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エコアンダリヤのコロリン猫バッグ

このハンドメイドについて

スマホカバー等でも紹介しているお気に入りのデザインを、エコアンダリヤで小さなバッグにしてみました。ボーダー部分をカラフルな別糸で編んでもかわいいかも。

材料

  • エコアンダリヤ 色番30(黒)
    2玉
  • エコアンダリヤ 色番174(シルバー)
    1玉
  • エコアンダリヤ色番1、色番176(白とピンク)
    少量
  • スナップボタン(黒)10mm
    1個
  • ボタンを付ける際の補強布(フェルトや接着芯等)
    白と黒各1色ずつ適量
  • アミナス21mm(クリップ付きDカン)
    2個
  • Wリング18mm
    2個

道具

  • 6~8号かぎ針
  • とじ針
  • 裁縫道具(ボタン付け)

作り方

1

8号針、シルバーの糸で円を12段編みます。輪の作り目に細編み6目で始め、1段ごとに6目ずつ増やします。別投稿「編み図とにらめっこしないで円を編む方法」も参照してください。

2

私は8号針でこれくらいの編み目になりますが、目がブカブカになるようなら、7号~6号で試してみてください。糸の引き加減は個人差がありますので、5段くらい試し編みを。

3

黒に色を変えて、増減なしで2段編みます。3段目で6目増やします。増やし目と増やし目の間に11目挟みながら1周します。(11跳び)

4

編み地の裏側で写真のように糸を渡しながら、増減なしで3段ずつのボーダーにしていきます。黒糸はシルバーに比べて目が詰まりやすいので、意識して少し力を抜くようにしましょう。

5

シルバーのラインの下から2本目の上部で、2目減らします。段の編み始め部分と、だいたい左右対称にあたる部分の2ヶ所で1目ずつ減らしましょう。

6

シルバーのラインが3本できたところでボーダーは終わりです。 以降は黒一色で18段編みます。2段目で、前回と同じように2目減らします。

7

写真のように3ヶ所の段で2目ずつ減らします。工程⑥で2段目の減らし目をしたので、9段目と15段目も同じように。

8

16段~18段を増減なしで編みます。17段目は向こう半目をすくう筋編みにします。糸を長めに残して(入れ口全周の3~4倍くらい)切ります。

9

筋編み部分で内側に折り込み、残した糸で縫い止めます。細編みの隙間に針をくぐらせながらぐし縫いする感じです。編み地の糸を針で割らないようにしましょう。

10

1周したら、1段下の段の隙間をもう1周縫い止めて、糸始末をして切ります。

11

7号針、黒で鎖の作り目を44目編み、3段ずつのボーダーを18段編みます。ポケットになります。色を切り替えた際の糸端は、全て少し長めに残しておきましょう。綴じるのに使います。

12

本体のボーダーの太さとぴったり合うように、使う針の号数や、力加減を調整してください。私は本体に8号を使いましたが、ポケットは7号で編んでぴったりになりました。

13

本体の段の切り替え部分にできる筋をサイドに持ってきて、正面を決めてポケットを閉じつけます。写真のように仮止めして位置を決めます。

14

まず底部分を綴じます。ポケットの方が目数が多いので、ポケット側の目を時々跳ばします。3目に一回跳ばすくらいです。予め中央の位置を合わせて、片寄らないようにしましょう。

15

次に上部端を仮止めします。本体に歪みが出ないように、自然なカーブが出るように位置を合わせましょう。(本体の目の縦の筋は垂直ではないので、目の筋に合わせてしまわないように!)

16

ポケット側に残っている糸端を使ってサイドを綴じていきます。

17

綴じ終わりました。全ての糸端を本体の内側で始末しておきます。

18

手を編みます。8号針(本体を編んだ針と同じ号数)で、白鎖3目を作り、編み図のように白8段編みます。シルバーに色を変えて増減なし2段編み、糸を休ませます。

19

ピンクの糸で肉球を作ります。6号針で円を2段編み、裏表に綴じつけます。

20

指部分は刺繍します。とじ針にピンクの糸を付け、細編みの隙間に通してぐるぐる巻き付け、裏側で結びます。

21

黒いスナップボタン10mmの片方を、手の甲に手縫い糸で縫い付けておきます。裏側にボタンより一回り大きく切ったフェルトや接着芯などを当てて補強を。

22

肉球が完成してボタン付けが終わったら、休ませておいた腕の続きを編みます。写真のようにボーダーにします。

23

手を本体に綴じつけます。ポケットの右側上部と腕の正面側をかがります。位置など写真を参考にしてください。

24

本体にスナップボタンのもう片方を縫い付けます。裏側に黒いフェルトなどの補強布を。

25

8号針、黒で編み図のように編んで耳を作ります。円錐形が編み上がるので、潰して3角形に整えます。2枚編みます。

26

本体の正面に写真のような配置で綴じつけます。

27

顔のパーツを編んで綴じつけます。編み図はスマホカバーで使った編み図なので左右反転してますが、編み方は同じです。使った針は6号針です。

28

6号針、黒糸で写真のような部品を2つ作ります。リングに巻き付けます。

29

本体の口部分の左右裏側に、リングパーツを縫い付けます。荷物が入ると負荷のかかる部分ですので、返し縫いをするなど頑丈につけましょう。

30

6号針、黒糸で取手を編みます。写真は別投稿でも使用したものなので色が違いますが、編み方は同じです。

31

68段くらい編んだら、写真のように4段往復編みし、Dカンに巻き付けてかがります。左右のDカンの向きが揃うように気を付けましょう。(写真は色が違います。)

32

取手の長さは、段数で調節できます。長く編んで斜めがけのバッグにする場合、取手の1段の目数を8目にして細く仕上げてみるのもいいと思います。

このハンドメイド作品を作るときのコツ

エコアンダリヤで小さい部品を編んで綴じたり刺繍するのは、少し難しいかもしれません。この作品は部品が多いので中級者向けです。コツは、糸を傷付けないように扱うこと。特にとじ針を使う作業は気を付けましょう。針で糸を割って引っ張ってしまうと、そこから糸が裂けて切れやすくなります。