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面白くて、楽しくて、驚きがいっぱいのニット雑貨―cikolata 大石さちよさん

2007年12月08日21時01分

人形を手にする人たちに笑ってもらいたい


人形たちを眺めていると、素朴な表情になごむ
―そもそもcikolataとはどういう意味なんですか?

トルコ語でチョコレートという意味です。

チョコレートのように甘くて苦いような、かわいいけどそれだけじゃない面白さやオリジナリティのあるものを作っていきたいと思っています。

―たしかに、ピーナッツやサボテンなど大石さんがモチーフとして選ぶものは、ちょっとユーモラスで風変わりなものが多いですよね。

作品を作るときに、いつも気にしているのは、これを作って面白いかどうかってことなんです。人形を手にする人たちに、笑ってもらいたいなって想いがあるんです。だから、いわゆるおもちゃ屋さんのぬいぐるみ置き場にあるような動物は、モチーフとして選ばないですね。かわいいってだけでは、意味がないと思うから。面白くて、楽しくて、びっくりされるようなものを作っていきたいんです。

―そのほかに作品を作る上でのこだわりはありますか?

お店に納品する時は、どうしても大量になるのでスタッフに制作をお願いするんですけれど、人形はなるべく自分の手で仕上げるようにしています。細かなパーツをつけたり、顔を完成させたりする作業は、全部自分でやるようにしていますね。

―では、新しくはじめられたJUBILEEでは、どういう物作りをしていく予定なのでしょうか?


アトリエの壁に貼られたデザインアイデア画
cikolataとは違う観点で、プリント生地を使って、ファッションデザイナーだった経験を活かせるようなアイテムを作っていきたいと思っています。JUBILEEでも、cikolataと同じように既存のものにこだわらずに、見たことのないようなものを作っていきたいなと思っています。

―今後は、どのようなものを作っていきたいと考えていますか?

とりあえずは展示会をたくさんやって、いろんな人たちに作品をみてもらいたいですね。この秋には、来年の春夏ものの展示を行う予定です。春夏のニットをはじめて手がける予定なので、どんなものになるか楽しみです。

あと、来年の1月には京都の恵文社でも展示をする予定です。会社員だった時と違って、今は、いろんなことに挑戦できる。その分、出会いもたくさんあるんですよね。人間関係がどんどん広がって、いろんな可能性が広がっているのが、本当に面白いです。将来的には、自分でお店をもてたらうれしい。海外でも展示をしてみたいなって思っています。

(取材/梅原加奈)


cikolata 大石さちよさんから提供いただいたハンドメイドレシピ


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