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ファスナーつけをマスター!シンプルスカート♪

このハンドメイドについて

裏地もつけない、シンプルなスカートです。流行のミニスカートにしてみました。(出来上りサイズは9号W72 H92 丈36)丈を短くすると、オーバースカートにも。カラータイツやレギンスに合わせると、可愛く着こなせます♪ファスナーのつけ方は、基本的にどんなボトムスも同じなので、1度作ってみると、ファスナーつけに自信がつくはず! 実際に着た画像も公開中ですhttp://sewingblog.exblog.jp/9988699/

材料

  • 厚地の木綿・ポリウレタン混紡(起毛しているもの)
    110cm巾 70cm
  • 薄手接着芯
    少々
  • ファスナー16cm なければ20cmも可
    1本
  • カギホック
    1組
  • 生地と同色の糸 
    適宜

道具

  • ミシン、はさみ、チャコ ものさし 
  • 裁断の時に便利なペーパーウェイト
  • あると便利なカーブルーラー↓

作り方

1

裁断をして、出来上がり線をきりびつけします。中心は十字に印をつけます。 見返し部分に薄い芯を貼ります。

2

見返し部分に型紙の印を写します。中心線をかきます。 中表にして、片側だけ重ねて縫います。縫い代をアイロンで割ります。

3

ダーツを縫います。 このスカートは前と後ろが形が同じなので、ダーツにコツを・・・。 前のダーツは少し丸みをつけて線を引きます。後ろのダーツはまっすぐ線をひきます。

4

線を合わせて、まちばりで留め、縫います。前は丸みを持たせて縫います。(ウール地の場合は、返し縫いはしないで、縫い糸を長めに残して手で結びます) アイロンで内側に倒します。

5

スカートの両端にロックミシン、又は縁かがりをします。裾を折ってヘム部分を作り、アイロンをかけます。図のように印をつけ、線をひきます。

6

ファスナーの縫い代部分に伸び止めの接着テープ、又は接着芯を1cmに切って張ります。前は出来上がり線のところに、後ろは印より2mm縫い代よりに貼ります。

7

スカートの両端に細かくまちばりを留め、裾まで5で書いた線通りに縫います。ファスナー部分は、接着テープの下から縫います。 写真の様に、縦、横とまちばりを止めるとズレなくていいです。

8

縫い代をわってアイロンをかけます。ファスナー部分は接着芯に沿ってアイロンをかけます。

9

スカート上部に見返しをつけます。①でつけた中心の十字と、見返しの中心線を合わせて、まちばりで留めます。

10

ファスナーの部分の見返しは、端から1cmのところと、後ろは端から0.5cmのところで折り、まち針で留めます。ファスナー部分の縫い代を広げて、見返しにかぶせ、まち針で留めます。

11

出来上がり線通りに見返しを縫います。縫い代を均等に切り揃えます。縫い代に、1cm間隔で5mm程の切り込みを入れていきます。

12

出来上がり線のところで、縫い代を写真の様にアイロンをかけます。ひっくり返し、見返し側からアイロンをかけて形を整え、ぐるっとしつけをかけます。

13

ファスナーをつけます。見返しはめくります。ファスナーを開き、左側をスカートの後ろに合わせます。端をちょこっと折り、上止が上から1cmのところになるようにまちばりで留めます。

14

表から見たところです。ファスナーのムシ(かみ合わせ部分)が見えるようにし、まち針で図の様にとめます。さらにしつけをかけます。

15

図の青い部分が、ファスナーの下止にあたる部分ですが、仕上がりをよくするために、下止めより1cm程度下から縫いはじめます。スカート後ろ側のファスナーは下から縫うのが鉄則です。16参照

16

表から、生地の際を縫います。生地が厚くなるので、厚紙を細長く切って、あてながら縫うときれいに縫えます。縫いやすいように、ファスナーは開けたり閉めたりします。

17

スカートの前側にファスナーをつけます。後ろ側のファスナーをかぶせるようにしてしつけをかけます。端から8mm位のところを、今度は上から縫い始めます。図の様に下は2回縫います。

18

裏側からファスナーの端を縫います。ファスナーがつきました!

19

仕上げです。見返しの上から5cmのところに線をひき、ロックミシン、又は縁かがりをします。 ファスナーと見返しに軽くしつけをかけます。

20

ファスナーと反対側の縫い合わせ部分と、見返しの縫い合わせ部分を合わせるようにして、縫い代部分にまつります。4本のダーツそれぞれ、針で1か所ずつつまんで、見返しに軽く縫い止めます。

21

スカートの上から1cmのところにぐるっとステッチをかけます。(図22参照)

22

ファスナーと見返しをまつり、上部にホックをつけます。

23

裾をロックミシン、又は縁かがりをします。ヘム部分を好みの丈に調節し、まち針で留めます。この時、端の縫い合わせ部分はきちんと合うようにします。まつります。出来上がり♪♪

このハンドメイド作品を作るときのコツ

こちらの作品はウール素材で作っています。丈は最終段階で調節できます。洋裁の初心者でもわかりやすくを心がけているため、工程はどうしても長くなってしまいますが、工程ひとつひとつはとても簡単。材料だけ揃えて、読みながら気軽に縫い始めてみてください。 ファスナーのつけ方は、改めてブログでクローズアップする予定です。