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使えて、飾れて、かわいい! Zooz のフェルト動物たち

2010年12月01日20時01分

フェルトにいろんな素材をプラスしながら作れたら


作る前には必ずスケッチ。月光荘の8B鉛筆を愛用。
―そうやって繰り返し試作していくと、けっこう時間がかかると思うのですが、一日でどれくらい作れるんですか?

メガネケースとかは一日ひとつですね。ニードルで作る鳥のモビールの場合、何羽かは作れるんですけど。ウェットフェルトの場合、水に濡らして作るので、一日で仕上げないと縮んだりしてしまうんです。なので、だいたい一日で仕上げるようにはしてますが。

―そうでした。水を使うんですよね。

はい。料理用のバットや、大きいものを作るときはお風呂のフタを使ったりしています。ウェットフェルトは体力勝負の手芸なんですよ。毛をからませて縮ませていくんですが、最後の最後に、ここというところまで縮めないとうまく仕上がらないので。最後はもう本当に「うりゃーっ!」て叫びながら、やってます(笑)。

―作品を見るとそういう感じがしないのに!(笑) 仕上がりの感覚は手で覚えているんですか?

そうですね。先生が作ったものを触らせてもらったりして、ここだという感触を覚えました。


昨年11月に織り物作家「elaa vapaa」さんと行った作品展の様子。

―Zoozさんのワークショップの様子はブログで拝見しましたが、鳥のストラップは、参加した人が作るもの、それぞれ表情が違うので、見ていて楽しいですね。

そうなんですよ。色の組み合わせも自分では考えられないようなものもあるし、目の大きさも違うし。ワークショップはすごく楽しかったですね。まだ2回しかできていなくて、これからもやりたいと思っていたところで、こんどまた福岡に帰ることになってしまったのですが……。福岡でもやっていきたいですね。

それと、私自身、いまだにワークショップに参加するのが好きなんです。革や樹脂などのワークショップに行ったり、織物も習いに行きました。これからはフェルトにそういう、いろんな素材をプラスしながら、作れたらいいなと思っているんです。フェルトは木や皮、織り物とも相性がいいと思うので。


ウェットフェルトの小物づくりには料理用バットを使用。
ほかにもペットボトルのジョウロ、巻きすや丸棒など
身の回りのものを使って気軽に始められる。
―他の素材との組み合わせは意外となさそうですし、もっと面白いものができそうですね。やまもとさんが作品を作るときにインスピレーションを受けるものは何ですか?

やっぱり動物モチーフです。動物自体もそうですけど、雑貨屋さんに行くと、いろんな動物モチーフのものがあるので、つい見てしまいます。一番感動したのが、ウォルター・ボッセさんという作家が作った、ハリネズミが入れ子になっているような作品。それぞれのハリネズミはひとつひとつ灰皿として使えるんです。そういう“使える動物グッズ”が作りたいなと思いますね。

―たしかに、やまもとさんの作品は実用的なものが多いですよね。ちなみにお気に入りの動物は何ですか?

フォルム好きなので、カバのポッテリしたかたちもたまらないですし、キリンもなんであんなに首が長いんだろうって気になりますねぇ。キリンの長さを活かしてなにかできないかなとか、ずっと考えています。ひと動物で、ひとアイテム作るのが目標かもしれません。

―実現したらすごそうですね!

本当に動物園みたいにしたいんですよね。キリンの首をどうするかとか。亀とかも甲羅がはずれて小物が入れられたらいいなとか。クマとかパンダとか、うさぎもなにか作りたいですよね。きりがないです(笑)。

―動物園のように、いっぱい並んでいるところをみたいです。先日の展示会では織り物作家さんとも、すごくいいコラボでしたね。

一緒にやった織り物作家の「elaa vapaa」さんは、手創り市で会って意気投合したんです。今年11月にはまた一緒に展示をするので、そのときはまた東京に来たいと思います!

―それはぜひ! 新たな作品も楽しみにしています。

(取材/田辺香)



Zooz やまもとゆかりさんから提供いただいたハンドメイドレシピ


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