「かわいい中にも“毒”」なガーリー・スタイル―mamaririco
2008年12月06日11時01分アトリエでアイテムたちを見てもらえるような機会も作りたい
いろんな柄が楽しめる、キュートなリボン型のヘアゴム「エルマ」。
Mari-ton 私が「商品名は絶対女の子の名前がいい!」って提案したんですよ。なぜかと聞かれると……頭にふと舞い降りて(笑)。そしたら、ウドンちゃんも賛成してくれて。それから女の子の名前をいっぱい調べて名付けるようになったんですけど、商品が増えてきたので名前を覚え切れなくて、実は最近、在庫管理が大変なんですよ(笑)。
udon 商品のデザインや縫製だけではなく、オンラインショップの受注発送、ロゴやショップカードのグラフィックデザインなど、全てを二人だけでやっているので大変ですけど、やりがいもあるし、お客さんと直接メールでやりとりできたり、お話できるのがmamariricoの良さでありたいなと思って頑張ってます。
―なるほど。では、今後の予定や抱負は?
Mari-ton オンラインショップ以外で、実際お客様たちが手に取って見れる機会やお店を増やして、そこでまたいろんな人に見てもらいたいです。
udon 週末に予約制で“salon de mamaririco”のような(笑)、アトリエに来てmamariricoのアイテムたちを見てもらえるような機会も作りたいと思ってるんです。シーズンごとに展示会もやりたいので、次は秋かな? と。
Mari-ton 秋の展示会後は、メキシコに行きたいんです。ずっと行きたいねって言ってて、二人でmamariricoの売り上げを貯金しているんですよ。今年こそは絶対行こうって話してたんですけど、インフルエンザが心配ですね……。メキシコに行ったら、きっとまた影響されると思います。色々刺激をうけたい。
udon もともとメキシコとかの、フォークアートは好きだからね。メキシコに行けたら、材料とかも買いたいですね。
(左)リビングの壁にはメキシコっぽいテイストがたっぷり。 (右)玄関に飾ってあるのは、メキシコのレスラーをモチーフにした張り子のようなオブジェ。 |
―では最後に、お二人にとっての、手づくりの楽しみを教えてください。
udon 自画自賛かもしれないですけど、できたときの喜びと楽しみです。
Mari-ton 化学反応も。私たちのデザインは異素材を組み合わせたものが多いので、いろいろ組み合わせていって、かわいいものができたときが嬉しいし楽しい。
udon あとは丁寧に心をこめて作ることです。
Mari-ton オンラインショップの商品も、mamariricoを置いてくれているショップにおろす商品も、同じように丁寧に心をこめて作っているので、たくさんの人に見ていただけたらと思ってます。
(取材/田辺香)