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「デザインの善し悪しとは?」 第二話
2次元工房
更新日: 2003/04/23
「デザインの善し悪しとは?」 の続きです。
2次元工房
更新日: 2003/05/05 08:11
mimieyさんこんにちは、お待ちしていました。
勝手に荒らしてしまい、申し訳なく思っていました。実は、私もこんなに長く
なるとは思っていませんでした。盛り上がりに欠けるようなら、すぐにでも
止めようと思っていたのですが、幸運にもボールを投げ返して下さる方々が
あらわれ、会話がはずみました。
誤字、脱字、漢字の多い、私の怪しげな文章に反応して下さった、親切な島民
の方々のおかげです。それに、mimieyさんの設問が良かったようです。
議題提供者であるmimieyさんも交えて会話できたら、より楽しいコーナーに
なると思っています。ぜひ、ご参加くださいますようお願い致します。
なっちゅ
更新日: 2003/05/04 16:34
私もこんなに深くてながーくなるとは、思いませんでした。話には結構参加させていただきましたが、お勉強になり、いろいろな意見が聞けておもしろかったです。
私もレベルなんてぜんぜん高くないのに、かなりお話に参加させてもらっています。ぜひ、会話にも入ってきてください☆
mimiey
更新日: 2003/05/03 13:42
初めまして。mimieyと申します。
私の『デザインの善し悪しとは?』と言う素朴な疑問からまさかここまで話題が大きくなっているとは思っていなかったので、久しぶりに島に来て話題を開いてびっくりしています。
本来ならば私が2話目のページも作成しなくてはいけなかったのだと思うのですが・・・すみません。2次元工房様、話題を長生きさせて下さり有り難うございます☆
最初からじっくり読ませて頂いたのですが、共感する部分や疑問もうまれる部分もあり、また納得する部分もあり、大変勉強になりました。改めてファッションとは深いものなのだと考えさせられます。
私にはまだまだレベルの高い話題が多いので、会話ににはなかなか参加できないかもしれないのですが、これからもこの話題を拝見させて頂いても宜しいでしょうか?
なっちゅ
更新日: 2003/05/01 13:49
二次元工房さん、アドバイス有難うですっっ!!
そういえば、形ばかり気になっていて、素材の事を忘れてました。素材もデザインのウチですもんネ。
私の通っている学校では、マテリアルの授業はちからを入れてくれているんです!特に、マテリアルの先生は、ほんっと〜に素材についてのお勉強が好きな方で、いろいろな素材を見せてくれたり、触らせてくれたりします。
触った感触の表現方法まで、きちんと教えてくれ、「しゃりしゃり=しゃり感」など、すごく丁寧なんです。
せっかく習った事ですし、しっかりデザインに取り入れ、画で的確に表現できるようにならなくっちゃ!
素材を音にするっていうのは、良いですね☆
私は「ふわふわ」と「ぱりぱり」が好きです☆でも、『もこもこ』と『ぴかぴか』に惹かれます。
今度から、素材も気にして頑張ってみますね☆
漫画をテキスト代わりにっっ!!
ぜひっ、やってみます!!漫画というか、お絵かき大好きなんで、いっぱい持ってるんです。早速、宝箱を見てみます!!
とっても良い事を教えていただいて、本当にっ本当にっ有難う御座います!!ぜひ、参考にさせて頂きます☆
素材感を絵で伝えられるように、たっくさん頑張ります!
2次元工房
更新日: 2003/05/01 00:15
なっちゅさんへ、デザイン画について、ちょっとだけアドバイス。
形や分量は誰でも表現できますが、素材の表現は結構おろそかに
されています。この点を強調すると良いデザイン画が描けるように
思います。
具体的には、素材を音に変えてから画にするとやり易いです。
例えば、ふわふわ、もこもこ、ガバガバ、ごわごわ、さらさら、
つるつる、ぴかぴか・・・・・
素材を画に置き換えることは、個性をぞんぶんに発揮できる楽しい作業です。
ぜひ試してみてください。
もし上手くいかなかったら参考書として漫画を使ってください。
漫画は表現のヒント集として使えます。それはまるで宝箱のようです。
なっちゅ
更新日: 2003/04/30 16:24
二次元工房さん、お返事有難うです☆
早速デザインの授業がありました。
具体的に、自分のデザインをどうしたらいいか分からないのですが、気にしながら、デザインを練っています。
とりあえず、下手に飾り立てずに、自分の好きな感じで描いてみる事にしました。
まだまだ、どうしたらいいか・・・という感じなのですが、本当に自分らしい「素敵なデザイン」が出来るよう、頑張っていこうと思います☆
2次元工房
更新日: 2003/04/29 14:41
なっちゅさん、こんにちは。
少しでもお役に立てたなら、とても嬉しいことです。
誰でもが何度でも通る道なので、恥ずかしいことではないのです。
良い方へ解釈して頂き、ありがとうございます。
なっちゅ
更新日: 2003/04/28 14:34
『デザインの善し悪しとは』から、私もとうとうお引越ししてきました。
画を描く為のデザインだから・・・
という言葉にギクッとしました。あぁ、そうだったんだと、すごくドキッとさせられました。
デザイン出しをする時に、何か足すたびに悪くなっていくような気持ちになったのは、何か足そうと力んでしまうのは、画を書くためのデザインをしようとしていたからなんですね。
なんか、恥ずかしいような気持ちでいっぱいです。
すごく、大事なことを教えてくださって有難うございました、二次元工房さん!
