持つことをしないと成立しない服。ほんとのオートクチュールは人を雇って着るくらいの贅沢さが欲しかった頃の画。

着るという動詞以外にもう1つ動詞が必要になる洋服もいいじゃないかと思っていた頃の画。大量生産は出来ないのですか。

冬物。60年代ものを意識。でもブーツがひざ上20cmで脚にフィットするのはミュグレー以降の文明かも。

紳士服

96年頃作ったもので、当時肩幅が狭いものが流行っていて嫌気がさして、肩の広いものを作りたくなった記憶があります。素材はウールで、シャツにウールを使うのが新鮮と当時は思っていたのですが、今では全然新鮮ではありません。

買ったときはいいなと思った生地が家に帰るとやけに目が痛くなるような色をしていて、困って裏側を使いました。でも表を全然出さないと可哀相な気がしたのでちょっと出しました。縞模様なので、バイヤス使いをしてみました。

電気を通す糸による刺繍、もしくは電気を通す塗料によるプリントを行ったＴシャツです。

よって、ペースメーカーまで携帯の電波が届かない(気がします)！

「Baltan the Lost Zoo」(バルタン絶滅動物園)の女性従業員用制服です。もちろんそんな動物園は実在しませんので、フィクションとして作成しました。

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『BALTAN THE LOST ZOO ～バルタン絶滅動物園～』

いくつもの悲惨な戦争があったが、それでも科学技術が飛躍的な発展を遂げ、ついにはヒトゲノム計画に着手した世紀末。21世紀を目前として、地球では人類が新たな世紀への期待を膨らませていた。
一方で、20世紀がかつてないほどの種を絶滅に至らしめた事実を顧みる者も少なかった。

そうした地球の状況を、遥か彼方の星空から憂う人々がいた。バルタン星人である。彼らは以前に地球を訪れた際、地質・気候・生態系を綿密に調べ、絶滅に瀕した種のサンプルを持ち帰っていた。それらが地球で死に絶え、今後もそうして「人知れず」この世を去る種が加速度的に増えることを知り、バルタン星の人々は持ち帰ったサンプルを繁殖し、本当の「絶滅」を防ぐことを決意した。

バルタン星の「絶滅」動物達は繁殖に成功し、再び命の環をつないだ。やがてバルタンの人々は、そうした成果を公開し、再び悲劇の起こらぬよう警鐘を鳴らす意味を込めて、動物園を開いた。その動物園の名前は、” BALTAN THE LOST ZOO(バルタン絶滅動物園) ”といい、地球からも多くの「観光客」が訪れるようになった。

デザイン的にも「浮きたい」ので必要以上にPOPにして、実際物理的にも「浮ける」パターンにしてみました。

まだ作ってませんが、こんなの欲しいなぁということでデザイン画を書いてみました。かなり雑ですが。。