元気になれる、パッチワーク雑貨―the teachers 冨岡映里さん
2007年12月07日17時01分偶然や必然を大事にしたい
定番人気のベルトは、何本も揃えたくなる楽しさ!
小さい頃からピアノを習っていたのですが、中学・高校でクラシックギター・マンドリンクラブに入って、クラッシックギターを習得しました。大学時代は、学校外でバンドを組んでいましたね。現在のバンドはその頃とは別のバンドなのですが、ちょうど同時期に関西から上京した女の子と一緒に、「M.A.G.O.」という名前でやっています。私はクラシックギター、もうひとりはパーカッションサンプラー担当で。
―作家のお仕事とバンド活動との両立は、いかがですか?
手芸を主な職業としているし、バンドはパワーを使うため、自分のペースを乱さない程度に活動しています。月に1回程度ライブをしているのですが、人が集まる場所に行けるのは楽しいです。音楽と手芸のお客さんでは、集まる人のタイプも全然違いますしね。でも、ペースがつかめるようになってきたのは最近です。学生の頃にやっていたバンドはすごく頑張っていたのですが、あれもこれもやっていると大変になってきて、無理をしたら結果が上手く出せないことが多いなと気づいたんです。だから音楽も手芸も、偶然や必然を大事にして、自分のペースでやっていきたいと思っています。
集めている作家ものの食器。使い勝手もよくお気に入り
―普段の制作スタイルは、どんな感じなのですか?
ラジオが大好きで、朝起きてからずっとラジオを聴きながら仕事をしています。日中に仕事をして、夜中は絶対にしません。夜は集中力がなくなるし、働きたくないので(笑)。明るいのが好きだし、その方が集中できますね。
―日々の生活でこだわっているところはありますか?
いい食器を使うことや、築地市場などでよく見かける、昔ながらの“市場かご”をエコバッグにして買い物に行くことが気に入っています。職人さんの作ったものの使いやすさ、心地よさを日常にちょっとずつ取り入れることに興味がありますね。
―これからはどういう作品を作る予定ですか?
実用性のある、小さめのペンケースとか作ってみたいです。でも、実用的なものを作りつつ、タペストリーのようなアート作品も作っていきたいですね。その両方を見せていきたいです。
(取材/赤木真弓)