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手づくりアドベントカレンダーで大好きなクリスマスを演出!

2008年11月01日16時01分

こだわり始めると止まらない!? 25日分のアイデア


ポーチ状になった布製アドベントカレンダーは2007年のもの。
印刷業者に発注してプリントした布を縫い合わせてつくった。
―どれくらい前から製作にかかるんですか?

構想は夏くらいからするんですよ。布製のものはOL時代に作ったんですけど、12月1日から25日まで、25個分の穴をつくらなくちゃいけないので、それが大変で。中には例えば、私の写真を入れたりもしますね。自分大好きなので(笑)。

―なるほど(笑)。でも、25個分のアイデアを考えるのは確かに大変ですね。

アドベントカレンダーって、開ける前と後のイラストに関連がないこともけっこうあるんですよ。例えば、窓のところを開けると、人がのぞいてる、というのであれば、関連がありますけど、地面をあけたら、いきなり星が出てきたりする、そういうのも多いんです。でも私はそれが嫌で、なるべく関連づけてやりたいなって思ってるんです。かといって、私の顔が出てくるのはどうかと思いますけど(笑)。

―日程が25日に近付くにつれて、仕掛け的な盛り上がりはあるんですか?

盛り上がりますね。
24、25日はクライマックスなので、サンタがらみをちゃんと入れないとな、とか。あとは、チョコが重ならないようにしようとか考えてます。

―和田さんにとって、アドベントカレンダーをつくる楽しみはどんなところなのでしょうか?

やっぱりお菓子を買うときが楽しみですよね。とにかくたくさん買うんですよ。チョコレートの包み紙が大好きで。高いんですけど、「今日はお金に糸目をつけないぞ」って決めて買うときが一番の楽しみですね。新しいのを見るとつい買っちゃうんですね。一万円近く買いますもん。

―すごい。では、つくるときに難しいところは?

穴の部分には、使い捨てのお醤油皿みたいなのを受けに使ってるんですけど、隣りあう穴と穴の間隔が近すぎるとダメなんですよ。絵と関連づけずに、どこでも開けていいなら、大丈夫なんですけど、ベースのイラストと中身を関連づけたいって、こだわりはじめると面倒ですね。


(左)左上は、喋る鳥の人形たち。棚やボックスには和田さんによるイラストが。
(右)アドベントカレンダーの参考にもしているお気に入りの絵本。

―ちなみに、今年も印刷に出すんですか?

それを自分でやれるようにできるといいなとは思うんですけどね。印刷業者に出すのもけっこう手がかかりますし、簡易的にできるものをずっと考えてますね。ほんとは抜きとかも印刷屋さんでやってもらえたらいいんですけど、そこまで個人で頼んだら、一体いくらかかるのか(笑)。なんだかんだ量産できる方向へと考えると……。

―量産にこだわるのがおもしろいですよね。

たぶん目立ちたがりやなんですよ。この人だけに作るっていうならいいんですけど、いろんな人にみてほしいと思うので。最初は友達にだけ、と思って作ったんですけどね。今年は仕事関係の人にも配りたいんですよね。

―もらった人は本当に嬉しいと思います。

ありがとうございます! 喜んでもらえてるといいんですけどね。アドベントカレンダーを作っている間は、飲みに誘われても、「カレンダーづくりがあるから」って断ってますからね。11月は自分の誕生日もあるのに、さっと終わらせて作る、みたいな(笑)。

―ステキです(笑)。ぜひ、続けてください!

(取材/田辺香)


和田海苔子さんから提供いただいたハンドメイドレシピ


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