旧コミュニティ
海外における日本のファッション
oga
更新日: 2003/12/03
よく
「日本と海外ではファッションのレベルが違う」
と、耳にしますが、そもそもそれの根本的原因は
一体何なんでしょうか?
なぜ、日本が海外とファッションに差がついて
しまったのか。日本の歴史を考えてみると色々な
ことに気付いたりもしますが・・・・。
誰かこの話題についてお話できる方いませんか?
oga
更新日: 2003/12/04 11:18
なるほど。
何かとても納得のいくお話を聞けたような気がします。
確かに海外ブランドの1番の消費者は日本ですものね。
この不景気でもブランドのセレクトショップが次々と
出てきているのもその象徴だと思いますし。
でも多くの学生が海外のファッション・ファッション学校に高い理想と憧れを持っているように見えますが
私は海外のものに触れる前に、もっと日本の
文化・服飾、あるいは文学をもっと知り、学ぶべき
だと思うんです。自分の国の良さを知らずに、どうして
他国のすばらしさを知ることができるでしょうか?
フランス人は文化や儀式など、古くから伝わる
伝統を大事にし、今でも守っていると本で読んだ
ことがあります。唯一の物を創り上げるノウハウの
伝統があるから、刺繍・ボタン・羽織り・造花などの
作り方を学べるのだと。
海外に目を向けるその前に、日本の歴史・文化を
再確認するのも自分の感性を磨く、よいチャンスで
あるかもしれません。
世界的に活躍しているデザイナーなどはきっと
自国の素晴らしさを知っていると思います。
そういう意味で2次元工房さんの
「日本人はもっと誇りを持って良いのです。」
は、おっしゃる通りだと思います。
私は今高校生です。生意気な文を書いたかも
しれませんが、私は来年の服飾学校に通うまで色々
な日本文学を読むつもりでいます。学校でも日本の歴史や
国語の授業は特に力を入れて頑張りました。もっと日本の
素晴らしさを知っていきたいです。
2次元工房
更新日: 2003/12/03 12:03
こんにちは、この問題には興味があります。
私は随分と長く繊維関連の業態や流行構造の推移を見てきました。
そして、多くの人が声高に主張し、誰もが信じて疑わない欧米崇拝主義やアジアを含む有色人種劣等主義などでは、もはや現状を統合的に説明しきれない段階にあると考えています。
ファッション業界を詳しく知らない人の間には、全ての正しい事柄は白人が行い、他の民族はそれへ追随するだけだとする思考回路を作り上げ、現実を見ようとしない人々がいます。
私はその考えには賛成しません。
今、あらゆる文化現象、あらゆる階層において日本が突出して他国をリードし始めています。
ファッション構造や縫製技術・縫製機器・漫画・アニメ・映像技術・コスプレ・おもちゃ・音楽・車・電気機器・等々の品質やデザイン力はすでに誰もが知るように世界を席巻しています。
時代を象徴する最先端では、多くの部分で日本が突出していて次に続く国が見当たらないのが現状なのです。
どの現象に照準を当てて、見、そして推論するかで、各々がはじき出す答えが変わってくるのですが、
私は、最先端の部分では日本のファッションはすでに世界を遥かに超越していると捉えています。
日本の消費者は世界で一番積極的にファッションの大きなウネリを取り入れます。そして潤沢にお金が還流しています。世界中のなだたる大メーカーは、もはやジャパンマネーなしでは生きてゆけないのです。
ファッション雑誌業界では欧米のちょうちん持ちをするのが生きて行く唯一の道と信じられているので、欧米崇拝主義をとなえ続けますが、過去の欧米のコピー時代は25程年前に終わっているのです。
皆さんはこの世で一番良質でファッショナブルな国に住んでいることへ自信を持って良いのです。日本人はもっと誇りを持って良いのです。
唯一おくれている部分を上げると、洋裁学校などの教育関係があげられます。
高度成長期に人材不足に耐え兼ねた繊維産業界が、花嫁修業の一環としてスタートした洋裁学校の素人芸を、プロの技術として取り入れたことで、多くの素人的技術者を排出してしまいました。
このしわ寄せがいまだに、アパレルや縫製業界を傷付け、あらゆる事柄に不協和音を発しています。
この点だけに照準を当てると、日本は世界で一番遅れているように感じられることになるかもしれません。

