リアルシンプル編集部に訊く、豊かな暮らしの実践方法
2007年12月04日17時01分
リアルシンプルジャパン/REAL SIMPLE
アメリカで女性たちから絶大な人気を集める雑誌「REAL SIMPLE」の日本版として2005年10月創刊。仕事に家庭に忙しい現代の女性に、生活の中のアイデアや暮らしを豊かにするヒントを届ける。今回お話をうかがったのは、編集部の安藤さん、嶌さん、藤川さん、白澤さんの4名。オフィシャルサイト
仕事も私生活も忙しい、女性の気持ちを自由に

編集部入り口のラックに並ぶバックナンバー
安藤 現代の女性は、仕事も私生活も忙しいですよね。閉塞感だったり、ストレスやプレッシャーを感じて暮らしている方も多いと思うんです。そんな方がリアルシンプルを読むことによって、少しでも気持ちが自由な感じになれば……と思っています。具体的には、「今まで30分かけてやっていたことが、実は10分でできるんだよ」という生活のアイデア的なものを紹介しています。
嶌 リアルシンプルは写真のきれいさや余白にもこだわっています。情報過多の時代ですが、そういうちょっとしたことで静かな気持ちになってもらいたいし、内容的にもゆとりを感じて楽しくなってほしいと思います。
―忙しいライフスタイルの中で時間を有効に使って、素敵な暮らしを実現できるように、というのを提案されているんですね。
藤川 「無理してなさそうなのに、おしゃれで素敵」という感じを出せればいいなと思います。掃除も料理も、家事全般「これだけやっておけばOK」というふうに、できるだけ明快な答えを渡してあげたいんですよね。しかも、肩の力が抜けた感じでありながら、気の利いたおしゃれさもあるという。
―リラックスして読めるような雑誌ですね。
安藤 はい。日本の雑誌は特に、読者にプレッシャーを与えて不安にさせて、その雑誌を買い続けさせるという方向性のものがすごく多いので、そうではなくて、本当に好きになって読んでもらいたいです。
嶌 本誌で取り上げる商品も、基本は編集部の者が触って試して、「これなら買ってもいいな」と思えるものだけを載せているんです。
安藤 ものすごくたくさん並んでいる商品を全員で時間をかけて試しているんですよ。誌面では商品点数が少なくてさみしい感じがするかもしれないですが、本当にいいと思うものだけを厳選してご紹介しているので。
―そういった企画はみなさんで案を出されるのですか?
安藤 はい。「もうひとつの使い方」という人気のコーナーがあって、そこでは「もともとあるものをこんなふうに転用しよう」というアイデアを提案しているんですけど、そのアイデアは担当者がひねり出しています。おばあちゃんの知恵袋的なものもあり、手づくりものもあり、「アトリエ」に近い部分ですね。
![]() 人気コーナー「もうひとつの使い方」などで登場した商品たち。 (左)椅子の背もたれに持ち手を付けると便利! (右)ワイヤーハンガーはハギレを巻けば一気にかわいく変身 |
―企画を出される際に心がけていることはありますか?
嶌 「実際どうなんだろう?」と思ったらとりあえず自分でやってみます。私は普段手づくりとかしないし、とってもずぼらなんですが、そんな私のような人でも「やってみよう」と思えることだったらいいのかな? と思ってネタを探しています。
安藤 編集部内で変な行動に出ている人もいますね。商品を持って、とりあえず部屋をうろうろして「壁にかかるかな?」とか試してみたり(笑)。
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