手順が変わりますが、丁度の長さのファスナーでも作れますよ~) 止め金具は、ファスナー売り場の人に聞くと譲ってくれたりします。 袋の裏表や、ファスナーの向きが反対になってしまうことがあるので 手順どおり確認しながら付けてみてくださいね。 (わたしもやらかしました・・・w)