作り方

1. 1

   編み図その1。
   首のとっくり部分＋身ごろ片面分になります。
   編み図どおりに編むと、ちょうど袋編みと同じ状態になります。

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   編み図その2。
   袋編み状態の目を取り分けた、完成形の編み図になります。

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3. 3

   棒針6号で、いわゆる「ゴム編みの作り目」を100目作ります。

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4. 4

   作り目を輪にして、とっくりの長さだけ1目ゴム編みを編みます。

5. 5

   詳しい手順は、「1目ゴム編みの輪編みの作り目」をご覧ください。
   　http://atelier.woman.excite.co.jp/creation/17424.html
   

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6. 6

   とっくり部分で糸を継ぐ場合、表目から2本取りで編み始め、5～10目ほど編み、表目を編み終えた後1本取りに戻します。
   
   糸端は表側（とっくりを折ったとき内側になる）に出します。

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   とっくり部分を編み終えたら、輪になっている目を交互に、棒針4号へ移します。

8. 8

   棒針6号で、奇数目を浮き目、偶数目を表2目裏1目のゴム編みで編みます。
   片面50目なので、表表裏の順で編み始めます。
   
   片面を編み終えても、まだ裏返さないでください。

9. 9

   最後の目を左増し目（裏目）し、縄編み針に取り置きます。
   
   この目は、肩と首の継ぎ目の穴を塞ぐためのものです。

10. 10

    巻き目を1目作ります。右側（編地側）の糸が上になるように巻くのがポイントです。

11. 11

    縄編み針に取り置いた目に裏目を編み、この裏目を巻き目のようにねじります。左側（糸玉側）の糸が上になるようにねじるのがポイントです。

12. 12

    右上の巻き目と左上の巻き目を1組として10組、（最初の巻き目2目を含めて）計20目作ります。目を作り終えたら裏返します。
    
    この巻き増し目が、（左）肩のラインになります。

13. 13

    巻き目の1番目を浮き目で、2番目を表目で編みます。
    
    巻き目（肩の幅）を増やす場合でも、編み始めの2目は必ず、「浮き目・表目」にしてください。

14. 14

    巻き目の奇数目を浮き目、偶数目を表2目裏1目のゴム編みで編みます。
    巻き目は9組＋1組なので、表表裏の順で編み始めます。この順で編めば、首元の部分と模様が同じになるはずです。

15. 15

    10～16と同じ要領で、首元（背側1段目）と反対側の肩（右肩）のラインを編みします。

16. 16

    そのまま続けて、首元（胸側2段目）を10の要領で編みます。

17. 17

    肩（編み終わり側、左肩）の2段目は、奇数目は普通に浮き目、偶数目は巻き目のねじれをゆるめながら、表2目裏1目のゴム編みで編みます。

18. 18

    段の最後の目は必ず裏目で編み、裏返します。

19. 19

    今度の段は、身ごろ胸側を裏から編む段になります。
    
    （糸を向こう側に置いた）すべり目で、続けて2目編みます。

20. 20

    そのまま続けて、奇数目を表1目裏2目のゴム編み（表側から見ると表2目裏1目のゴム編み）で、偶数目をすべり目で編みます。

21. 21

    最後から2番目は必ず裏目で編み、最後はすべり目で編んで、裏返します。

22. 22

    今度の段は、身ごろ胸側を表から編む段になります。
    
    1番目は浮き目で、2番目はすべり目で編みます。

23. 23

    そのまま続けて、奇数目を浮き目で、偶数目を表2目裏1目のゴム編みで編みます。

24. 24

    20～25を繰り返します。角が丸くなるよう、適宜目を減らしながら編んでください。
    目が減ると袋編みしにくくなるので、目を減らす前に棒針8号に目を取り分けると良いでしょう。

25. 25

    編み終わりは伏せ止めにします。

26. 26

    身ごろの背側を編みます。
    
    編み始め側の（右）肩の作り目を、棒針8号に取ります。
    その続きから、18～27と同様に編みます。

27. 27

    糸端を始末して、完成です。

28. 28

    目数や模様は、お好みで自由に変えていただいて構いません。
    
    また、胸側と背側の長さが違っていても特に問題ないので、お好みの長さで編んでください。