★こどものリュックサック★Sサイズ
lily-mamさん
Copyright ©lily-mam 2011
- 作品紹介
-
何度か作っている子供用リュックサック。今回は1歳になったばかりの姪っ子用です。
裏地にキルティング生地を使うので、しっかりした作りです。
いつも適当に作っているので、この機会に型紙・レシピをまとめてみました。
サイズは、およそ縦24cm×横20cm×マチ10.5cm。幼児用お弁当箱が入るようにマチを大きめにとってあります。
材料
-
- 表地
- 適量
-
- 裏地(キルティング)
- 適量
-
- バンド(20~25mm幅)
- 80~100cm
-
- ロングファスナー
- 65cm以上(引き手3個)
-
- 平ゴム
- 30~35cm
-
- 角カン
- 2個
-
- リュックカン
- 2個
-
- レースなどの装飾
- お好みで
-
- バイアステープ(ワイドタイプ)
- 1.5~2m
-
- ドミット芯(裏地のキルティングでも可)
- 適量
作り方
-
1
2歳半の子供が着用しています。
1歳児には少し大きく感じるかも☆
お好みで調節してください。設計図にはマチを調節できるよう計算式を入れています。 -
2
ファスナーは100均の長くて引き手が3個以上ついているものを使っています。
前ポケット用に約25cm。
本体用は40cm。引き手を付け替えてダブルオープンファスナーにします。 -
3
バンドは25mm幅を使っています。
肩紐用に30cmを2本と8cmを2本。
持ち手用は、20cmを1本。(作品は共布を使っています)
お好みでレース等で装飾しても。 -
4
裏地のキルティングには、オモテ面に印をつけておきます。
中心、ファスナー止まり・ポケット位置。
側面パーツ等も同様です。 -
5
肩ベルトを2本作ります。
30×12cmに裁断し、袋状に縫って中にドミット芯を入れます。(余っているキルティング生地でも可)
30cmの肩紐用バンドにつなげます。 -
6
方法の一つとして…
①中表に折って端を縫い、②縫い代を割り、中にバンドを入れて先を2cm程出します。③④ドミット芯を好みの厚みに折って重ね、画像のように縫います。 -
7
バンドを引っ張って表に返し、形を整えます。
画像のように、継ぎ目にステッチを入れます。
ベルトの中の芯がずれない様に全体にも縦にステッチを入れます。 -
8
両サイドポケットを作ります。
幅は側面パーツより6cm太く裁断。
下は側面幅に合わせてタックを入れて仮縫い。上はゴムを入れて側面幅まで絞ります。 -
9
詳しく説明すると・・・
サイドポケット上部は、レースを挟んでバイアステープを縫いつけ、裏に返してステッチ。バイアスの中にゴムが入ります。
(レースをつけずに太めの三つ折でも可) -
10
下部分は端処理をして折り返します。
2ヶ所に1.5cmのタックを入れてアイロンをあて、数センチ仮縫いをしておきます。
画像では両端ですが、場所は中心でもOK。 -
11
画像は上部分にゴムを入れていない状態です。
平ゴムを入れて側面の幅になるまで絞り、縫いとめておきます。→手順⑧画像のようになります。 -
12
前ポケットを作ります。
下部分のマチを縫い、上にファスナーをつけます。
ファスナーの向きに注意して、左から右に開くようにつけます。
(マチはつけなくても可。より簡単です) -
13
本体にポケットをつけます。
本体のポケットつけ位置にファスナーの片側を縫い付けます。
-
14
ポケット上部にマチをつけます。
①画像のように本体を折り、②ポケットの縫い残した部分をファスナー側に倒します。
③重なった所のファスナー部分だけを縫います。④表に返しました。 -
15
⑭の作業は面倒なので省略して、上のマチをつけずに作ってもOKです。
その場合、ポケット上部にかけて斜めに縫い代が大きくなるので、次の手順の縫い付け後にカットします。 -
16
裏地のキルティングを重ねて端から5mmくらいの場所を縫います。ポケットも揃えて一緒に。
仮縫い代わりなので、よれたりずれそうになったらすぐに針を止めて糸を切ります。 -
17
背面の裏地に内ポケットをつけます。
今回は、下部分の全面がポケットです。
生地はキルティングを避けて普通生地です。(ミシンのパワーがないため☆) -
18
背面表地・裏地・内ポケットを重ねて、手順⑰と同様に端を縫い合わせます。
-
19
背面パーツに肩ベルトを縫い付けます。これも端から5mmくらいの位置を縫います。
-
20
肩ベルトの上に持ち手を重ねて縫い付けます。縫い代から出ているベルト部分はカットしておきます。
下部分には、角カンを通して輪にしたバンドを縫い付けます。 -
21
側面部分を作ります。
まず、ファスナーパーツから。
表地とファスナーを中表に合わせ、そこに裏地を中表に重ねて一緒に縫います。
表に返してステッチ。 -
22
両方にファスナーをつけたら、側面パーツと同じ幅になるようカットします。
この時、ファスナーが中心にくるようにします。
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23
側面パーツのサイドポケットの位置にポケットを縫い付けます。
側面パーツを本体パーツに合わせて位置を決めます。
とりあえず、底面だけ縫っておきます。 -
24
ファスナーパーツの片方に持ち手をつけます。(なくても可)
共布を使っていますが、テープ等でも可愛くなります。
本体につける時に長さ調節するので、もう片方は後でつけます。 -
25
側面パーツ裏地・ファスナーパーツ・側面パーツ表地を画像のように重ねて縫います。
画像ではファスナーパーツに持ち手がついていませんが、持ち手付きの方を。 -
26
表に返し、ステッチを入れます。(画像の赤線)
次に青線部分を全体に縫いますが、側面パーツ側の端は10cmくらいを縫わずに残して。
ポケットの側面は、注意して一緒に縫います。 -
27
本体パーツ(前面・背面どちらからでも可)に側面部分を縫い付けます。
位置決めは、まず底の中心を合わせて。
最後は5~10cm程縫い残しておきます。
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28
ファスナーつけ位置を確認したら、ファスナー部分の持ち手を適度な位置に縫い付けます。
(型紙の印は目安です。ズレが出るので、もう片方のファスナー位置を見て調節をします。) -
29
①ファスナーパーツと側面の表地だけを縫い合わせます。 ②縫い代を側面側に折り、③側面パーツの裏地を折って重ねます。④表からステッチ。
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30
裏はそのままでもOKですが、少しピラピラしているので、手縫いでまつっておくと仕上がりがキレイです。
その後、本体と側面の残りの部分を縫い合わせます。 -
31
ここで、一度表に返して縫い目を確認します。
特にサイドポケットのゴム部分・タック。裏なら持ち手・肩紐あたり☆
③は失敗例です☆今ならすぐに直せます。 -
32
もう片方の本体も縫い付けたら、また表に返して縫い目を確認し、仕上げの端処理をします。
ジグザク縫いでもいいけど、バイアスでくるむとキレイです。 -
33
肩ベルトにリュックカン・角カンを通します。
画像左のようにしてもいいけど、右のようにひねりを入れると背負った時に体に添います。(手順①の画像、わきの下辺りに注目してみてください) -
34
紐は、通すだけでも使えますが、紐の先が垂れていると汚れやすいです。子供はどこでもしゃがむので☆
画像のように通して長さを調節し、赤線のあたりで縫っておきます。 -
35
Mサイズのレシピはこちら。
http://atelier.woman.excite.co.jp/creation/28732.html
7
件
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