エキサイトブロガーハンドメイド作家特集 Vol.3
2007年12月03日06時01分第三弾は、異なるジャンルで、それぞれ和みの雑貨を制作する、4人のブロガーさんにご登場いただきます!
♯1 ナチュラルながら華やかなアレンジメント―「プリザも生花もレザークラフトも・・・」のmederu12さん
シンプルながら、繊細でモダンなアレンジがお見事なmederu12さんです!東京のフラワーショップで働きながらスクールでフラワーアレンジを学び、ショップの生け込みやウェディングブーケの制作にも携わるように。結婚を機に大阪へ移り、プリザーブドフラワー講師の資格を取得。自宅にて教室『フラワーアレンジメント教室 MEDERU』を開催するかたわら、革のお花の制作も行う。
「プリザも生花もレザークラフトも・・・」
自宅教室、部屋の一角の作業スペース。
机は主人製、机の上の木箱は父から受継いだ
50年来の年季モノ。
両親の仕事柄、「手でものを作り出す」ことが当たり前の中で育ちました。父・母の手先の器用なところが大好きで、私も小さい頃から外で遊ぶよりも、ひとりで絵を描いたり、フェルトで小物を作ったりするのが好きでした。きっかけがあったというよりは、生活環境の一部だったという感じですね。父は70歳を超えても未だ現役で、老眼鏡もかけずにミシンを踏んでいますよ。本当に尊敬しています。
――得意な分野は?またその分野に興味をもったきっかけは?
やっぱり「花」にはこだわりがあります。生花でもプリザでも革でも、すべて花につながるようにしているし。小さな一輪の花でも、人って優しい気持ちになれるんですよね。その気持ちをみなさんにもお伝えしたいです。革のお花は母がずっとやっていたもので、当時は「また、こんな肩のこりそうなことはじめて~」なんて思っていたのですが、実家を離れて大阪に来て、母の作った革のコサージュを身につけていたら、周りからとても誉められたんです。それで改めて良さを確認して。母は数年前から目を悪くして制作を辞めてしまったのですが、その時私が道具をすべて譲ってもらったのです。母のような立派な大作は無理だけど、コサージュや小さなお花のアクセサリーなどを作るようになりました。
(左)ミントグリーンと白のブーケ。りんごや洋なしの実を入れて。 (右)革のお花の作品。ハードなイメージの革ですが、カジュアルに楽しんでもらいたくてキュートな小物を制作。 |
玄関。生徒さんに見られる場所なので
季節感のあるディスプレイを心がけて。
――他の分野で挑戦してみたいものは?
「花櫛(つまみかんざし)」です。やっぱり「花」ですね。ずっと興味はあったのに、本格的に教えてもらえる場所がなくてあきらめていたのですが、一昨年からやっと習える場所をみつけはじめられました。奥が深くて、本当に難しくて、毎回眉間にシワを寄せながら習っています。いつまで出来るかわかりませんが、今は楽しくて仕方ありません。
――これから作ろうとしているもの、また今後の展開を教えてください。
教室は今までと変わりなく、生徒さんがほっと一息つける、のんびりとした空間であればと思っています。一昨年、中古のかなり古い小さな家を、主人と二人でリフォームして住み始めたんです。畳を全部剥がしてフローリングにして、天井を塗って壁は珪藻土を塗って……。本当に大変でしたけど、いい思い出です。でも、生徒さんも私も居心地が少しでも良くなるように、まだまだ手を入れたい所だらけです。
あとは、母から教わった革のお花も、今までは自分で楽しんだりお友達にプレゼントしたりがほとんどでしたが、少しずつショップに置かせていただけるようになったらな、と思います。いずれにせよ、きっとこれからもずっと、「花」に携わって行くんだろうと思います。
続いて、ママお手製の楽しくてキュートな雑貨が素敵なはりっちさんの登場です!