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非機能性とゆう名の機能性

2次元工房

更新日: 2004/09/09

「ハニワ」が今夏も人気だ。
北国の女学生の間で「厳寒期には暖かくて実用的」との概念からスタートしたパンツとスカートの重ね着だが、近年まれにみる猛暑にあっても、若者や若くありたいとする年配の方まで幅広く受け入れられ、さらに拡大の道をひた進んでいる。

数年前に大ヒットした「真冬に生足」や、北国の吹雪の中での「はだしにサンダル」も驚愕だったが、酷暑中の「ハニワ」も、一般的教養を持ち合わせる人々の目には奇異に映ったに違いない。

この現象は、夏には「反季節的で非機能的」であるとの理由から、過去4年ほど、一般的教養を身につけた方々から否定的にみられることが多かった。
しかし、何故か今夏の猛暑下においては、「否定」は少数派へと移行し、洗練と高額化・高齢化・定番化が進んだ。
更に、この現象は「流行否定派」にまで拡がりをみせ始め、流行を否定することをファッション(流行)とする傾向を持つ人たちの付和雷同性を、はからずも証明してみせた。

私の目には、酷暑下のハニワは「反季節的で非機能的な流行の犠牲者」とは映らずに、「流行を楽しむ、お洒落でかわいい人」と映るのだが、あなたの目にはどのように映るのだろう?

juns22

更新日: 2004/09/27 12:03

丁寧な書き込みありがとうございます。

わたしは地中の変化を感じることに喜びを感じつつも、市場を意識することの大切さも痛感しています。ですから、曖昧な返信ではなく的確な返信でした。感謝します。

その変化には、いくつかの流れが重なっているようには感じていましたが、頭の中で混ざってしまっていた水の重なりが、2次元工房さんの文を何度も読み返すうちに納得のいく仕方で分析できました。
よい仕方で長期的に製作と販売につなげていけられるとおもいます。ありがとうございました。

2次元工房

更新日: 2004/09/27 02:48

上記にて、誤字・脱字、ご容赦ください。

2次元工房

更新日: 2004/09/27 02:45

>冬にむかい、通常の冬着以上に厚みやボリュームを増していき、丈が短くなっていく変化と矛盾しているかにみえるのではないか・・・

2004年冬においては、そのように見えるかもしれません。
しかし、昨冬からすでに冬に薄物を着ることがお洒落となるタイミングに突入しています。なので、上記の要素が今冬に成功したとしても、その成功経験を来期へ押し付ける愚は犯さないで欲しい。

さらに加えて、パンツ丈が短くなる傾向ではありますが、必ずしも短く作る必要はなく、短く見えるだけでもOKなので、この点もふまえて企画して欲しい。
例えば、短い丈の位置での切り替えや、柄などの見かけの要素を加えるだけでも十分に魅力を表現できるのです。

juns22さんがトレンドの最々先端な方なのか、それとも、市場性を重視する方なのかが分からないため曖昧な返答となってしまいました。
しかし、とても確度の高い情報なので、有効に利用して下さる様お願い致します。

juns22

更新日: 2004/09/26 13:24

言葉がたりなかったかもしれません。
私のいう変化は、2004年冬の変化を視野に入れた上で、ハニワと同じく2004年以降感覚の一般化を急速に始めていくこのスタイルの、2005年度における変化のことです。

juns22

更新日: 2004/09/26 13:14

2次元工房さん、面白いお話ですね。

実は、今当ブランドで企画進行中のMen'sは、2005年夏からを視野にいれ、すでに二次元工房さんのおっしゃった変化をはじめています。
ただ「シルエットは反季節的、非機能的な様相を呈しながらも、そのマテリアルは冬にむかい、通常の冬着以上に厚みやボリュームを増していき、丈が短くなっていく変化と矛盾しているかにみえる・・のではないか」と考察しています。

ただまだ2005年冬に関してははっきりした姿がわたしにはみえてきていません。もう少し掘り下げて教えていただけるでしょうか?

2次元工房

更新日: 2004/09/22 12:51

非機能性が機能性へと概念反転する事実を、誰もが簡単に確認できる要素を予告しておく。

2004年冬へ向け、メンズのパンツ丈が短くなり、その市場を飛躍的に拡大させる。

この現象は、明らかに反季節であり、非機能的でありながらも、市場を拡大させ続けるパワーを持っている。
そして、その非機能性は、一般常識から大きくかけ離れるために、常識に束縛される層からのパッシングと、若者からの熱狂的な支持をうけることになる。

