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洗練されたアレンジメントが生まれるフラワーショップ ― clove connolly

2008年12月07日01時01分

一瞬たりとも同じ表情をしていないのが、お花の魅力


生花やプリザーブドのリースは、レッスンも販売もしている。
―お花の魅力って、どんなところですか?

私が好きなアンティークと花って共通項がないようで、実はあるんじゃないかなって思っています。アンティークとの出会いって一期一会。その時出会って「いいな」と思った第一印象というか一目ぼれというか……。ある意味、刹那的なもののように感じています。もちろん、長く愛用して大事に使うという良さは大前提なのですが。

刹那的という面では、花も同じような気がしています。種から芽が出て、つぼみをつけて、膨らんで、花開いて……。光を求めて茎がのびる様子なども、神秘的ですよね。一瞬たりとも同じ表情をしていないんです。本当に、花の表情はさまざま。枯れてゆくさまもまた美しいですし……。そこが生花の魅力ですよね。

―お店におおぶりの切り花が多かったことと、グリーンがたくさんあったのが印象的でした。

そうですね。個人的に、ポンポンっと大きくて丸い花が好きなので、そういう花を無意識に選んで仕入れているかもしれないです。あと、グリーンや実ものは大好きです。アレンジメントやブーケを作るときには、主役の花を決めたら、あとはグリーンや実ものをふんだんに使います。

―好きな花はありますか?

どんな花も好きですが、特にいい香りのする花に癒されます。スイセンとかクチナシとか。仕入れの時も、香りのいい花は気にかけるようしています。

―扱われる花やレッスンに使う花で、気をつけていることはありますか?

気をつけているのは、季節感です。例えば最近は1年中ひまわりが出回るようになっているんですね。でも、うちでは夏にしか入れません。そういう季節の移り変わりを草花で感じてほしいなって思います。あとは、珍しい品種が市場に並んでいたら、なるべく仕入れるようにして、「どうやって咲くの?」「どれくらい持つのかな?」と、自分で考えながら手入れして、勉強するようにしています。それを、お客さまや生徒さんに伝えていきたいんですよね。それから、ブーケやアレンジメントのレッスン以外に、挿し花もレッスンしているんですが、花瓶に一輪さりげなく生けたり、バランスよく生けるレッスンは、毎日の暮らしに密着していて生徒さんもすぐに実践できるので好評です。


アレンジメントは、シック、モダン、エレガントなど洗練された大人っぽさが冴える。

―今後の活動は?

生花のフラワーアレンジメントやプリザーブドフラワーの作品などのネット販売をスタートさせたいと思っています。あと、昨年も開催したのですが、生徒たちの展覧会を今年もしたいですね。誰かに見てもらう、褒めてもらうことが、センスアップにも繋がると思います。

(取材/いなだ みほ)



clove connolly 紀 みほさんから提供いただいたハンドメイドレシピ


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