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ひとつひとつの作品に思いを込めて―reve dore サトーミチコさん

2007年11月01日06時01分

「ひとつ売れるごとに、娘をお嫁に出す母親のような気分に」

―サトーさんのオリジナルとは?

そうですね。「使ってくれる人のストーリーを考えながらつくること」でしょうか? たとえば、「ヨーロッパの蚤の市に行くのが好きな女のコに使ってほしいな」とか、「散歩好きの女のコに使ってほしいな」とか、「デートのとき、こんなポーチをバッグに潜ませている女のコがいたら、友達になりたいな」とか……。なんとなく、なんですけど。

あと、量産はできないので、一球入魂じゃないですが、ひとつひとつに思いを込めてつくっています。たくさんつくれないし、微妙に表情も違う、それがオリジナルのよさだと思います。


(左) お気に入りの雑貨や絵本に囲まれたエントランス。ひとつひとつに思い入れがある。
(中)クリスマス商品、フェルトのサンタさん。
(右)毛糸で編んだティーコゼーと、葉っぱの形のコースターでティータイム。

―いまはどんな物をつくられていますか?

最近つくっているのは、ポーチです。しかも、顔の付いたポーチ。ウサギのような、クマのような、ねずみのような架空の動物をボタンや刺繍で表現しています。

以前に神戸の甘味処「あかちゃ家」さん、「kitschen」、「GLADBERRY」でマトリョーシカのティーコゼー展をしたのですが、ひとつひとつ女の子の顔や洋服のデザインが違うマトリョーシカのアップリケと刺繍をするのがすごく楽しかったんですよ。それぞれのお店の雰囲気に合わせた“マトちゃん”を作りました。和風だったり、フレンチっぽかったり、アメリカンだったり……。それぞれに合った名前も付けたりして(笑)。ひとつ売れるごとに、娘をお嫁に出す母親のような気分になって……(苦笑)。大切に使ってほしいな、と思いながらつくったのを思い出します。そんな“マトちゃん”たちは、もうわたしのオリジナルキャラクター。かわいくて、ちょっぴりノスタルジックで愛嬌があって。架空のうさくま、うさねずみのポーチもそんな感じです。

不思議なかわいらしさの新作ポーチと、
マトリョーリカのティーコゼー。

―思わずにんまり笑ってしまうキュートさですね。アトリエには毎日?

ほぼ毎日かな~。だいたいお昼くらいから暗くなるまでいますね。日が暮れたらおしまい。また明日! って感じ(笑)。

―そのマイペースさが、作品にも表現されているのですね。今後の作品展のご予定は?

12月中旬に神戸の雑貨屋さん「キッチュン」で、布をつかった作品展をします。

―楽しみにしています。

(取材/いなだ みほ)


【お知らせ】
「あたたかい×カンケイ」 開催

日時:2008年12月10日~24日
神戸・三ノ宮の「kitschen」で開催されます。
寒い寒い冬を足もとから暖かに……。ルームシューズ、手編みのソックス、ひざかけなどの展覧会です。

詳しくはkitschenのホームページで >>

reve dore サトーミチコさんから提供いただいたハンドメイドレシピ


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