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職人廃業「秋田八丈」に幕
ファッション狼。
更新日: 2004/01/23
県無形文化財の草木染絹織物「秋田八丈」の唯一の職人である滑川晨吉さん(81)が廃業した。後継者が見つからず、不況で経営が行き詰まったのが原因で、200年続いた秋田八丈の歴史が途絶えることになった。滑川さんは「受け継がれた伝統を断ち切らねばならないのは断腸の思い」と話している。(毎日新聞)
皆はどう思う??
ウガ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040123-00000001-mai-l05
ポチョムキン
更新日: 2004/02/15 05:28
捨て犬を内緒で飼う さん、こんにちは!
そうです、その一言を、言ってくださる方を待っていました!!
服を作るわけではないわたしの言葉では、説得力に欠けるかなあ、と思っていたのですが、捨て犬を内緒で飼う さんの言葉には、いつも誠実な鋭さが感じられます。
発言、有難うございます!
ポチョムキン 拝
捨て犬を内緒で飼う
更新日: 2004/02/15 04:11
追記
傍観していてはいけない!わかっててダンマリを決め込むのはいやだ。
私なりの行動をしたい。
捨て犬を内緒で飼う
更新日: 2004/02/15 04:09
感情軽視、幼稚さ、無神経が当たり前の社会、大人が成熟した社会人でないこと等が、次々絶たれる伝統、文化の不毛地帯化に一役買っていると思います。
ポチョムキン
更新日: 2004/02/13 22:33
みなさん、おはようございます。ポチョムキンと申します。
今を遡ること30年程昔のことですが、日本の伝統文化のひとつ、それも、いまや知らない人は居ないであろうと思われる、王道中の王道、「藍染」
これ、絶滅の危機に瀕していたんだそうですよ。
わたしは耳を疑ってしまいましたけど、いや、史実なんです。それで、その危機を救った方がいらっしゃるんですねえ。
わたしもお名前、うかがったことしかありません。(人づてに耳にしただけなので、漢字でどうかかれるのかがわからないのです。)服飾、とくに染色関係の方ならご存知かと思いますが、バンドウ キョウコさんとおっしゃるかたです。
この方は、当時(30年程前)、日本のファッション業界がもう、藍染なんかに見向きもしなくなっていたとき、たまたま現れた救世主的なデザイナーさんだそうです。
藍染の魅力を、なんとか世に知らしめたいと考えたバンドウさんは、それまでアパレル関係(って呼んでいいのでしょうか、わからないんですけど、現代的な服飾業者のことを指します。)の人たちとなど、交流のなかった藍染職人さんたちの工房の門戸を叩きます。
そして、自分がデザインする「洋服」に、藍染を使わせていただきたい、とお願いにあがったわけなんですね。
むかーしながらの藍染の工房を、もう自分の代で終わりだと覚悟して、それでも最後まで、職人としての心意気を捨てずに仕事をしていらした工房の方は、はじめ、バンドウさんの持参したデザイン画を見て、「ふざけるな!!」
ってな勢いだったそうです。
なにしろ藍染の技法には、古くから続いている「型」があります。ポピュラーな例ですと、絞り染めですとか、ろうけつ染ですとか。もっと込み入ったものもありますね。
でもバンドウさんのデザインは、例えば洋服の胸のところに、おおきな『円』がぐるっと描かれた模様、ただそれだけが染め抜かれている。
どれもこれも、そんな、今わたしたちから見れば、そんなに奇抜なアイディアというよりは、シンプルで、藍染の味が生きる、洋服むきの意匠だと感じられますが、当時の藍染職人さんたちにとっては、それはショッキングな提案だったのでしょう。
しかし、バンドウさんは職人さんたちの頑なな意志に、ひたすら誠意を尽くして何度も何度も工房に足を運びました。何としても、藍染の素晴らしさを人々に伝えたい、自分のデザインを生かせる素材は、藍染をおいてほかにない。
そのバンドウさんの気持ちが、ついに工房に届きました。
彼女のおかげで、今、藍染は「日本のインディゴ」のような役割まで果たす、メジャーな工芸として生き続けています。
わたしはこのお話を、バンドウさんを取材した、ある方から聞いたのですが、それはもともとどういう話のながれから其処へ至ったかと申しますと、『本当によいものを作る』ために、ひとを集め、その人々を束ねる力を持つ、というお話からでした。
わたしは、服ではありませんが、ものを作っています。
たいていはひとりでこつこつ作っていますが、ものによっては人とのコラボレートや共同作業が必要な「もの」もあります。
服作りをしていらっしゃる皆さんにも、そのような機会のある方、大勢いらっしゃると思います。そうしたとき、みなさんそれぞれに、役割分担のようなこと、ってありますよね?そして、それをまとめる立場にたつひと。
役割分担の中で、どの役が偉いとかそういうことは、本当はないと思うのです。会社で言えば、社長さんもOLさんも、どちらかがいなくなったら、会社は動けません。
でも、組織の仕組みとして、一番上にいて、みんなをまとめ、責任ももつべきなのは、社長さんでしょう。それが社長さんの役割ですから。(あの、わたしが今使っているたとえ、これ、わかりやすくするために、実社会のしくみよりも随分単純化してます。念のため。)そして会社の人々は、社長さんの、こうしたいという「方針」に沿うべく、自分の役割をこなすわけです。
このとき、社長さんの立場にたって、(つまりは、集団のトップに立って)、カリスマ的な才能のみですべての社員を引っ張れるひと、というのは、これ、物凄く稀少です。