ハニワの定番化や終焉とともに、今後を共に楽しみにしたい。

siori

更新日: 2004/09/18 12:29

こんばんは。
「ほらへん」の「流行予知に関する一考察」
前頁、読むにはPCの画面は、つかれますので今コピーしました。ベッドでゆっくり読ませていただきます。

2次元工房

更新日: 2004/09/18 00:58

ハニワは、私の身辺では、ごくありふれた日常着として着用され、年代は10〜60歳代へと広く普及が進んでいます。
しかし、一般的着こなしへと浸透するにつれ、「カッコ良さ」の概念は大きく薄れ、すでに流行の持つパワーは無くなりつつあります。
後は、お洒落とは無縁の、「常識的着こなし」へと定番化と保守化が進むものと思われます。

ビックシルェットですか・・・さすが、sioriさんはお目が高いです。
私は、ビックシルェットは、2010年に向けて一押しのファッションと考えています。
それに関しては、「ほらへん」の「流行予知に関する一考察」に詳しく書かれていますので、そちらの方をご一読ねがいます。

http://www.open-clothes.com/cave.jsp

siori

更新日: 2004/09/16 12:32

こんばんは。
本当にハニワスタイル、流行っているんですかね?
ショップのウィンドウは飾っているんですが、私の住んでいる地域(ど田舎)では、まだ一般化していないようです。保守的なんでしょうか?細身ピタピタTシャツが主流です。

私的には、”ハニワ”すきなんですけど・・・体型カバーできますし。(これが、1番大事)

体型カバー出来るといえば、70〜80年代に流行したらしい、ビッグシルエット??(書籍のデザイン画や写真でしか見たことありませんが)これもいいですよね。
体をすっぽり包み込んでくれるシルエットは、着てみたいな〜っておもいます。今まで、なかったんで。
そんな洋服が流行してくれたら、私もちょっとおしゃれしようかなって気になるんだけど。
(あっ、じぶんでつくればいいんだ)

ところで、ビッグシルエット(?)って、どんな特徴のある洋服だったんですか?出来ましたら、その当時の社会情勢もあわせて教えていただけると助かるのですが。

siori

更新日: 2004/09/14 13:48

2次元工房さん、こんばんは。
朝からずっと、ハニワについて考えていました。
大衆ファッションとしての、ハニワスタイルの定義が私の中でとっても曖昧で、なんかわけわかんない!!という状態になってしまいました。
いかに、流行、スタイリッシュ、トレンドというところから、かけ離れた洋服作りをしてきたんでしょう。
反省です。
明日から、観察してみます。道行く人たちのファッションを。特に保育園送迎お母さんたち。

”学生服のプリーツスカートとジャージパンツの組み合わせ”
これって、ひょっとしたら規則づくめの学校や、大人たちに対するささやかな抵抗だったのかもしれないですね。
いくら冬が寒いといっても、北国じゃありませんもの。ここ。
もう少し、頭の中を整理できたらまた書き込みします。

2次元工房

更新日: 2004/09/13 22:58

sioriさん、こんにちは。
2?年前に既に一般的になっていたとは知りませんでした。貴重な情報をありがとうございます。

ご存知のように、近年「ハニワ」は機能性や季節感に束縛されることなく、大衆ファッションとして拡大を続けています。
私は、この現象が縮小を始める際に獲得することになる、「新機能性」や「新季節感」に強い関心を持っています。
拡大の過程において、どのような機能性や季節感を獲得し、どのようにそれらに束縛され閉じ込められ縮小して行くのか、その市場性と社会的心理の推移に興味があるのです。

「ハニワ」について、sioriさんの心理に大きな変化が顕われた際は、ご一報頂けたら幸いです。

juns22

更新日: 2004/09/11 17:13

2次元工房さん、こんばんわ。
私たちの美の感覚事態が常に変化しているということですね?共感します。
少し前まで「スタイリッシュ」だったものが「ださい」ものになり、いつのまにか「ださい」とされていたものが「スタイリッシュ」なものへと変わる。確かにハニワの進化形態をかいまみるキーワードかもしれませんね。このますます早くなっていく変化についていけなくなるころは私もおじさんになっているかもしれません(笑)

興味深いお返事ありがとうございました。
さて、今私が気になっている事があります。Men'sについてです。詳しくは水のみ場の違う場所に書き込んで置きます。よろしければ皆さんの意見を聞かせてください。

siori

更新日: 2004/09/11 12:33

こんばんは。
おじゃまいたします。学生服のプリーツスカートとジャージパンツの組み合わせ、わたししていました。2?年前ですけど。冬の寒い季節、田舎の中学生には、定番だったような気がします。
スカートは今よりずっと長かったですけど。

2次元工房

更新日: 2004/09/10 14:09

tikiさん、こんにちわ。

ご指摘のように、ハニワって民族衣装を連想させますよね。
私とハニワの出会いは8年程前で、北国の女学生が学生服の下にジャージを着ている姿が強烈にかわいいと思ったものでした。
その時点で、すでに高校生の間では一般化していたようでした。
主流は、学生服のプリーツスカートとジャージパンツの組み合わせでしたから、現在のバランスとは違い、他国の民族衣装とゆうよりも、本物のハニワのバランスに限りなく近いものでした。
なので、最近では「ハニワ」と言っても意味が通じないことがあるようで、そろそろ別の名称が出てくるのかもしれませんネ。

