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タイの伝統工芸カービングで繊細で絢爛な作品作り―鬼丸信乃さん

2007年12月02日07時01分
カービングの基本(ナイフの使い方/初歩的な彫り方)
レシピを実践する前に、まずは基本的なナイフの持ち方や使い方、初歩的な彫り方を覚えましょう。

ナイフの持ち方

1. 鉛筆を持つように握り、人差し指をナイフの背の部分におく。
2. 石鹸を左手で持ち、右手の薬指を石鹸の上につけ、ナイフが右に傾くのを防ぐ。
ナイフの刃が長い、手が小さいなどの理由で指が石鹸に届かない場合は、ナイフの
根元にテープを巻き、少し前の部分を握る。


ナイフの使い方

1. まっすぐな線
左手で石鹸を持ち、ナイフが右に傾かないように気を付けながら、深さ3~4mmでナイフを手前に引き、線を描く。

2. 斜めの線(右)
左手で石鹸を持ち、1のまっすぐな線の右側3~4mmのところから斜めにナイフを入れ、手前に引きながら切る。
まっすぐな線と斜めの線の先がぴったり合うと、石鹸が浮くようにしてとれる。

3. 斜めの線(左)
石鹸を左手で持ち、時計回りに45度傾ける。
1のまっすぐな線の左側3~4mmのところから垂直にナイフを入れ、手前に引きながら切る。
まっすぐな線と斜めの線がぴったり合うと、石鹸が浮くようにしてとれる。


ジグザグの書き方

左手で持った石鹸の向きを図1~4のように変えながら、まっすぐな線で手前に引くようにしながらジグザグを書いてゆく。


ジグザグの間の削り方

※「はりねずみ」「ソープカービングのプレゼント」を作るときに


1. 鉛筆を持つようにナイフを握り、手の形はそのままで、ナイフの刃だけ右側に向ける。

2. 石鹸の手前側から斜めにナイフをいれる。(―)
この時、ナイフの先がジグザグに描いたまっすぐな線(-)につくようにする。

3. ナイフの刃を右側に向け、ナイフの先がジグザグのまっすぐな線にあたるようにしながら、ナイフを右に向かって動かしてゆく。この時に、ナイフの柄が常に手前側にあり、刃の向きが並行になるようにナイフを動かしてゆく。


すり鉢状の穴の削り方

※「ワイヤーバスケット入りミニアレンジ」を作るときに

1. 石鹸の表面に目印をつける。

2. 目印の5mmほど手前から、ナイフの刃を右側に向けて斜めにナイフを挿す。
この時にナイフの先が目印の真下に来る。

3. ナイフの深さが一定になるように薬指でナイフを支えながら、左手で石鹸を時計回りに回してゆく。
この時に、ナイフは常に手前側にある。
石鹸を1周させるとすり鉢状の穴が出来る。

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