質問した甲斐がありました。
これを機に、デザインに対して考え直してみます☆
2次元工房
更新日: 2003/04/27 07:12
タバコさん、tiki さん、お二人とも現代の服飾における閉塞感を
感じておられるようですね。
ご指摘のように、服飾に関わる全ての分野で閉塞感が漂っています。
多くの人が、出口の見えない閉塞感に閉じ込められ困惑しています。
全ての分野で笑い顔が少なすぎます。この状況を脱する方法を示す
「良いデザイン」はあるのでしょうか? 私は有ると断言できます。
偶然にも、お二人とも電算機に関する記述がありました。私は、服飾に
関する分析をする際に、服飾以外の分野を考慮しない事にしています。
社会現象を、事象が混沌と交差した一塊として扱う方法もあるのですが、
私は、事象を、これ以上分割できない迄の最小単位へ分割し、その最小
単位での法則性を抽出する方法を選択しています。
つまり、資本主義社会の平和時において、他の社会現象は、服飾の持つ
固有の法則性へ影響を与えることは出来ないとの立場に立っています。
例えば、車での外出が増えたから○○が売れないとか、女性の社会
進出が進んだから活動的な○○が売れているとか、不景気になると○○が
売れるだとか、現代は本物志向だから○○が売れているとか、○○のヒット
のせいで○○が売れないとか、世紀末だから○○が売れている・・とか・・
私はこれらの様な発想方法を持っていません。何故なら3年程度の検証を
してみると、それらの商品は独自の理由で栄枯盛衰をしている事が分かる
からです。
車での外出が増えたから○○が売れない、とするなら、車がある社会では
○○は2度とヒットできない事になりますが実際はそうはなりません。
ちなみに、この場合の○○とはコートを指しています。
脱線してしまいました、話を戻します。
私のこれまでの書き込みを読まれた方は、閉塞感の次にくるものは何かが
分かるはずです。第四段階の次にくるものは何かが分かるはずです。
閉塞感は必ず必要な時間帯なのです。決して肯定的ではないこの状態
が次の時代(良いデザイン)を引き寄せるエネルギーなのです。
このエネルギーをデザイン活動をしている人たちが利用できたら・・・
tiki
更新日: 2003/04/26 11:36
流行は繰り返されるとよく言われますが、人間の想像力には限界があり、あるループの中を循環しているように見えることがあると本で読んだことがあります。今までは、2次元工房さんの人間の心理をパターン化した現象が当てはまって来ていたと思います。しかしその一方でテクノロジーは決して、循環することなくひたすら進化しています。洋服に限らず、すべての産業にテクノロジーの要素無くして産業が語られなくなった今、この早い進化にたいして消費者側はとまどいや、不安、倦怠感を感じているのでは無いでしょうか?それとも想像力とテクノロジーの進行方向がズレたところで新しい作品が生まれる可能性があるのでしょうか?
タバコ
更新日: 2003/04/26 10:30
2次元工房さん
やっと解ってきました。
>次の時代の「良いデザイン」創作の役に立てそうな気がするのですが如何
でしょうか。
そうゆうことなのですね。
4つの項目に分類するのが、何のためかが解らずにいました。
次を考えていくうえで、必要なこと、ということですね。
通常は、流れを見失わないよう注意しながら、なにか新しいものをとしか、考えませんから。この辺デザイナーの感性としかいいようのないところです。
個人てきには、このサイクルが遅延することをのぞみます。多様化、個別かそういったもの、許す。
厚みのある、スタイルを受け入れる時代がきてほしいとかんがえるからです。
ライフスタイルのうえで、ファションそのものがあきられ、 あ、そうなのもしかして。
コンピュターや車で、洋服にお金を使う人が減ってきてる?もうそれもふるい。
とすると次の洋服は今あるファションと正反対流行ということで、なにか変わる時なのでしょうか?
