旧コミュニティ
モデルはイタリア
山田まま
更新日: 2001/10/09
資源の無い日本はこれまで、海外から原料を調達して物を作り、それを売って外貨を稼ぐと言う加工業の形で発展してきた。ところが今その分野ではアジア諸国の追い上げが激しい。
このため、日本が優位性を保てるのは知的生産だと言われている。しかし、日本がソフトウエア―の分野で優位性を持っているのはせいぜい、アニメ、ゲーム、カラオケぐらい。
無論それだけで日本経済を支える事は出来ない。残された道は、製造業が高付加価値の製品を世界に売って行くしかないだろう。目指すべきモデルはイタリアだ。
調べたところによれば、イタリアには大企業がフィアットと、オリベッティくらいしかないらしい。後は中小企業ばかりだ。にもかかわらず、イタリアには世界で一流と見とめられている企業が沢山ある。グッチ、ベネトン、フェラガモ、フェラーリ、………。
そして彼等が創り出す商品は、決してグローバルな価格競争に巻き込まれる事は無い。いくらスピードが出て、燃費も良く、かつデザインの良いクルマを他のメーカーが作ったとしても、フェラーリを買う人はフェラーリを買う。それは購入者がフェラーリに込められた感性を買っているからだ。
感性とは何か。イタリアでは物作りの際には、複数の中小企業が連携して事にあたる。たとえば、新しい服を作るときには、デザインを担当する会社、染色を担う会社、縫製を受け持つ会社と言った様に、その時々に必要な機能を受け持った企業が集められる。そして、最も重要な役割を果たすのが、プロジェクト全体を取り仕切る、プロジェスタ。プロジェスタには当然、リーダーシップが求められる。併せてもっとも必要とされるのは芸術的センスだ。
日本では長い間、技術立国を目指してきた。この為、今でも日本を支えるのは科学技術だと言う思いこみが根強い。しかし、西洋の世界ではそもそも、技術と芸術は同意なのだそうだ。ARTと言う言葉を英和事典で引いてみれば分かるように、それは芸術であると同じに技術でもある。
では、芸術を創り出す感性はどの様に生み出されるのか。イタリア人を眺めていると、彼等は一日一日を実に明るく生きているように映る。世界の人々を感動させる事の出きるインスピレーションというのは、其の様に人生を楽しんでいるからこそ沸いているのではなかろうか。 (9/14 信用情報より転用)
tomcot
更新日: 2001/10/09 14:12
若旦那こんにちは。
最近熟慮というものをしていない、khuです。
面白い話題ですね!
イタリアのような仕事の仕方は非常に面白いと思います。僕はこの文章での、イタリアの「感性」=日本の「ソフトウェア」だと思うのですがどうでしょう?
イタリアではその「情報」を上手く活かす仕組みが目立っているのに対し、日本の製造業ではそれがうまくいっていない(ケースが非常に多い)。
ただ、話を中小規模の事業と、インフラ的な大規模の事業とで分ける必要があるとは思います。
事業をどの程度の規模で行い、どのような仕組みで「感性」「ソフトウェア」「情報」を上手に取り入れるのか。どこまで取り入れるのか、全く取り入れないのか(それもありだと思います)。それを自問自答する必要があると思います。単純な結論、答えは出ないとは思います。ちょっとニュアンスが変わってしまいますが、いわゆる「マーケティング」といわれていることだと思います。
なんか「案内所」的な話題じゃなくなってきましたかね?
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