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羊毛フェルトから生まれる、千種さんのちいさな鳥小物

2008年12月02日05時01分
結婚を機に手づくりを始め、羊毛に出会ったという千種さん。もともと好きだった鳥の小物を作り始めて1年、手創り市などイベントにも積極的に参加しています。そんな千種さんに、普段の制作スタイルや今後の展望などをお伺いしました。

千種さん/chigusa

鳥小物作家。2007年より羊毛フェルトでの作品制作を開始。鳥をモチーフにしたアクセサリーや小物を手がけている。作品はcoccabarden bardenplaisirにて取り扱いのほか、手創り市などイベントへの出店も行う。
ホームページ:http://www7b.biglobe.ne.jp/~mille_club/

羊毛に触れてみたときに、いちばんしっくりきた


千種さんが作った、色とりどりの小さな鳥たち
―羊毛フェルトでの鳥小物づくりを始めたきっかけは何ですか?

4年ほど前に結婚して、家にいる時間がすごく長くなったんです。それで、せっかく自由に使える時間があるから、いろいろ始めてみようと思って。布のバッグとか、ビーズアクセサリーとか、ポストカードとか、いろいろ試してみたんですけど、羊毛に触れてみたときに、さわり心地とか、色合いとか、雰囲気とか、いちばんしっくりきて。

―羊毛に出会ったのは、いつ頃のことですか?

1年前です。今は、羊毛だけです。あまり決まった形がなく、すごく自由に使える素材というのも自分的にはやりやすいです。

―最初から、鳥小物を作っていたのですか?

最初はもうちょっと大きめの、ねことか、りすとか、小さい丸をつなげたストラップとかを作っていました。そういうのを作っている中で、だんだん自然に鳥を作るようになっていって。

作品に使う羊毛やパーツはこんなふうに収納

もともと動物や鳥の図鑑を見るのが好きなんですが、鳥の種類ってすごくたくさんあって、色合いも鮮やかで、見てるとすごく楽しいんです! そんな鳥を作るのが楽しくて。小さい鳥を作って、アクセサリーにしたらかわいいかな? と思ったんです。

―特にどんなところにこだわって作っていますか?

なるべく実物に近づけるよう作っているんですけど、図鑑を見ただけで細部まで再現するのってすごく難しくて、見えないところもあったりするので、そういうところは想像したりしながら、なるべくその鳥の雰囲気が出るように作っています。今は30種類弱くらい作っていますが、徐々に増やしていっています。

―もともと鳥が好きだったのですか?

好きですね! 昔は、セキセイインコやコザクラインコ、十姉妹を飼っていました。

―じゃあ、親しみ深い動物なんですね。いちばん好きな鳥はなんですか?

スズメです。身近にいる感じとか、素朴な感じとか、かわいいですよね。水浴びしてるときや、寒いときにふくらんでるのを見ると、すごいきゅんとくるんです! きれいな感じのオカメインコとかもいいなと思うんですけど、地味な感じの鳥ってかわいいなって思います。


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