いたら、凄いです。
でも、もっと凄いのは、カリスマじゃあなくって、「努力」で、社員を引っ張る、それも、お立ち台の上から、
「俺について来い!」
じゃなくって、社員ひとりひとり、それぞれの役割のところへ自ら赴いて、直に話し合う、そうやっていっこずつ、問題をかいけつしてゆける、「誠意」のあるひとです。
こういうひとの努力が結実したときは、カリスマの創る物とは全くちがうものが出来上がります。
バンドウさんは、今では藍染服の大御所デザイナーさんです。現役でいらっしゃるんです。そして、大御所となられた今でも、新しいデザインの服を作る際には、初めて工房の門戸を叩かれたときと全く同じに、おひとりで、デザイン画を抱えて、職人さんたち全員と、直接お話になる。
これ、本当に凄い『努力』だと思うんです。
ただ闇雲に、「失われるのは勿体無い」というひとたちは、たくさんいます。でも、それだけでは本当に、「それ」は失われていってしまいますし、それを「勿体無い」と唱えることで、罪滅ぼしをした気になって、肩の荷を降ろしてしまって、それだけで、終わってしまう。
そうじゃないありかた、
アクションを起こす動機を持って、門戸を叩く。
そうやって歴史を変えた、先達の方もいらっしゃるんですよ、ということを、門外漢のわたしからで恐縮ですが、
ひとこと、お伝えしておきたかった。
どうも有り難うございました。
ポチョムキン 拝。
ほしほし
更新日: 2004/01/25 12:31
みなさまはじめまして。
ほらへんで編集員をやっているほしほしです。
この書き込み、本当に深く深く考えさせられますね〜。
ほらへんの記事の中で「桐生工場見学記」というのがあります。私と他の編集員2人で桐生の伝統や職人技術に触れてきたレポートです。
wayさんの
「新しい力と融合して、古い知が新しく生まれ変わって行けば ずっと生き残ってゆけるのではないかと思いました」
私もそう思います。ずっと続いている伝統と、移り変わりの激しいファッションは融合するのってなかなか難しそう。だからこそ、これからのクリエーターはこういう視点も必要ですよね。
「でもそれは、必ずしも金銭を生み出すとは限らないかも知れないし・・・ 」
うんうん、そうなんです。職人の本音は、お金にならなきゃ意味がない、だと思います。職人は作家とは違うので、その仕事で食べていけないのならば辞めるしかないのかもしれません。
でも、こういうことに興味をもって、どうにかしたい!と思う若者がじつはたくさんいるんじゃないかな〜って思います。みんなでなにか出来ないでしょうかね・・・?
ほらへんで、今後各地の工場見学や職人さん訪問みたいなことをしたいな〜と思っています。皆さんもご意見、参加したい!気になるものがある、などありましたら教えてください!
ファッション狼。
更新日: 2004/01/24 11:15
wayさん 御無沙汰です!元気ですか?僕は半分死んでます(笑)
ちょっと重いテーマでゴメンナサイ...
そうですよね、学生時代に伝統工芸、文化に触れ合う機会や状況を知っていれば、少しはこの「秋田八丈」もつづいていたのかも...
でも もう少し、今のクリエーターの方やこれから目指す方に日本をもっとよく見て欲しいと思います。
ええっ! 何?
ほんと?
wayさん!オープンクローズがなんとかしてくれるそうですよ!(笑)
way
更新日: 2004/01/23 16:16
狼。さん お元気でしたか?久しぶりの書き込みですね。
そして 重いテーマを・・・
後継者がいないから滅びてしまうのは、ある意味当然のことかも知れませんが、それが殊に伝統工芸だったりする場合は少し悲しいと思います。
大げさに言えば日本の文化の1つが無くなってしまうのですもの!
今更思うことですが、社会に出る前にもっと色んな知識があれば良かったのにと・・・
例えば後継者が少なくて困っている技術者の門を叩くことが出来たかも知れないし・・・
(新しい力と融合して、古い知が新しく生まれ変わって行けば ずっと生き残ってゆけるのではないかと思いました)
でもそれは、必ずしも金銭を生み出すとは限らないかも知れないし・・・
「お金大好き人間社会」では、何かの感覚を欠いていなければやっては行けないのだろうか?
もっと禁欲的に生きるべきなのだろうか・・・
ファッション狼。
更新日: 2004/01/23 15:26
とも225さん はじめまして!
「少しくらい時間が掛かっても美しい物を作りなさい」
僕にはとても重い言葉に聞こえます。
文化が消える、職人が消える、このままでは「日本人」と言う存在自体が消えてしまいそうな予感さえします。
ウガガ
wing berry
更新日: 2004/01/23 14:01
今の日本って、伝統とか、手仕事とか、そういったものにお金をあまり払わないですよね。
たしかにこの不景気じゃ仕方ないかもしれないけれど。
本当に価値のある物、仕事にそれだけのお金を払う・・・
といった風潮になればいいのに・・・。
と、いいつつ私もバーゲンで服を買ったりしていますが・・・。
少し前にイタリアのモデリストの方の講演があり、その中で肩線は体型に合わせてカーブで引く・・・とおっしゃったのに対して日本人のパタンナーの方が、「肩線はカーブで引くより、直線の方が効率がいいのでは?」という質問
されたところ、少しくらい時間が掛かっても美しい物を作りなさい」という答えを返されていました。
正直、そんな余裕ないよ〜〜といったところなのでしょうが、その余裕を無くす原因を作ったのは日本自身なのでしょうけれど。
この秋田の件もそういった時代全体の風潮の犠牲になったのかもしれないですよね・・・・。

