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洗練されたアレンジメントが生まれるフラワーショップ ― clove connolly

2008年12月07日01時01分
フラワーショップ「clove connolly(クローブ・コノリー)」を営む紀 みほさんは、ショップを切り盛りしつつ、店内の一角でレッスンも行っています。アンティークのインテリアがとても素敵なお店にお邪魔し、紀さんのお花やアレンジメントに対する想いをうかがいました。

clove connolly 紀 みほさん/Miho Ki

フラワーショップ勤務ののち、独立。自宅でフラワーレッスンをスタート。
2004年、兵庫県西宮市にフラワーショップ「clove connolly」をオープン。凛とした雰囲気のなかに、さりげないノスタルジックさが潜むようなアレンジメントやブーケが好評。
9月7日発売予定の「花時間」別冊「ウェディングブーケ&花飾り」Vol.6に掲載予定。
ホームページ:http://www.clove-connolly.com

「大人の女性に通っていただけるようなレッスン」を目指して


店内に飾られているアレンジメント。

―お花屋さんを始めたきっかけはなんですか?

もともと、花屋さんで働いていたんですね。長く勤めているうちに、お花のレッスンをしたいなあと思うようになり、独立しました。自宅の一室を開放してフリーレッスンを始め、その後、カルチャーセンターや専門学校でも教えるようになりました。

―お店を構えられたのはそのあとですか?

はい。2004年11月にお店を持ちました。といっても、「店を始めたい!」と意気込んで始めたわけではなくて、自宅が手狭になり、「レッスンをするためのアトリエがほしいなあ」という思いから物件を探し始め、「どうせなら販売スペースもほしいな」という感じでショップがスタートしました。ゆっくり、じっくりと教えたかったので、人通りの少ない、静かな場所を選びました(笑)。

―大きなテーブルが印象的ですね。

このテーブルは、もともと自宅でのレッスンを始めたときにあつらえたものなんです。6人くらいで使えて、花材を広げてもゆとりがあるサイズをオーダーして作っていただきました。店のインテリアを決めるときには、奥のスペースでレッスンをしようと考えていたのですが、それ以外の部分は少しずつ手を加えながら、今のようなスタイルになりました。個人的に古い道具や家具が大好きなので、什器に、自宅で使っていたアンティークの棚をいろいろ使っています。オープン当初は花材も少なかったせいか、「ここは家具屋さん?」「カフェですか?」なんてお客さまに尋ねられることもたびたびありました(笑)。

―確かに。お花以外に、お花と花器の組み合わせとか、お花と棚の組み合わせなども素敵で参考にしたいです! 心地いい店内では、お客さんも生徒さんもくつろいでしまいそうですね。レッスンのスタイルはどのようなものですか?

月2回のフレッシュフラワークラス、月1回のプリザーブドフラワークラス、そのほか上級者のクラスやウェディングブーケのクラスなどを開催しています。毎月、クリスマスやお正月、母の日など季節の行事に合わせてのレッスンにしていますが、6人までの少人数制なので、生徒さんとの距離も近く、レッスン内容も濃いのではないでしょうか? 何より、和気あいあいとした雰囲気なので、気負わずに花やグリーンに親しんでいただけると思います。初めての方には体験レッスンもご用意しています。花を買いに訪れたお客さんには、「いつも奥のテーブルが楽しそうね」と思われているみたい。その雰囲気も、「クローブ・コノリー」らしさかなって思っています。


アンティークのインテリアが素敵な店内。レッスンは使い込まれた味わいがあるテーブルで。

―生徒さんの評判はいかがですか?

「先生の花の色づかいが好き」とか「大人っぽいアレンジですね」と、よく言ってくださいます。特に意識していなくて、自分が好きな組み合わせで作っているだけなんですけど……。うれしい限りです。私自身、もともと落ち着いたトーンの色合わせが好きなんです。教室も「大人の女性に通っていただけるようなレッスン」を目指しています。

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