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「かわいい中にも“毒”」なガーリー・スタイル―mamaririco

2008年12月06日11時01分
花柄やチロリアン刺繍、革、モコモコした素材が大好き、という二人の「真理子」さんによるブランド「mamaririco(ママリリコ)」。“かわいいなかにも毒を”をコンセプトに、バッグやアクセサリー、雑貨など、遊び心満載の個性豊かなアイテムを次々と生み出しています。お互いを“Mari-ton(マリトン)”、“udon(ウドン)ちゃん”と、ユニークなニックネームで呼び合う、とても仲良しなお二人。すてきなアトリエにおじゃまし、ブランドのことなど、いろいろと楽しいお話を伺いました。

mamaririco/ママリリコ

デザイナーユニット
エディトリアルデザイナーを本業に活動している長谷川真理子(Mari-ton)さんと、アクセサリーブランド「PAYAKA」のデザイナーとしても活躍中の近藤真理子(udon)さんによるデザイナーユニット。mamariricoの商品はオンラインショップのほか、新宿マルイワン「LeLe Junie Moon」でも取り扱われている。6月末まで、京都「sin-bi」にて、mamaririco×PAYAKA アクセサリーフェアが開催中。

mamaririco ホームページ:http://mamaririco.com/

ガーリー感にちょっとクセが加わったようなものが好み


ピアスなどに使っている染め花はすべて手づくり。
手染めしたあと糊入れ、コテ当てをして組み立てる。
―お二人の出会いは?

Mari-ton 2006年の夏。3年くらい前に。

udon 私たち、2人とも音楽が大好きなんですけど、フェスに行ったときに共通の友達がいて。

―では、mamariricoを始めるきっかけは何だったんですか?

Mari-ton ちょうど、ウドンちゃんのアクセサリーに絵を描いてほしいって頼まれたのをきっかけに、よく連絡を取り合うようになりました。

udon その頃マリトンが、ボアのバッグを作ってくれたんだよね。コウモリのアップリケがしてあって、すごくかわいくて。

Mari-ton まだ完全に手芸の域でしたけどね。

―コウモリといえば、mamariricoのアイコンですよね。もともと好きだったんですか?

Mari-ton いや、たまたまなんです。女の子が好きなのって、ポイントに花柄やフリル、レースがついてたり、刺繍がしてあったりというガーリー感ですよね。私たちもそういうのは好きなんですけど、それにちょっとクセが加わったようなものが好みで。それでお互い、「それどこで買ったの?」ってよく聞き合ってたんです。コウモリもそんなもののひとつですね。

udon けっこう好きなものが同じだったんだよね。

Mari-ton ちょうどリバティプリントやチロリアンが流行ってきたときだったんですが、「日本製のチロリアンて、なかなかかわいいいの見つからないよね~」と話していて、ちょっと調べようということになって。一緒にパソコンで探してみたら、海外のものを個人輸入しているサイトでかわいいのを見つけて、「こんなにかわいいチロリアンもあるんだ!」と盛り上がったりしていた頃が、mamariricoの始まりかな。


アトリエには、バッグやアクセサリーなどmamariricoのアイテムがきれいにディスプレイされている。

―やはり趣味が似てらしたんですね。では、ブランドとしてmamariricoを立ち上げたのは?

Mari-ton 2007年。友達のイベントに出店したんです。ちゃんとみんなの前に出したのは、それが初めてですね。

udon そういうきっかけがあったから、まとめて商品を作ってみたんです。

Mari-ton そのときの女の子たちのキャーキャー感がすごくて。まさかそんなに喜んでもらえるとは思っていなかったので感激でした。

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