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生活にプラスしたい、Atelier+Sのシンプルなかばん

2008年12月06日18時01分

洋服に合わせやすく、インテリアの一部にもなるようなものを


遊び心のあるデザインの巾着や鍋つかみ、ブックカバーも定番人気。
―裏生地がついているので、すごくしっかりしていますよね。ではバッグのつくりかたは?

まずベースの生地を決め、そこから縦長にするか横長にするかなど、どういう形にするのか決めてから、布を合わせていきます。全部にコラージュとステッチを入れて、そこからマチの深さなどバランスを決めます。そうすると持ち手なしの状態ができるので、持ち手は仮留めして、自分で持ってみてから作ります。バッグは自分でも使っていて、持ちやすくて軽いものがいいなと思って作っていますね。最近、お店の方からのリクエストで、バンブーの持ち手のものも作ってみました。

―ひとつ作るのにどのくらいかかるのですか?

行き詰まると何日もかかることもあるのですが、必死に作っても2日はかかりますね。だいたい2日から4日はかかります。もっと大きいものだとそれ以上かかってしまいます。

―作品づくりで心がけていることは?

やりすぎてしまうとオブジェとしてはいいかもしれないけど、普段持つには服に合わせにくくなってしまうと思うんです。だから洋服にも合わせやすく、部屋にちょっと置くと雰囲気が出せる、お部屋のインテリアの一部になるようなものを作ることは心がけて作っています。それからあまりラブリーなのは好きではないので、甘すぎないようにすることですね。


お子さんのプレゼントにもらった絵本。コラージュのような画風がお気に入り。
―図案のアイデアはどういうところから?

意外と、子どもの絵本を見ていて、「この色の組み合わせいいかも」と思うことも多いです。すごく色づかいがきれいなので、そこからインスピレーションがふくらむことも結構ありますね。デザインに煮詰まると、本や画集を見て、ヒントを得ています。

―ものづくり以外に好きなことは?

雑貨屋巡りや絵を見ることです。食器も好きですね。あとは古道具屋さんの白と黒の感じがたまらなく好きで、ときどき古道具屋さんのような雰囲気のバッグを作ってみようって思うときもあります。空気感が伝わってくるようなお店に出かけるのが好きですね。

―子育てをしながらの作品づくりは大変だと思いますが、どんなときに作るのですか?

朝1~2時間作って、その後に子どもと公園や児童館に行って、お昼ごはんを食べて、昼寝をさせているときに作ったり、夜は子どもが寝てから作ったりしています。子育て以外の時間をほとんど制作に当てていますね。


お子さんの大好きな、ウルトラマンと電車をコラージュしたバッグ。
―お子さんはお母さんの作品に興味を持っていますか?

男の子2人なのですが、子どもからはよくバッグを作ってくれって言われますね。ウルトラマンが好きなので、誕生日にウルトラマンのステッチを入れたバッグを作ってプレゼントしました。気に入って、いつも持ってくれています(笑)。

―今後の活動予定や、作ってみたいものはありますか?

やはり今後も今のペースで、かばんをメインに作っていきたいです。今は難しいのですが、もう少し子どもの手が離れたら、「てづくり市」などのイベントにも参加したいと思います。

(取材/赤木真弓)

Atelier+Sさんから提供いただいたハンドメイドレシピ


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