ハンドメイドレシピと手作り情報サイト

冬の夜にロマンティックな灯火を―Vida=Feliz マエダサチコさん

2007年11月01日20時01分
Vida=Feliz(ヴィーダ=フェリス)のマエダサチコさんが手がけるキャンドルは、どこか儚げで乙女心を刺激するロマンティックな雰囲気が漂います。色鮮やかな花々や蝶々。食べかけのショートケーキに、可憐な動物たち――。次々と、新しいキャンドルの世界を広げていくマエダさんにキャンドル作りをはじめたきっかけのお話からこれから目指す夢まで、たっぷりとお話を伺いました。

Vida=Feliz マエダサチコさん/Sachiko Maeda

キャンドル作家。姉のコクマイリエと共に2002年より大阪でVida=Felizをスタート。2005年に活動の拠点を東京に移し、現在はCM、雑誌、個展を中心にキャンドル制作を行なう。著書にレシピを紹介した「キャンドルづくりの本」(雄鶏社)。また、東京、大阪、神戸にてスクールも開催している。
http://www.ne.jp/asahi/vida/feliz/

“趣味のひとつ”という感覚で始めたキャンドル作り


製作中のキャンドルたち。乙女心をくすぐるモチーフ&色使い!
―キャンドル作りは小さいころからの趣味だったそうですね。

そうなんです。小学生のころから、ずっとものを作ることが大好きで。絵も習っていたし、キャンドルもそういう趣味のひとつという感覚ではじめたものですね。

―どんなきっかけで仕事にしようと思われたんですか?

神戸にある雑貨屋さんに頼まれて、キャンドルを作ることになって。で、それを目にした別のお店の方に、今度は個展をしてみないかと誘われたんです。それがまた偶然、雑誌のライターさんの目にとまって。雑誌に載るなら、ホームページをちゃんと作って、お店で取り扱ってもらおうと。それが2001年くらいのころですね。

―じゃ、本当に急展開でキャンドル作りをはじめられて。

そうそう。はじめてから半年くらいで大阪に実店舗を持つことになって。で、お店を持つなら趣味じゃだめだからって、本格的に先生について習うようにしたんです。そこでキャンドルの基礎を習って。あとは、自分でもキャンドルの型を作りたいと思っていたのでアクセサリーを作る先生について型の取り方も習いました。

―はじめた当時は、大変なこともありましたか?

そのころは、今のようにキャンドルが雑貨屋さんにあることが一般的じゃなかったので、そういう意味では苦労も多かったです。雑貨屋さんに持っていっても“キャンドルはちょっと……”と断られてしまうことがあったり、友達のお店に置いてもらってもなかなか売れなかったり。そういうこともあって、自分でお店をやろう、と当時決心したんです。

―現在、大阪のお店はクローズして、東京に活動の拠点を移していますね。

もともとお店は続けられて3年くらいかな?って思っていたんです。制作しながら、店頭に立つっていうのはやっぱり大変で……。もっと、いろんな人にVidaのキャンドルを知ってもらうためにも、活動を制作中心にしたいなと思って。2005年に東京へ引っ越すのをきっかけに、お店は閉めてしまいました。今は、大阪と神戸では姉がスクールをやっています。


個性的な作品の数々は、時間をかけてじっくり眺めたくなる美しさ。

1 2 >>

梅原加奈  , マエダサチコ  ,  ,  , Vida=Feliz  , キャンドル  ,

最新情報をSNSでも配信中♪

twitter

このサイトに掲載された作品に関して、その作品の作者以外の方は写真やデザインを複製して販売したり、商用利用はしないでください。
個人の趣味の範囲でお楽しみいただくようお願いします。

Copyright © 2008-2024 Atelier, Inc. All Rights Reserved.