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エキサイトブロガーハンドメイド作家特集 Vol.28

2009年11月01日04時01分

♯3 インテリアに溶け込むカルトナージュ作品が、日々の暮らしに潤いを与えてくれる―「今日も元気で♪♪」のkisshi-mamaさん


機能的なデザインに、刺しゅうやタッセル、巻き玉をプラスして自分らしさを楽しむ、kisshi-mamaさんの登場です!

kisshi-mamaさん
Atelier Papier75(アトリエパピエ75)認定講師。10年前カルトナージュに出会い、育児が一段落した2005年1月から本格的にカルトナージュをはじめる。2007年2月講師育成コース終了。現在研究科に在籍。2008年9月から『東急セミナ―BE渋谷校』にてカルトナージュ講師を務める傍ら、2009年2月に『Atelier Bonheur』を立ち上げ、カルトナージュ制作に取り組む。

「今日も元気で♪♪」



増え続ける材料を一か所にまとめた棚。上から製本クロ
ス、2段目はスキバルテクスなど、3段目はカートン、ケ
ント紙。下段はカルトナージュの道具やレッスンキット。
――手作りをはじめたきっかけは?

母の影響が一番大きいですね。母が洋裁のアトリエを持っているので、幼少の時から洋服は母の手作りで今でも時々作ってもらっています。
子どもの頃、一緒に生地を選び、デザインを描いて作ってもらうのがうれしかったですね。
高校生の頃から手提げバッグなど、簡単な小物類を作りはじめ、結婚・出産を機に、母に教わりながら娘たちの簡単な服を作ったりするようになりました。
母の後は継ぎませんでしたが、布を扱う点では共通していますね。

――得意な分野は?またその分野に興味をもったきっかけは?

やはりカルトナージュですね。
10年前、友人宅で1冊のカルトナージュの本と作品を見た時に何か惹かれるものを感じました。当時、幼稚園に通っていた娘の卒園アルバムを作る委員をしていた私は、製本を習っていた友人のお宅にお邪魔したのです。そのとき、「布でアルバムも作れるのよ」と友人が作った布箱やリボントレーを見せてもらいました。私も作ってみたくなり、半年後にはその友人にリボントレーを教えてもらいました。その時に習ったリボントレーは今でも活躍中です。

それから、レッスンに通いはじめ、作品を作るたびにカルトナージュの楽しさにはまっていきました。



(左)「木珠にリボンを巻いて蓋のつまみを付けました」
(中)「カルトナージュで球体を表現したく作ってみました」。綿を入れふっくら感を演出。
(右)持ち運べるバッグタイプのジャーナルラック。カルトナージュをはじめた頃からのお気に入りのイギリスファブリックで。



今年6月のAtelier Papier75の作品展に出展した作品。「絵柄に同色
の刺しゅう糸で刺しゅうをし、立体感を出しています」。開くと手仕事の
ための道具入れに。

――カルトナージュの魅力&自分らしい作品作りのポイントは?

作りたいサイズ、インテリアに合わせて作れるところでしょうか。簡単な作品であれば数時間もあればでき上がるのがうれしいですね。同じ形でも使う布によって作品の印象が変わるのも魅力です。

自分らしい作品作りという点では、刺しゅうやタッセル、巻玉を取り入れ、作品のアクセントになるようにしています。
また、布の柄や模様などを最大限に引き出せるようにしながら、内張りの布とのバランスにも気をつけています。

作品作りで共通しているのは、機能的でありながら使い勝手の良いものが大前提にあります。その上で、使うシーンに合わせシンプルに仕上げる作品もあれば、デザインを重視した作品もあります。日々の生活の中に潤いを与えられる作品作りを心がけています。
少しでも妥協すると使いたくなくなってしまうので、妥協せずに気に入ったものを作ること、そして、常にていねいに作ることも大切にしています。

――他の分野で挑戦してみたいものは?

子どもの頃にピアノを習っていたのですが、毎回レッスンの終わりに和音の聴音の聞き取りがあり、それがイヤでイヤでやめてしまいました。弾きたい曲の難易度が高いので、もう少し時間ができたらまた習いに行きたいですね。

ハンドメイドという点では、カルトナージュの教室に通いはじめたと同時期に陶絵付けにも興味があり、教室の案内を取り寄せていました。結局カルトナージュの世界にどっぷりはまっていったので、陶絵付けの教室には通わず現在に至っています。機会があればぜひトライしてみたいですね。

――これから作ろうとしているもの、また今後の展開を教えてください。

作品作りのアクセントに刺しゅうを完成させているので、これを使い、カルトナージュで使う金具類を仕舞っておく箱を作る予定でいます。あとは今までノートに書きとめているものを一つ一つ形にしていこうと思います。
今までノートに書き留めているデザイン画、たとえば、新聞の収納箱やキャンディボックス、リモコンラック、CDBOX、トランク型などの箱のイメージデザイン画を一点一点、作品として仕上げていけたらいいなと思います。

今後の展開は10月末に『東急BEセミナ―渋谷校』にて「アトリエFil」の先生方と初の刺しゅうとカルトナージュのコラボレッスンを開催します。10月23日に刺しゅうのレッスンを行いましたが、10月30日にはカルトナージュのレッスン、両日参加で作品完成となります。
また、12月には友人からの依頼でクリスマスカルトナージュ1Dayレッスンを開催します。





今回のご紹介は以上になります。次回もお楽しみに!

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