香りを楽しみながら使いたい手づくり石鹸 ― un mot doux かずみ みゆきさん
2007年12月09日11時01分un mot doux かずみ みゆきさん/Miyuki kazumi
ご自身のアレルギーやご主人の石鹸好きが高じて、4~5年前に石鹸づくりをスタート。2007年にはアロマテラピーの資格も取得。アロマオイルの香りや効能も生かした癒しのソープを作成。現在は兵庫県西宮市の「anjico」で取扱い中。http://unmotdoux.client.jp/
石鹸というものを見つめ直し、きちんと向き合う機会ができた
上品な雰囲気のパッケージも、みゆきさんがデザイン。
タオルとセットにして贈り物にしても素敵です。
私自身がアトピー性皮膚炎だったり喘息だったりということもあり、以前から敏感肌用のソープやコスメを使っていたんですが、娘が生まれたときに、使っていたベビー石鹸が娘の肌に合わなかったこともあって、石鹸というものを見つめ直すというか、きちんと向き合う機会ができたんです。
―そこから、ご自身で作られるように?
そうですね。
それから、実は主人が昔から“石鹸マニア”で(笑)。今のように、オーガニックソープやコスメなどが流行する以前から、なぜかすごく好きだったみたい。そういう石鹸って、値段がお手頃とは言えないですよね! でも身長189センチの主人がガンガン使うので「使いすぎ~!」みたいになって(笑)、「石鹸が好きだったら、一度作ってみて」とお願いしたんですよ。
―じゃあ、まずご主人が?
はい。いろんな本を参考にしながら、手に入りやすい材料でベーシックなマルセイユ石鹸を作ったのが最初です。それが、大成功! とっても使い心地のいい、お肌にも合う石鹸が出来上がったんですよ。それが4~5年前のこと。すごく感動しました。
それから、材料をいろいろと探しはじめ、オリジナルソープをつくるようになりました。わたしもアロマテラピーの資格を取得し、香りも楽しみながら使ってもらえるソープを作っています。
(左)使い終わったアロマオイルのミニボトルを利用してフラワーベースに。さりげないアイデアにもセンスがきらり。 (右)手がける石鹸は約10種類。ベーシックなもので680円~。 |