乙女心をくすぐる、ナチュラル素材のアクセサリー titti 青木あいさん
2007年12月09日04時01分出会いを大切にしていきたい
―材料はどんなところで集めているのですか?家から5分くらいのところに、糸と布の問屋さんがあって、デットストックのものが豊富にあるんです。一番買うのはそこですね。パーツは「好きだ」と思ったら、すぐ買うようにしています。あとは、山や公園で木の実や花びらを拾ったりすることが多いです。
(左)お気に入りのインテリア。アンティークショップで購入した、蝶々の形をしたランプ。 (右)そこから生まれた、蝶々シリーズのアクセサリーも。 |
―「titti」というブランド名の由来は?
3歳になる娘が、鳥のことを「ティッティ」って呼んでいたんです。「titti」も私も、鳥のように自由に羽ばたけますように……という願いを込めて、つけました。
娘もつくることが大好きなので、2人でへんなものをつくる「週末ヘンドメイド部」を結成しているんです。平日は私の制作が忙しくて、あまり構ってあげられないので、その代わりに週末、たっぷり遊びます。広場で大きな紙を広げて、手と足に絵の具をつけて、手形や足型のペイントをしたり、大きな家をつくったり、木の実を集めたり……。子どもに合わせているようですが、実は自分も楽しんでいるんです(笑)。
娘さんと「週末ヘンドメイド部」でつくった作品たち。 左側の「アクセサリーBOX」は作り方レシピもご紹介。 |
―青木さんにとって「ものづくりの楽しさ」は、どんなところにありますか?
染めものが面白いなと思っています。独学なのですが、紅茶染めからはじめて、ハーブや花を使って染めるようになりました。真っ赤な花を摘んで染めたのに、キレイなブルーに染まったりすることもあるし、何色に染まるか分からないのがとても楽しいです。
―これからの目標などはありますか?
パーツの種類があるので、びんに入れたお花のパーツをずらっと並べて、お客さんに選んでもらってつくるようなオーダー会をしてみたいです。普段はお店に置いてもらうかネット販売なので、お客さんと直接お会いして、つくってみたいですね。
(取材/赤木真弓)