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エコアンダリヤのボーダーミニバッグ

このハンドメイドについて

艶のあるエコアンダリヤを使った、小さめのバッグです。持ち手を長くしたい場合は、白糸を多めに用意してください。メイン画像くらいの持ち手であれば、藍色1玉、白2玉の、3玉でできます。 底の部分を円の編み方で編み、後はぐるぐる編むだけ。円の編み方は、別投稿の「編み図とにらめっこしないで円を編む方法」で解説しています。

材料

  • ハマナカのエコアンダリヤ  白(色番1)
    2~3玉
  • ハマナカのエコアンダリヤ  藍(色番57)
    1玉
  • アミナス24mm 2個入り    (クリップ付きのDカン)
    1袋
  • Dカン 18mm 2個入り
    1袋
  • ボタン
    1個

道具

  • かぎ針8号、7号、綴じ針

作り方

1

かぎ針8号で、円を12段編みます(白)。白糸は切らずに置いておき、藍色に糸を変えたら、増減なしで2段編み、3段目で円の増し目(一段で6目増し)をします。

2

続けて藍色を増減なしで編んでいきます。藍色部分を全部で8段にします。

3

糸を白に変え、増減なしで8段編みます。写真のように編み地の裏側に糸を渡して色を変えます。強く引きすぎると編み地が引きつれるので、軽くピンと張るくらいに。

4

藍色に変えて8段編みます。この時、4段目で2目(2ヶ所で1目ずつ)減らします。減らし目の位置は、段の編み始めと、ちょうどその反対側になる位置です。

5

そのまま藍色部分を8段編んだら、再び白に変えて8段編みます。ここでも、4段目に2目減らします。

6

最後に藍色で3段編みます。 向こう半目をすくう引き抜き編みで縁を整えます。 糸を切って糸端の始末をします。

7

7号針で写真1の編図のパーツを編み、Dカンにまきつけます。 写真3のように、編み始め側を同時にすくって6段目の細編みを編み、糸を長めに残して切ります。2つ作ります。

8

7のパーツを本体に綴じつ付けます。付ける場所は、手順4と5で減らし目をした真上辺りを目安に。 荷物を入れると負荷のかかる部分なので、頑丈になるように意識して付けましょう。

9

7号針で持ち手を編みます。編み図のパーツを編み、クリップ付きのDカンにまきつけます。

10

6段目を4目編んだら、そのまま編み始め側から4目拾って輪に編みます。

11

7段目以降は、立ち上がりの鎖目は作らず、そのまま螺旋状にぐるぐる編んでいきます。 使っているうちに編み目が伸びて長めになるので、欲しい長さより短めがいいでしょう。

12

メイン画像の持ち手は86段です。(Dカンにまきつける部分を除いて) 編み終わりの位置は、自然にぶら下げた時の下のDカンの端の位置に合わせて下さい。

13

編み終わりの位置から引き返し、往復編みで、4目を5段編みます。 クリップにまきつけて、巻きかがりで綴じます。

14

輪の作り目に6目入れ、円を1段編み、写真のようなパーツを作ります。

15

14のパーツとボタンで本体の編地を挟み、本体の編地を傷つけないように、パーツのほうにしっかりと縫い止めます。ボタンには紐をかけるので、編地との間に隙間を作るようにしましょう。

16

鎖編みで紐を編みます。実際にボタンにかけてみて、長さを調節してください。写真は22目。 かけたりはずしたりするには少し長めがやりやすいです。

17

ボタンの反対側の上端に綴じつけます。写真のように、編地の内側に下向きにつけておくと、外したままにする場合に邪魔になりません。

18

ポケット付きの仕切りを作ります。 写真を参考に、8号針で、細編みの往復編みです。あまり糸をギリギリまで使っているので藍色のラインを入れてますが、白糸に余裕があるなら、白一色でも。

19

すじ編みの部分で折り畳み、脇をかがります。 本体の内側、ボタンにかけるかけ紐がついている側に、仕切りの両端を綴じつけます。 付ける位置は、白のボーダーの上端に合わせましょう。

20

完成です! あまり糸を使い切りたかったので仕切りを作りましたが、布で内袋やポケットを作ってもいいと思います。 私は仕切りのポケットにスマホや小物を入れていますが、意外に便利です。

このハンドメイド作品を作るときのコツ

エコアンダリヤは、糸を傷つける(かぎ針で割る)と、そこから切れやすくなります。糸を割らないよう、注意して編みましょう。部品を綴じつける際も、なるべく針で糸を割らないように。 ポケット付きの仕切りは、あまり糸で編むので二色になっていますが、どちらか一色で編みたい場合は、一玉余分に購入しましょう。(持ち手を長くしたい場合も)