2次元工房
更新日: 2003/04/26 05:09
tikiさんの考えに賛成です。まだまだ打つ手はあります。
でも、次の提案も考慮して頂きたいのです。
第一から第二段階までは好意的に受け入れてもらえた「手作り風アバウト感」も、
第三段階へ進むと、初期から参加している消費者の心に「飽き」の情念が芽生え
てきますので、「手作り風アバウト感」のテーマだけでは「良い」と感じて
もらえない状況となります。
それは、素材や色柄やデティールへ路線変更を加えなければ「新鮮」さを
維持できなくなった事を意味し、「手作り風アバウト感」の衰勢を知らせる
サインとなります。
しかし、どのような新鮮さを次々と加えようとも第四段階は確実にやって
きます。それは、消費者の選別眼の厳しさや商品の短寿命化を誘発して製造者
へ路線の変更を強要します。
最初は、単純に受け入れられた「手作り風」も最終段階が近づくにつれ
ドンドン複雑化して行きます。正解あり、不正解ありの粗製濫造が繰り
返され、売り場には売れ残りが氾濫し、価格の下落が発生します。
この時点で新鮮さに目覚めて参加する消費者が一番多く、販売数量だけは
飛躍的に伸び続けるため、益々粗製濫造に拍車がかかります。
以上の現象は今後1年間以内に確実に発生します。そして、以上の考察から、
肯定的なサインと、それに潜む法則性とを感じ取ることができます。それは、
1・新鮮と受け止められた単純な一つのテーマは、複雑化しながら古臭くなる。
2・妥当な値段から始まった新鮮さは、価格下落(原価を割り込むまで)
を伴いながら古臭くなる。
3・それは、次世代の「新鮮な良いデザイン」が近づいてきている証である。
4・その次世代の「新鮮な良いデザイン」は、「手作り風」の正反対の概念である
デザイン活動をしている方達は、この4項目を有効利用できないだろうか?
次の時代の「良いデザイン」創作の役に立てそうな気がするのですが如何
でしょうか。
tiki
更新日: 2003/04/25 11:22
なるほど。わたしでも、この内容わかりやすいです。ありがとうございます。今人気の和風手作り風デザインについては今は上り坂であるが、その後は、野暮になると言うことですね。ただその中でも素材にこだわり、素材を着る感覚の服であれば野暮ではなく、そこから違うデザインに展開できる可能性があるような気がします。
2次元工房
更新日: 2003/04/24 22:17
こんにちは、tikiさん。書き込み有難うございます。
私は、デザインを分析する時は常に全体と部分とを分割して考えるように
しています。その際に、全体像を先に部分を後に考ています。
その方法を書きますので、そこから何かを感じて頂けたら幸いです。
まず、全体をおおまかに単純化して2大対立を抽出するのが私流です。
幸い、今回お寄せ頂いたテーマはすでに単純化されていますので説明は
とても簡単です。以前に、”曲線と直線の2大対立を”書きましたが、
今回は”機械的と手作り風”の2大対立で考えてみます。
ここ数年の、服、バック、靴の素材において、粗い、ザックリ、暖かい、
光沢なし、厚い、柔らか、などの要素が主流となっていました。
この傾向は、自然素材と手作りを連想させます。
その一方、この反対の雰囲気を醸し出す素材は隅に追いやられています。
それは、精密、緻密、冷たい、光る、薄い、硬い、などが上げられ機械的
なイメージを連想させられます。
断ち切りや、手縫い風ザクザク縫いの手法は、当然手作りの範疇に入ります。
ここまで書くと、もうお分かりかと思います。
ここ数年間、自然素材の「手作り風商品」が市場を拡大し続けていたのです。
そして、それが誰の目にもあきらかになっているタイミングなのです。
市場の拡大とは、受け入れる心の準備完了を意味します。
つまり、上記のテーマは多くの消費者から「良いデザイン」と認知され、
それが波紋のように伝播していったのです。
そんなの誰でも知ってるよ!と言われそうなので役に立ちそうな話も
加えます。以前に、
第一段階 新鮮
第二段階 当たり前
第三段階 飽き
第四段階 古臭さ
と書いたのですが、「手作り風」の商品は今日どこの売り場でも見ることが
できます。それは、第二段階から第三段階に位置することを意味しています。
「手作り風」なアバウトな感覚は、もはや珍しくて心ときめく魅惑のテーマ
ではなく、スティタス性は失われ、日常的に 目にする「当たり前」のテーマ
となっています。
「良いデザイン」から「良くないデザイン」への以降はすでに多くの人の
心の中で始まっています。
役に立ちそうな話をもうひとつ加えます。第三段階へ差し掛かると商品は
氾濫し、そのテーマに関心のない人までそれを確認できるようになります。
その状況はまるで「良いデザイン」の認知があたかも拡大伝播しているように
見えます。実際は縮小しているのに・・・ここに服飾に関わる全ての人の
悩みの種が隠れています。
tiki
更新日: 2003/04/24 13:57
初めまして。2次元工房さん。第1話は非常に高度な話題に発展している様でついていけず、第2話となってちょこっとかきこんでみたくなりました。最近仕立てをわざと手を抜いて裁ちっぱなしで仕立てられたニットやわざとエリの縫い目が手縫い風にザクザク縫っているジャケットやら見かけますが、あれも今の時代においては良いデザインになるのでしょうか?デザインに限らず物の善し悪しは人間の気まぐれや主観で決まってしまう様な気もします。“今日の常識は明日の非常識”という感じで。後雑貨屋さんの小物を見てもなんだか“ヘタウマ”ぽい手作り風なバッグが販売されていたりで、キチンと作った物よりも、ラフで粗野なデザインが善いデザインなのでしょうか?

