甚平(じんべい)
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- 作品紹介
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夏に子供に着せたい甚平!プレゼントにも好適品です。仕上がりがきれいになるように、縫い代はロックではなく、伏せ縫いや端ミシンで始末しています。裁縫中級者~向きですが、初心者でも作れるように、写真と説明文をたくさん入れました。
時間はかかりますが、トライしてみる価値はありますよ!!(^^)一度作ってしまうと、ニ着目からは簡単なので、夏が近づくと作りたくなっちゃうかも♪(サイズ展開は100,110,120cm)
材料
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- サッカー生地
- 114cm巾×160cm(甚平分のみ)
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- 同色の糸
- 適宜
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- 接着芯(あれば)
- 2cm×15cm
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- ゴム約6mm幅
- およそ50cm×2本(ウエスト用)
道具
- ものさし・チャコ・はさみ・ミシン
作り方
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1
型紙を写し、縫い代をつけて裁断します。合印・ヒモの位置をつけるのも忘れずに!
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2
身頃を中表に合わせ、背中の中心を縫います。
脇の縫い代は空けて、裾まで縫って下さい。 -
3
片方の縫い代を半分に切り落とします。もう片方はアイロンで折り、かぶせます。まち針で数か所押さえ、端をミシンで押さえます。
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4
袖です。袖と見頃を中表にし、合印を合わせてまち針で留めます。袖付けの印から印まで縫います。
袖下は5mm折って縫い、端の始末をします。(端ミシンといいます) -
5
ひもを4本作ります。図の様に半分に折り、短い一辺だけ残して、縫います。
(出来上がりは1.5cm幅になります) -
6
縫ってある短い辺の角をちょっと切り落とします。細い棒(編み針など)で下からぐっと押します。中に入っていくのでそのまま上まで抜けます。ひっくり返りました。4本全部ひっくり返します。
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7
縁をぐるっと縫います。(口が空いているところは、折り込んでしまうため縫わなくてOKです)
ひもが出来ました♪
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8
身頃の脇を合わせます。袖下からスリットの印まで、まち針で留めます。この時、袖下は見頃の縫い代同士を合わせ、袖の縫い代を挟まないように注意します。
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9
袖の付け根ぎりぎりからスリット印の間をミシンで縫います。(スリット側から縫い始めると縫い易いかも)
縫い終わったら袖の縫い代を挟んでいないか確認します。 -
10
袖下を合わせ、まち針で留めます。袖の折返し部分は、折った時に生地が足りなくなるので、斜めに印(縫い線)をひいておきます。縫います。
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11
縫い代を割って、袖口を三つ折りにします。まち針で留めておきます。
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12
袖下から裾にかけて、アイロンで縫い代を割ります。縫代は身頃側に三つ折りにし、袖のつけ根は自然に重ねます。袖の部分は、分厚くなるので、内側になる縫い代を切ってもOKです。
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13
前見頃の裾から、後身頃の裾まで、縁をぐるりと一周縫います。この時、袖はぬいにくいので自然に袖を内側へ入れこんで縫うようになります。ややこしいけど頑張って!
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14
袖口もぐるりと縫います。
工程⑧から⑬まで、もう片側の身頃も同じ様に行います。 -
15
前身頃のうち合わせ部分を、1cm折り、さらに2cm折って、まち針をうちます。縫います。
裾も同じようにします。スリット部分は高さが同じになるようにしましょう。 -
16
ポケットを作ります。上部は薄い接着芯を貼り、三つ折りにして縫います。周りも折って、ポケット位置の印に合わせ、まち針でとめます。(ポケットは実際に着せてみて、場所を決めてもいいです)
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17
縫います。はぎれを丸く切り取り、裏に力布をつけると丈夫になります。角は写真のように縫います。
次は襟です。襟の一辺(長い方)を1cm裏側へアイロンで折っておきます。 -
18
襟をつけます。身頃と襟を中表に合わせます。身頃のカーブは、つけやすいように、少しだけ切りこみを入れます。襟中心の合印から、まち針で留めていきます。
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19
中心と襟止まりを合わせてピンで留めます。襟が身頃の印とぴったり合わなくても気にしないで下さい。
ミシンで縫います。 -
20
襟止まりは写真の様に、表を内側に半分に折り、まち針で留めます。縫います。
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21
襟をひっくり返します。角はきれいに出します。縫い目をかぶせるように調整し、アイロンをかけます。まち針で留めてから、しつけをかけます。襟止まりから、襟止まりまで、表から縫います。
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22
ひもを4箇所つけます。着た時に襟が左前になるので、
・前見頃の襟止まり2か所
・右前見頃の外側
・左前見頃の内側 に縫いつけます。ひもの端は内側に縫いこみましょう。 -
23
肩上げをします。肩の中心(印をつけたところ)を山折りにして、幅2cm(全体で4cm)肩下10cmになるように、前から後ろまで20cm縫います。袖側に倒します。(図参照)
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24
次はパンツです。2枚を中表に合わせます。カーブのところをアイロンで伸ばします。(コツ!)股上となる部分をミシンで縫いますが、写真の様にカーブの縫い終わりを丸くしましょう。
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25
縫い代の始末です。縫い代を半分切り落とし、縫い目で倒します。中に折り込み、伏せ縫いをします。
(縫い代はロックミシンや縁かがりで処理してもOKです。) -
26
股上から裾にかけて縫います。裾線を印通りに折ります。折り曲げた時に、尖った部分の生地が足りなくなるので、写真の様に印をつけます。
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27
股下を前後合わせて縫います。縫い代を割り、それぞれ5mm内側に折って端ミシンをかけます。
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28
裾を3つ折りして縫います。
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29
ゴム通しを作ります。端を1cm折ってアイロンをかけ、さらに3cm折ります。端(上下)ステッチをかけます。真ん中に、ゴムを通す穴だけを残して縫います。
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30
ゴムをウエストに合わせて2本、同じ様に通します。ゴムを通した穴は、ふさいでしまっても、調節できるように空けたままでもOKです。
出来上がり!お疲れ様でした!!
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