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ファスナー付きブックカバー

このハンドメイドについて

辞書など、よく使う分厚い本のカバーにぴったりな、ファスナー付きのブックカバーです。 合成皮革などでもできます。 上下左右すべて覆っているので、汚れにくく濡れにくいです。 普通の布で作る場合はすべての周囲にロックミシンかジグザグミシンをかけ、切り込みを入れません(代わりにしるし付け)。 サイズを変えれば普通の単行本・文庫本にも使えます。

材料

  • ビニールコーティングの布
    30cmほど
  • フラットニットファスナー
    50cm
  • テーブルクロス用などのクリアーシート(共布でも可)
    少量
  • フジックスモノカラー透明ミシン糸(あれば)
    適量

道具

  • ニッティングスプレー(あれば)

作り方

1

設計図の通りに布を裁断します。 表を上にしてカッターでカットするとラクです。 普通の布の場合、周囲にロックミシンまたはジグザグミシンをかけほつれないようにします。

2

[サイド]の裏面、切り込みを入れていないほうの端から0.5cmのところにヘラで型を付けます(折りやすくするため)。

3

0.5cm折り、ファスナーを縫い付けます。面倒なのでまち針は使ってません(^^;) ※布の上端から1cmにファスナー留め具がくるように、ファスナーが0.5cm出るように。

4

ファスナーの余分をカット(あればギザギザ鋏で)。

5

[サイド]と[背]を中表に合わせ、端0.5cmのところを縫います。

6

両端を縫い終えたところ。

7

縫い代を[背]側へ倒して、ファスナーと一緒に[背]の端から0.2cmほどのところにステッチをかけておくと、あとの作業がラクです。

8

[本体]と中表に合わせます。[本体]は上端0.5cm・横端0.5cmのところに、サイドは切り込みのところ・横端0.5cmのところに針を落とし、縫い始めます。

9

[本体]下端0.5cm([サイド]は切り込み部分)まで来たら、針を落としたまま向きを変え、画像のように[サイド]のみを折って、続けて縫います。同じようにして一周ぐるっと縫います。

10

片面ぐるっと縫い終わったところ。 もう片面も同じように縫います。

11

[見返し]にスプレーをかけ、[本体]裏面を上にして縫いつけます。[サイド]を巻き込まないように気を付けて。 縫い代より内側を縫ってしまうとサイズにゆがみが出るのでご注意。

12

[本体]両側に見返しを縫い付け終わったところ。

13

ひっくり返し、表に返した時に邪魔にならないように、四隅(計8ヵ所)を、ミシン糸を切らないよう注意しつつ三角形に切り取ります。

14

表に返し四隅を整えてできあがりです!

このハンドメイド作品を作るときのコツ

ビニールコーティングの布の場合、縫い代は裁ちっぱなしでもほつれません。 シリコン押さえを使用する、または[サイド]と[見返し]にニッティングスプレー(シリコンスプレー)を表面にかけると、すべりが良くなり簡単に縫えます。 どちらも無い場合、奥の手として、マッサージオイルなどをごく薄く塗るという手も。