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ショートウォレット

このハンドメイドについて

サドルレザーを使ったショートウォレットです。自分用なので、内部パーツ用の革は余り革を使い、内張りやスタンピングで遊んでみました。

材料

  • サドルレザー2ミリ厚
    3~4デシ
  • サドルレザー1ミリ厚
    20デシ位?
  • バネホック
  • ジャンパードットボタン
  • シニュー糸
    適宜
  • 内張り用生地
    適宜
  • CMC・トコノール
    適宜

道具

  • 菱錐
  • ステッチングルレット
  • グルーバー
  • ヘリオトシ
  • コルクブロック
  • ホック用打ち具

作り方

1

パーツを切り出します。

2

コインケースのマチの上端をCMCで磨きます

3

コインケースのマチの下端を5㎜程度漉きます

4

内パーツの土台になるポケットパーツ(4枚あります)の上端をCMCで磨きます

5

コインケースの、フラップの内側のパーツの上とホック裏の補強パーツの端をCMCで磨きます

6

カードポケットパーツ(2枚あります)の下と左右の端を漉きます(左右の上部のでっぱり部分は漉かないでください)

7

カードポケットパーツの入れ口部分をCMCで磨きます

8

カードポケットの土台パーツの端にポケットパーツの出っ張りの幅のサイズの印を等間隔につけます

9

カードポケットの下端から3ミリ程度の所に線を引き、ステッチングルレットをかけます

10

ベースの印にポケットパーツの出っ張りを合わせてボンドで仮止めします。 ボンドをつける部分の革の表面に軽くヤスリをかけておいてください。

11

ポケットパーツの下から3ミリ程度の所に線を引き、ルレットをかけて菱錐でベースまで穴を開け、縫い付ける

12

もう一枚のポケットパーツも同じ要領で縫い付ける

13

一番上に来るポケットパーツの任意の位置を湿らせ、ブランドロゴの刻印を押し、ベースに貼る。(まだ縫わない)

14

コインケースのフラップの内側パーツと本体パーツにバネホックをつける

15

コインケースの本体にフラップの内側パーツとホック裏の補強パーツをボンドで貼る

16

コインケースと土台に印をつけ、線を引き、ルレットをかけ、菱錐で穴をあけ、銀面同士を合わせて縫う

17

カードケースの土台のポケットパーツを合わせて仮止めし、端から4ミリ程度の所に線を引き、ルレットをかけ、菱錐で穴を開ける、一度剥がす

18

17のパーツと札入れ用仕切りパーツに印をつけ、線を引き、ルレットをかけ、菱錐で穴をあける。 この時、銀面同士を合わせて縫った時にパーツ同士がきれいに合わさるように気をつける

19

18の2枚を縫い合わせる (札入れ用パーツは外側のパーツと縫い合わせる部分以外をCMCとトコノールで磨いておく)

20

同様にコインケースの方の土台パーツも縫い付ける

21

コインケースの口端とフラップの端をCMCとトコノールで磨く

22

コインケース本体にマチをボンドで貼り、端から3~4ミリ程度の所に線を引き、ルレットをかけ、菱錐で穴を開け、縫う。

23

カードケースを土台に縫い付ける

24

コインケースも土台に縫い付ける

25

外パーツの周囲4ミリ程度のところにグルーバーをかけ、その内側にスタンピングする

26

内張り用の生地を床面に貼る(生地の周囲は5~6ミリほど裏に折り込む)(生地を裁つ時にその分の糊代?を取って裁つこと) ジャンパードットボタンのオスをつける

27

内パーツを外パーツに合わせ、周囲をぐるりと縫い、CMCとトコノールでコバを処理する フラップにジャンパードットボタンのメスとコンチョをつける

28

コインケースを開けるとこんな感じ

このハンドメイド作品を作るときのコツ

ここで使ったより薄めの革を使ったほうが作りやすいです。1.5ミリと0.8ミリの革をお勧めします。 スタンピングは革を湿らせてから打つこと。 段取りが重要。間違えると構造的に修正がききません。 縫いの正確なピッチとコバ処理が完成度を左右します。特に革の端の縫い目に注意!