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ヴィンテージパーツだけで作るアクセサリー ―伊藤奈央さん

2007年12月03日04時01分
ヴィンテージ好きが高じて、昨年自身のブランド「NAO」をスタートさせた伊藤奈央さん。シックな色合いと、布やパーツの絶妙な組み合わせがステキなアクセサリーを作っています。そんな伊藤さんのアトリエで、ヴィンテージの魅力と作品づくりへの思いを伺いました。

伊藤奈央さん/Nao Ito

1980年生まれ。ヴィンテージパーツのみを使用した、アクセサリーブランド「NAO」を2007年7月よりスタート。身に着けた人が幸せになれるようなデザインを提案している。
取り扱いショップ:GALERIE DES BAINS(原宿)、moof(下北沢)など。

ヴィンテージレースとの出会い


ヴィンテージの布やレースを組み合わせたネックレス
―作品づくりを始めたきっかけは?

もともとアンティークのものが好きなんです。昔のものって、色合わせやレースがとてもきれいですよね。たまたま古着屋さんできれいなレースを見つけたとき、「この形を生かして何か作りたい、自分で身につけたい」と思って、ネックレスを作ったのがきっかけです。それを見た友だちから「私のも作ってほしい」と言われ、作ってあげたらとても喜んでもらえて。それで活動をスタートさせました。ずっと手に職をつけたいと思っていたので、「やっと私の仕事を見つけた!」という感じでした。

―ハンドメイドは昔からよくしていたのですか?

いいえ全く。洋裁も特別に勉強してきたわけではないんです。だから私の作品は難しいことは何もしていなくて、どこの家にもあるような針と糸だけを使って作っています。ミシンも持っていないので、ハラコを使ったりもするのですが、すべて手縫いしていますね。面白いモチーフやデザイン、色合いなど、自分が好きな感じで自由に作っています。


(左)初めての作品を作るきっかけになった、美しい形のレース
(下)レースやリボン、ボタンのほか、古着のポケットや金具などもすべて作品の素材に


―アイデアの元になっているものはありますか?

作品を作るときには必ず、映画のDVDを流しています。映画は衣装のかわいさで選ぶこともありますが、国や時代も関係なく、使われている色や内容的に感情にぐっとくるもので選びます。あとは古い写真集もよく見ます。特にバレエは、コスチュームや動き、独特な世界観も好きですね。それからやっぱり、昔の服からインスピレーションを受けることが多いので、古着屋さんにはよく出かけています。

素材のいいところを生かす


作品づくりに欠かせない、お気に入りのDVD。昔の映画が多いそう
―ヴィンテージのものだけというと素材探しが難しいと思いますが、どうやって集めているんですか?

基本的に古着屋さんで探しています。古着屋さんって雰囲気のあるお店が多いので、ただ行って昔のものに触れているだけで楽しいし、作品のイメージもわきやすいです。素材として売られているレースやパーツだけでなく、ステキな布やレースを使っている古着を切って使うことも多いですね。素材を見て「エプロンに使おう」など、考えて買う場合もあるのですが、かわいいと思ったらとりあえず買うようにしています。素材をどう生かせるか、どういう風に使ったらきれいに見えるかというのは、後で考えます。

―ヴィンテージ素材の魅力ってなんだと思いますか?

やっぱり味だと思います。自分で染めたりすることもあるのですが、できれば素材そのものの風合いを生かしたいから、できるだけ手を加えたくないと思っています。だからわざと汚れたものを買うこともありますね。あんまり古い布は生地が弱くなっていたり、古い糸も色がとてもキレイなのですが、すぐに切れてしまったりするので、色合わせに使ったりします。私が作るのはアクセサリーが中心で、大きいものはエプロンやキャミソールくらい。だからそんなに大きな素材も必要ないんです。布の切れ端など、人から見たらゴミみたいなものかもしれないですね(笑)

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