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アートとしてのカリグラフィーの奥深さ―はまだふくこさん

2007年12月06日19時01分

インスピレーションの元は「ハート」


漂白剤をつけたペンで黒い紙に文字を書くと、白くブリーチされる手法
などユニークな技もとり入れて。
―はまださんの作品は文字だけでなく、アートをからめた作品が多いですね。

文字を書くだけだとちょっと味気ないときもあるので、文字を基本にいろいろなことをやっています(笑)。海外で学んだことが多く役立っているんですが。たとえば、台紙に使う紙を染めてみたり、コラージュしたり、文字の横にワンポイントとしてステンシルの技法を使ったり。

―もともと絵を描いたりするのが好きだったのですか?

いいえ。得意ではなかったですね。編み物をしたりするのは好きだったけど。でも、カリグラフィーの作品づくりでさまざまな画材で塗ったり描いたりしてみたらおもしろくて。好きになりました。

―制作にあたって、どのようなことからインスピレーションを受けるのですか?

ハートは私のインスピレーションの元。昔からハートが好きでしたが、パンチで紙を切り抜いて、素材のハートをいっぱい作っておくと作品がひらめいて。それから、アイデアの参考にしているのは料理の本。季節感とか色合いとか、料理は見た目にきれいなものが多いので、とても勉強になります。あと、お菓子のパッケージやバッグのタグ、使用ずみ切手とか、いただいたパーティの招待状も参考になるのでとっておきますね。


ハートの形をしたものを見ると集めしまう。
型抜きパンチではいろいろな紙を切り抜いて、カードづくりに利用。
―はまださんにとってカリグラフィーの魅力は?

奥の深さでしょうか。文字なんだけど文字じゃない、アートとしてのカリグラフィーはいろいろな楽しみ方ができるし、そのぶん勉強することも多いですね。それと手書きならではやさしさかな…。普段は「性格がきつい」って言われることがあるんですが、カリグラフィーをしている時は、私のやさしい面が出るようで。作品を見てくださった方から「やさしい作品ですね」ということを言われます(笑)。また、原稿書きがうまくいかないときに、手を動かして、カード作りなんかをすると気分転換になる、というのもありますね。仕事で煮つまったときに料理をすると、頭がすっきりして原稿がうまく書けたりするのと同じ。右脳と左脳を使い分けているのかも?(笑)

―作品づくりで心がけていることは?

「私は絵心がない」という人にも作れるような、小さな作品、身近な作品を心がけていますね。

カリグラフィーは「美しい書き物」という意味のギリシャ語より。
ペン先の角度や文字の傾斜は書体によって異なる。
バースデーカードや出産祝いなど、ほんのひとこと書いて贈れるカードをはじめ、ブックマーカーとか、身近に飾れるようなインテリア作品とか。使うものも市販のフォトフレームや身近にある紙を使うとか。私の生徒さんも「友達の誕生日に花にカードを添えて贈りたいから」とか「玄関に飾れるものを作りたい」という希望が多いので、レッスンでも「これなら私にもできる!」と思えるような作品づくりをしています。

―これからの目標はありますか?

最近は、布や糸、リボンに興味があるんですよ。数年前、刺繍を習ったこともあり、カリグラフィーとコラボさせて、文字を刺繍でポイントとして入れる作品を作ってみたいです。

(取材/根本厚美)


はまだふくこさんから提供いただいたハンドメイドレシピ


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