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眺めているだけで暖かい、羊毛フェルトに魅せられて― フェルト作家 橘記子さん

2007年12月02日14時01分

初心者へのアドバイス


橘さんのアトリエ
―最近、羊毛がブームになってきているようですが。

2、3年前くらいから羊毛はぐっと身近な手芸になったように感じますね。初心者の方はシャンプー液を使わない、ニードルで作る動物や人形が手軽で楽しいようです。 生徒さんたちもグループ展をしたり、ショップに作品を置いたり、活躍中ですよ。

―初心者へのアドバイスは?

羊毛は普段の生活では出会わない素材なので、最初は失敗が気になるかもしれません。 ふわふわで暖かい羊毛の感触を楽しみながら、水遊び感覚で小物づくりから挑戦してみましょう。だんだん布になっていく様子は不思議で、手の中で出来上がった作品は可愛らしく思えてきますよ。(2007年1月 横浜にて)

続いて、羊毛作品作りの基本ガイドと、特別に提供していただいた可愛いフェルト作品のレシピ5つをご紹介します!


羊毛フェルト作品作り、基本と材料と道具


羊毛からフェルトを作るには、羊毛を細かくちぎり、シャンプー液につけて (かけて)、手でこすったり転がして圧縮して繊維を絡ませます。編み物や織物、縫い物とはまったく違うのです。
シャンプー液は、お湯1リットルに対してシャンプー小さじ1弱を混ぜたものを使います。

使う道具は?【一般家庭にもあるもの】
バット、はさみ、ビニール袋、ポリ袋、じょうろ、シャンプー、ものさし、はさみ、タオル、丸棒、アイロン

右から、デジタル式の秤と、ニードル、
アップリケパンチャー

【揃えたほうがいいもの】
デジタル秤:羊毛はしっかり計量が肝心。デジタル式の秤なら、1gから正確に計測できて便利

エアパッキン:通称プチプチ。マフラーなど平面のものをフェルトにするときに使います。

フェルティングニードル、フェルティング用マット、アップリケパンチャー 1本タイプは立体や細かい作業向き。5本タイプは広範囲を刺すのに便利です。(作品によって使いやすさが異なり、ハマナカとクロバーの物を使っています。)


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