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超カンタンハンドメイドのアイデアが生まれる場所―Smile Life

2007年12月02日04時01分
趣味で始めた洋裁が、いつしかオンラインショップでの販売へとつながっていったSmile Lifeの小森里佳さん。「特別な勉強はしてこなかった」という小森さんには、市販品を上手にアレンジして愉しむ「超カンタンレシピ」を紹介していただきました。
ソーイングや手芸はまだちょっと難しそう…としり込みしてしまう人は、小森さんのアイデアレシピで、まずは超カンタンな手作りからチャレンジ!

小森里佳さん

2004年から趣味で洋裁を始め、2005年より、イベントやオンラインショップにてハンドメイド作品を販売スタート。2006年よりパターンの勉強をはじめ、パターンショップconoriの一員としてパターン作成にも携わる。
ブログ:Smile Life

縫いたいから縫っているうちに



作業場 壁面の飾りだなと、
手作りで満たされた住空間

―ハンドメイドをはじめたきっかけは?

小さいころは、母のとなりで編み物をしたり、フェルトで遊んだりする子どもでしたね。体調を崩し、専業主婦になったことがきっかけで、趣味として実用的なものを自然と選ぶようになりました。その当時はソーイングではなく家庭菜園だったり、パンやお料理だったり。時間があるのでうどんやピザも小麦粉から作っていました(笑)。
趣味が目に見える形になり、食べたり使える喜びを味わっていましたね。

ミシンを購入するきっかけとなったのは、引越しをしてクッションカバーなどを作りたくなったから。
よくご質問いただくのですが、私は縫製の勉強をしたことがなくて、独学というほどのこともやらず、縫いたいから縫っているうちに「身についた」だけ。ソーイングにのめりこむうちに、パン屋さんをしている友人から「制服を作ってもらえないか」と。それが最初の仕事でしょうか。

その後、ブログで作品を見たパターンショップの方から「ハンドメイドコーナー」で販売してみないかと声をかけていただきました。ブログのおかげで雑誌掲載のお話をいただいたり、委託の依頼がきたり……うれしい反面驚きの展開です。

アレンジアイデアはボンド職人の祖母の影響?


―手作りの魅力って何だと思いますか?

究極の贅沢だと思いますね。私は市販の洋服ではサイズがなかなか合わないので、今までどこかしら妥協していたけれど、手作りならぴったりにできる。天然の素材にこだわって作ることも出来ます。

2006年に、妹に子供が生まれてからは、姪のお洋服作りに夢中です。一番重要視しているのはやはり素材。
あとは「ジミカワ」と勝手に呼んでいますが、シンプルな中にちょっぴりのかわいいポイントをプラスして。
ベビーの愛らしさ引き立てるものがいいなと思います。
姪が嫌がるまでは作らせてもらおうと思っています(笑)。


小森さんお手製の服を着こなす姪っ子。確かにジミカワ!



座布団はおばあちゃんの手作り。
手作り派の遺伝子は強い?
―イチから手作りするのではなく、市販品を上手にアレンジして、カンタンにオリジナルのグッズを使ってしまうアイデアはどんなときに思いつきますか?

私の母も祖母もハンドメイドの達人ですが、90すぎた祖母が昔からボンド使いの達人で(笑)。「これはどうやって縫いとめてあるの?」と思うところをさらっとボンドだったりして……。でもストレスなく、簡単にボンドを利用するってすごいなーなんて思っていました。
1から全てつくるには大変だな~と思うとき、「なーにか工夫できないか?」とぐるぐる考えます。とりあえず安い材料でやってみたりして。
市販のものをそのまま使うよりも、ひと手間加えただけでも愛着がわいたり全く違うものに変身したり。その変身ぶりも楽しみの一つですね。

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smilelife  , ソーイング  , アイデアアレンジ  , ボンド  , 子供服  , ジミカワ  ,

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