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お直し*スカート(ダーツ入り)のウエスト出し

このハンドメイドについて

今回はスカートのお直しをひとつご紹介します♪あまりしたくないけど...!?スカートのウエスト出しです。 スカートといってもいろいろな形がありますよね。今回はダーツ入りのスカートの場合です。シンプルで、やさしいお直しです。糸をほどくのは緊張しますが、意外と簡単です。捨てきれずにいたお気に入りのお洋服、もう一度着れるかも(^ー^)♪ 関連記事⇒http://sewingblog.exblog.jp/11109109/

材料

  • ウエストを出したいスカート
    1着
  • 同色の糸
    適宜
  • しつけ糸
    適宜
  • (必要な場合のみ)同色の別布
    適宜

道具

  • ものさし、目打ち、リッパー、チャコ
  • まち針、ミシン、はさみ

作り方

1

今回は3cmウエストを出します。どこから出すことができるのか、スカートをよく見てみましょう。 前と後ろ、2本ずつダーツがありました。ダーツ4本で3cm、ウエストを出してみます。

2

まず、しつけ糸で脇線に印をします。 このスカートはベルトにホックがついていました。ホックの手前にチャコで印をつけておきます。

3

ベルトを外します。ホックの手前まで(工程2でつけた印まで)、ベルトの際を目打ちなどでほどきます。 緊張しますが、丁寧にすれば大丈夫。外れました。

4

裏地も一緒に内側からはずします。

5

今回は4本のダーツから3cm(30mm)ウエストを出すので、 30mm÷4=7.5mm ダーツ1本につき、7.5mm出す計算になります。 

6

裏側からダーツを見ると、約1cmつまんで縫ってありました。ダーツ一本につき、7.5mm出しますから、半分の3.75mmつまんで縫えば、ウエストが出ます。

7

もちろん3.75mmなんてものさしでは測れませんので、おおよその所にチャコで印をつけます。ダーツの終わりと線をつなげます。

8

4本のダーツすべてに印をつけ、ミシンで縫います。元のダーツの線はほどきます。

9

ベルトをつけなおします。裏地はギャザーではなく、タックになっていたので、表地に合わせて、つまみなおします。マチ針で留めます。

10

裏と表を合わせて、しつけをかけます。

11

脇線を見てみましょう。ウエストを出した分、ベルトの脇線が1.5mmずれているはずです。チャコで印をつけます。

12

ホックの留め具も3cmずれているので、3cm左に印をつけます。 ベルトのホックがついている部分(持ち出し分といいます)が、足りない場合は次の工程へ。

13

(※持ち出し分が足りない場合のみ) ベルト芯を少しはがして、 持ち出し分に別布を縫い足します。縫い代は割ります。ベルト芯も重ねて付け足します。(画像・下記メモ欄参照のこと)

14

ベルトを縫い付けます。ベルトとスカートを中表にして、まず脇を合わせてから、マチ針で留めていきます。

15

ほどいた線と同じところを縫います。端は輪になっているので、縫いません。

16

ベルトを元通りにして、マチ針で留めます。ブランドのタグをつけていたい場合は、ここではさんでつけちゃいましょう。

17

持ち出し分から縫い始めましょう。持ち出し分はベルトの端を縫います。後は、お洋服のデザインによって、ベルトとスカートの際にミシンをかけるか、ベルト端にステッチをかけます。

18

ホックの留め具をつけなおします。外すときは、生地を切らないように気をつけて下さい。 出来上がり♪

このハンドメイド作品を作るときのコツ

①工程13・・・持ち出し分を付け足すのなら、持ち出し分が、全体で4cm位にするといいでしょう。別布をつけても表からはさほど目立ちませんが、母の場合、別布はなるべく足さず、同じ生地からとるようにしています。ちょっと難しいですが、そんなウラ技もあります。 ②ベルトなしのギャザー入りスカートの場合は、同じようにギャザーから出しますが、裏側の見返し部分を広げる方法になります。質問はブログまで♪