2次元工房

更新日: 2004/09/10 11:54

juns22さん、こんにちは。
私のつたない書き込みにご共鳴いただき、ありがとうございます。
「変化」を肯定する方からのレスは、とても大きな励みとなります。

さて、ファッションとは流行の意であり、時とともに流れ行く「人々の営みの傾向」である、と私は考えています。
私達は、変化することなく留まっていることができない世界に住んでいます。宇宙の絶対真理は「変化」にあり、この法則から逃れられるものは何一つありません。
なので、ハニワや流線型の形状や機能性・利便性なども、ひと時も休むことなく変化を続ける宿命にあると考えます。

初期の流線型は、空気抵抗を限りなくゼロに近づけるために考案されました。
しかし、近年その考えはすっかり陳腐化し、スピードを追求するためには、逆に、部分的な突起物などを設けてエアーフォース(空気抵抗)を利用する方が良いとの考えに傾いています。
競泳用のシャークスキンや、新幹線の先頭車両の凹凸や、レーシングカーのエアーフィンなど、その利用は数多く見られます。

この現象を見直すと、「空気抵抗不要論」から「空気抵抗必要論」へと「機能性や利便性」が正反対にひっくり返っていることが分かります。
ここで面白いのは、変化するはずもないように思われる「機能性や利便性」の内容が真逆になっても、それを疑うことなく、人々はいとも簡単に受け入れることができる点です。
そして思い出してください、私達は変化せずに留まることができない世界に住んでいます。これを考えあわせると、更なる次の時代には「流線型における空気抵抗不要論」の復活を予想できると思いませんか?
そして、ハニワの進化形態も見えてくるような気がしませんか。

私が服をデザインする際は、常に上記のように考え、色・柄・素材・形状を、楽しみながら決めています。

tiki

更新日: 2004/09/10 11:47

2次元さん。忍者物語御登場以来ご無沙汰しております。浅草の書店周りの際は是非ニポカジに立ち寄らせていただきますね。さて、ハニワですか・・・。実は先日茅ヶ崎の姉の姪御に3ヶ月ぶりにあったらインド人になっていました・・って言うのは、インド料理の店にアルバイトしているせいで、ファッションがインドスタイルになっていたわけです。この前結婚式であったときは、晴れ着だったのですがね。日本人って海外のスタイルを自分なりに消化するのが得意なのかも知れませんね。ハニワスタイルもどちらかというと中近東のファッションの影響もあるのではないでしょうか?一時ターバンもはやったようで、ターバンの長さはなんと5メートル以上あったとか聞いたことありますし。ハニワってそういう民族衣装の変形なのかも知れないのかなって思いますがいかがでしょうか。

juns22

更新日: 2004/09/09 13:44

はじめまして☆juns22です。

毎回O.Cを盛り上げる2次元工房さんに共鳴し、よりハイ・クオリティーな作品作りを追求すべく感化されております。

◎ハニワについて
確かに機能的とはいえハニワは当初強烈に批判的な視点で見られていたと思います。とはいえハニワが見られ始めたのは私の記憶では10年近く前。そう考えると以前に2次元工房さんがおっしゃっておられたようにハニワも流行のある種の法則に従って幼虫の地中での生活を終え、孵化し、現在まさに成虫のセミとしての輝きを見せている時なのかもしれませんね。やがて流行りは廃りまた次の夏にでも現れるんでしょうか。一世代ですかね。

ハニワも当初の未完成なラインから一般的に美しいと思えるラインへと移行した時期があったように感じました。その移行した時期が、ハニワについていえば「機能性としてのファッション」から一般的に認知される「おしゃれのためのファッション」への移行の時期であり、それは機能としての形がやがて洗練されると後代にはそのシルエットそのものが表現の一手段へと変容を遂げることを教えてくれているように思います。
たとえばデザインの初期の時代、風の抵抗や鉄板を薄くし重量を抑えるための機能性を追及したデザインがありました。「流線型」です。車に用いられた「流線型」のシルエットはさほど時間をかけずにおしゃれのためのデザインへと成長しました。流線型は今、(スタイリッシュや機械、未来など)イメージを自然に連想させるための技法として定着しましたが、その連想するイメージの多くは当初の車に共通する概念を引き継いでいます。

つまりハニワに関してもこれと同様に流線型と比べれば小規模とは思いますが、当初の機能性の概念(イメージ)を残したまま何世代にもわたりデザインの変容を遂げるのではないかと思います。


少し切り口を変えてみましたが以上が私の見解です。
時間があればまたお返事くださいね☆★☆
ではまた。

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