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カルトナージュの基本 長方形のふた付き小箱

このハンドメイドについて

カルトナージュの基本的な小箱の作り方です。 この作り方さえ覚えてしまえば、どんな箱だって作れちゃいます☆ もっともっと詳しい作り方は、こちらからどうぞ。 http://studiopacot.com/cartonnage/fabric-wrapped-square-box-tutorial-vol1/

材料

  • 2mm厚紙
    底とふた:60mm×100mm(2枚)
  • 2mm厚紙
    長辺の側面:30mm×100mm(2枚)
  • 2mm厚紙
    短辺の側面:30mm×56mm(2枚)
  • ケント紙
    60mm×100mm(3枚)
  • ケント紙
    27mm×100mm(2枚)
  • ケント紙
    27mm×56mm(2枚)
  • カットクロス(50×50cmくらい)
    箱の外側と内側で2種類
  • 装飾用のビーズやリボン
    お好みで

道具

  • 定規
  • シャープペン
  • カッターナイフ
  • はさみ(布用、紙用)
  • ボンド
  • ボンドを塗る筆
  • へら
  • 目打ち(ビーズを装飾する場合)

作り方

1

厚紙とケント紙を各サイズにカットします。

2

底に側面を貼っていきます。 まずは、長辺の断面にボンドを塗り接着します。 その後で、短辺の断面にボンドを塗って接着します。

3

布を、箱の高さ約30mmに対して10mmずつの折りしろを加えて、裁断します。余裕をもって外周を巻ける約370mm×50mmくらいのサイズです。

4

箱の外周に、ボンドで布を貼っていきます。 終わりの部分は、10mm程度残した状態で、余分な布をカットし、10mmをエッジに合わせて折ってから、接着します。

5

布の重なり合った部分をカットしてから、斜めにはさみを入れ、V字にカットします。

6

底に折りしろを貼ります。

7

次は、反対側ですが、手前の2カ所を底よりも浅めに挟みを入れてV字にカットします。 蝶つがいになる部分は、図のように5mm残してカットします。

8

蝶つがいを残した状態で、他の折りしろを箱の内側に貼付けます。

9

箱の内側と外側の底に布を貼ります。切っておいた60mm×100mmのケント紙が、箱の中にすっぽり入るよう切ってから、折りしろを10mmずつ加えた布を貼り、4隅をカットしておきます。

10

箱の内側にボンドをしっかり塗り、内側の底用の布を4隅を抑えながら少しずつ底へ到達させ、接着します。 へらを使って、角の部分もしっかりとくっつけます。

11

外側の底用の布は、折りしろを写真の様に貼ってから、箱の底に接着します。

12

次は、ふたを作ります。残っている2mm厚紙に10mmの折りしろを付けた布を貼り、STEP11のように折りしろを貼ります。

13

ふたを装飾する場合は、個々で行います。ビーズで作ったモチーフを付ける場合は、目打ちで穴をあけ、テグスを通し、紙の端切れなどを接着して置きます。

14

箱にふたを接着します。 写真のように、紙を敷いて、蝶つがいにボンドを塗ってから、ふたを付けます。

15

今度は、箱の内側に、蝶つがいの幅に合わせて切った布を貼付け、見えてしまう厚紙を隠します。 へらを使って、厚紙の断面部分の布が浮いてしまわないように、しっかりと接着します。

16

今度は、箱の内側の布を貼っていきます。 長辺用に切っておいたケント紙が、すっぽりと箱に収まるように横幅を調節してから、写真のように布を貼っておきます。

17

この様に箱に貼付けます。

18

短辺も、箱にすっぽりとケント紙が収まる事を確認してから、布を貼り、折りしろをすべて折って接着してから、箱にくっつけます。

19

最後は、ふたの裏側です。 ケント紙を少し小さめにカットしてから、写真の様に布を貼り、ふたの裏側に接着します。

20

お疲れさまでした。 これで、小箱の出来上がり☆

21

あとは、お好みでレースなどを巻き付けて、外周を飾ってもグッドです!!

このハンドメイド作品を作るときのコツ

・底やふたの裏などの生地を変えたい場合は、必要な分用意して下さい。 ・ボンドは薄くムラなく全面に! ・エッジを意識して布を貼付けていくと、キレイに仕上がります。 ・同じサイズの箱を使って、違うタイプのふたの作り方をブログに掲載しています。 併せてどうぞ☆ (綿入り、割ピンと紐、側面付のふた) http://studiopacot.blog.fc2.com/blog-entry-25.html