女の子がときめく、Dropのビビッドなヘアアクセサリー
2008年12月09日10時01分Drop 佐々木ゆりこさん/Yuriko Sasaki
ヘアメイク兼ハンドメイドヘアアクセサリー作家。美容師、ヘアメイクの仕事を通して、主にヘアアクセサリーの手づくりをはじめる。現在は、渋谷にあるショップ「デアデビル」にて、様々なアイテムを販売している。「Drop」blog:http://drooop.blog55.fc2.com/
「デアデビル」:http://daredevil2008.blog74.fc2.com/
小物だからこそできる、派手な色づかいを楽しむ
定番のシュシュ。「Drop」ならではのカラーとデザインが魅力。
仕事を通して始めて、それからですね。きっかけは、ヘアメイクのアシスタント時代に、テレビの子ども番組で物作りをしたことです。頭に飾るオブジェなどを作るのを手伝ってから、「何でもありなんだな」と思ったんですよね。そのときは、とにかく派手なものや、動くものを作りました。中にモーターを入れて、ねんど細工みたいなもので動かして、それを頭に乗せたり……。それがきっかけだったと思います。
―かなりユニークな物を作られたんですね。その経験から個人的にも手作りを始められたと。
そうですね。例えば、コマーシャル撮影のときや、スタイリストがついていない新人のタレントさんとお仕事するときとか、自分でアイテムを揃えて持っていくんですけど、もっとテレビ映えするようなものにしようって。そのタレントの子と話をして、「それならこういうのを作っていくよ」というふうになり、自分で持っていくようになりましたね。
―ブランドとして、「Drop」を立ち上げたきっかけは何だったのでしょう?
スタイリストの友達がお店を出したんです。そのときに「作ってみない?」って声をかけてもらって。もともと彼女は私が作っていることを知っていたので。それが1年前で、以来そのお店で販売してもらっています。
(左)ふだん資料として参考にしている本。「西洋史の本は色だけでなく、構成やデザイン、模様もすごく参考になります」 (右)海辺で広い集めたシェルを、大きな自宅用のミラーのフレームに飾ったもの。 |
―「Drop」という名前にした理由は?
色のパンチもあるし、ちょっと毒がある作風なので、いろいろ考えたんですけど、ドロップの英訳を調べたら、いろいろな意味があったので、いろんなふうに受け止めてもらえたらいいなと思ってつけました。あとは発音ですね。かわいくもあり、“ドロ”っていう響きが、クセがあっていいなと思ったので。
―これまでに何アイテムくらい作られたのでしょうか?
数えきれないですけど、仕事も含めたら500~600点くらい作ってますかね。
仕事仲間にも大評判だという「ブラシケース」
ヘアメイクの現場で使う仕事道具なんですけど、ブラシケースです。余ったジーンズで作ったんですよ。もともとは、もらったデニムのパンツだったんですけど。すごく丈夫なんです。表面は革のスエードですね。余り布を買って、ミシンでだーっと縫って、裏は汚れるから、拭いたら汚れが取れるような素材を使って作りました。これが意外とウケがいいんですよ。仕事をするとき、道具を広げるんですけど、このケースを出すとみんなテンションあがりますし。これはもう5年か6年くらい愛用していますね。
―どの作品もすごくカラフルで明るくてかわいいですね。もともとこういった色使いが好きだったのでしょうか?
そうですね。あとは、こういう小物だからこそ、派手なことができると思ったので、必然的に明るい色を使うようになりました。
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